フィルムディレクター伊藤亘平さんの特別授業をレポート【バンタンデザイン研究所大阪校】

授業/特別講師/講演会
大阪校
映像学部

 

こんにちは!バンタンデザイン研究所大阪校です!

 

今回はフィルムディレクターとして活躍されている伊藤亘平さんを講師に迎え、

映像制作における特別講義を行っていただきました。

 

 

 

 

映像制作のプロセスをたどりながら、ムードボードや企画書の作り方、

撮影に関わる職種の役割に至るまで、丁寧に説明されていた伊藤講師。

メンバーの皆さんとのやりとりも交えながら、わかりやすく解説してくださいました。

 

1時間目はプリプロダクション(映像制作の準備段階)に関わる業務について。

MVにも映画にもクライアントが存在。

そのクライアントが「どんな映像がほしいのか」

「どんなメッセージを伝えたいのか」

ヒアリングの大切さをお話しされました。

 

 

 

 

一方で、ヒアリングには正解がないというお話も。

「ヒアリングは実践で学ぶことが大切です。

トライアンドエラーをしながら。ヒアリングには正解がないので」

 

次にムードボードの作成について。

ムードボードとは、画像やロゴなどのデザインを使い、

コンセプトやアイデアを視覚的に表現するプレゼンテーション。

 

 

 

 

「ムードボード=提案書でもあります。素材はネットから拾ってくる画像でOK

あくまでイメージを伝えるためのものだから。映画やYouTubeのスクショでも良いです」

 

 

実際に活用されているサイトを紹介しつつ、

「僕は英語を使って説明することが多いです。情報ソースの数、

深度は英語の方が多いから。英語で検索する癖は大切です」

 

 

 

 

休憩を挟み、2時間目からはイメージの落とし込み方や、撮影時の役割を説明。

授業の冒頭では、伊藤講師からこんな質問がありました。

 

MVを作りたいと思ったとき、どういう作り方をするのが気持ちいい?」

 

“アーティストに曲を作った経緯を聞いて作りたい”

“クライアントの意向が入るカタチで。自分のイメージも浮かんだら混ぜたい”

 

そんな声が上がる中、「作品には自分のビジョンも反映しないといけない。

なぜなら、自らの作家性、色味などを気に入って選んでくれているから」

 

 

「お伺いを立てるのも大事ですが、

自分の世界観を反映することも大切にしてください」

 

 

 

 

 

それから自身のインスピレーションを育てるためのリファレンスや、どう培っていくのかを説明。

 

 

「動画の下に記載されている

監督や美術監督などの名前を見て、自分が好きな人を見つけてください」

 

するとメンバーから、“監督や映像監督など色々あるが、

職種の違いって何ですか?”という質問が。

 

 

そこで職種の違いを説明するために、質問者を監督、

伊藤講師を映像監督に見立ててロールプレイングがはじまりました。

 

 

たとえば、MVを撮る場合、どんな世界観でいくかをすり合わせるなら

 

 

―監督:海沿いで白っぽい感じで撮りたい。

―映像監督:早朝の方が世界観に近い?

 

―監督:バンドメンバーを出したい。

―映像監督:3人だけなので、このサイズのレンズで撮った方がイメージに近い?

 

「たとえば、こんな感じで映像を専門とした監督が映像監督です」

他にも撮影監督や美術監督、

カラーリストなどさまざまな職種について理解を深めることができました。

 

 

 

 

 

この時間の最後は、企画書の作り方について。

 

実際に伊藤講師が手がけたMVの企画書を使い、構成やコンセプト、

ロケーション、プロットなど、言葉の意味を説明しながら、

ポイントも交えて教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

イメージの視覚化に留まらず、

「どういうバイブスで作品を作っているのか」

「映像を通じて何を伝えたいのか、何を感じてほしいのか」

自分の言葉で伝えることも大切だとわかった今回の授業。

 

映像制作の極意をインプットした後は、いよいよ実践です。

実際にフィールドへ出かけて撮影し、ムードボードの制作に挑みます。

 

どんな作品が出来上がるか楽しみですね!

伊藤先生、ありがとうございました!

 

※メンバー:バンタンの在校生のこと

 

 

 

シェアする