22.09.12 23.03.25 更新

<産学協同プロジェクト>Onitsuka Tiger様に、在校生チームがプレゼンテーション!スチール&ムービーの受賞作品が決定!【バンタンデザイン研究所】

授業/特別講師/講演会
東京校

 

<産学協同プロジェクト>

Onitsuka Tiger様に、

在校生チームがプレゼンテーション

スチール&ムービーの受賞作品が決定!

 

 

2022年6月18日に、Onitsuka Tiger様へのプレゼンテーションを行いました。

 

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本企画は、企業様と行う「産学協同プロジェクト」であり、バンタンデザイン研究所の学部・専攻の枠をこえてチーム編成し、クリエイティブ作品を制作する「セッションワーク」です。

スチールを提案した8チーム、ムービーを提案した4チームと、計12チームがエントリー。

 

また、プレゼンテーションにはOnitsuka Tigerより庄田様、村岡様を迎えし、プロフェッショナル講師も同席。作品へのフィードバックを行います。

ムービー提案チームのプレゼンテーションを、レポートします!

 

 

<チーム1>

 

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「テーマは『若者が、Onitsuka Tigerを身に着けることで、幸せな気分になれる』です」

男子大学生、スケボーをする男性、マラソン選手、ドラァグクイーン、双子の女性が登場。

「主人公は男子大学生で、全身Onitsuka Tigerのアパレルでコーディネートを組んでいます。最初はダウンヘアが、後半には垢ぬけてアップスタイルにチェンジ。また、他の登場人物にも、虎柄の『SERRANO』など、Onitsuka Tiger様を象徴するアイテムを着用しています」と説明。

 

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サウンドは4つ打ちのダンスミュージックをベースに、信号機の音や、街の雑音をミックスしました。

 

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Onitsuka Tiger 庄田様「映像の最初と最後で、あまり変化がないようにも見えます」

フォトグラファー山口侑紀講師は「登場人物と他のキャラクターの絡みも少なく、やりたいことが分かりにくい印象です。もっとシンプルに表現して。ファーストカットで、ブランドロゴが表示されていないのでロゴをのせてください」とコメント。

 

 

<チーム2>

 

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「今回の制作目的は、Onitsuka Tiger様が抱えるお悩みに焦点を当て、プロモーションビデオを通じて、消費者に効果的かつ新しいブランドイメージを提示することです。店舗スタッフにアンケートを実施したところ、女性客の広がりに可能性があるという点が見えてきました。そこで、私たちが導き出したテーマは『親和性』です。コンセプトは『Onitsuka Tigerは年齢や性別に囚われない』です」

 

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祖母と女子学生の孫が、自宅のウォークインクローゼットでファッションショーを開催するストーリーをテンポ良く表現。コーディネートとヘアメイクは、「アクティブ」「ドレッシー」「アバンギャルド」の3テーマに基づいて表現しています。

オニツカタイガーカンパニー プロダクト グローバルヘッド村岡 秀俊様(以下、村岡様)

 

 

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「アプローチも良く、クリエイティブもいいです。気になったのは、課題に対して、女性への『親和性』があるといい、と導き出した理由は何でしょうか?」

在校生「親和性というよりも、親しみやすさと言ったほうが正確だったかもしれません」

 

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村岡様「なるほど。また、おばあちゃんと孫で、同じアイテムを着させて違う着こなしを見せる、という提案も面白かったのではないでしょうか?」

在校生「できる限りたくさんのアイテムを見せたい、という意図でこのようにしました」と一つひとつの疑問点に対して、自信を持って理由を伝えていきました。

 

 

 

<チーム3>

 

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「チーム3は、『女子高生が広げていくブランドになること』を目的に、ムービーを制作しました。映像では、カラフルなコラージュや自撮りを取り入れて、女子高生にも共感を持って見てもらえるようにしました」

 

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ヘアメイクとスタイリングには、トレンドのY2Kを取り入れ、ティーンが好むテイストに。

 

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フォトグラファー山口講師は「非常にいいムービーでした。今、37秒あると思うので、スピーディにカットが切り替わるようにすると、より見てもらえるようになるのでは?」と提案。

「資料で、商品名を省略して記載している箇所があります。他のチームにも言えることですが、企業様へのプレゼンなので細かな表記にも気を配ってください」とスタイリストTEPPEI講師。

 

 

<チーム4>

 

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「チーム4は、『ある日の若者の1日』を軽快に表現しています。若者を選んだのは、いちばん拡散力があると考えたからです。ポップなテイストで、一目で気になるような映像にしています」

男性モデルを3名、女性モデルを1名起用し、カラーメイクでプレイフルな雰囲気に。

 

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Onitsuka Tiger村岡様「モデルは、なぜ4名必要だったのでしょうか?」

在校生「男性は、雰囲気が違う3名を選びました。また、そのうち1名は女子高生を選び、訴求したいターゲットを登場させています」

Onitsuka Tiger庄田様「ブランドのどの部分を認知させたい、と思ったのでしょうか?」

在校生「幅広い着こなしを提案することで、親近感を覚えてもらおうと考えました」と、意図を説明します。約30分の審査を経て、結果が発表されました。評価されたのは……

 

 

<スチール入賞>

チーム8、チーム6

<ムービー入賞>

チーム3、チーム4

<総合優勝>

チーム3

<Onitsuka Tiger特別賞>

チーム2

 

となりました!受賞された皆さん、おめでとうございます。

 

 

チーム2・映像クリエイターコース2年角口さんは、産学協同プロジェクトを振り返り……

「メンバーそれぞれの表現を一本化するまでが大変でした。ただ、方向性が決まってからはスムーズでした。学生という立場で、企業様からお仕事をいただけることはまずありません。Onitsuka Tiger様という世界的に人気なファッションブランドの作品を制作できて、とても良かったですし大きな功績になりました」と話します。

 

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在校中から、プロフェッショナルとして業界デビューを果たす「産学協同プロジェクト」。チーム制作ならではの大変さを乗り越え、作品を評価していただける喜びも感じられたようです!

 

 

 

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