21.12.12 23.03.25 更新

VANTAN CUTTING EDGE 2021レポート!VISUAL DESIGN EXHIBITION @ラフォーレ原宿6F・BE AT STUDIO HARAJUKU【バンタンデザイン研究所】

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東京校

国内最大級の複合型デビューイベント「VANTAN CUTTING EDGE 2021」。

 

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「VISUAL DESIGN EXHIBITION」は、11/23~11/28にかけて、

ラフォーレ原宿6F「BE AT STUDIO HARAJUKU」で開催されました。

オンラインとリアルの双方向でコンテンツを発信するコミュニティスペースでのグループ展は、

これからデビューを試みるメンバーとの親和性も抜群!

 

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今回は「Happy Accident」をテーマに、

デザイン&イラスト、WSグラフィク、WSフォト、映像クリエイターの4コースのメンバーが参加しています。

 

さっそく、注目作品をチェック!

 

 

 

<WSグラフィックデザイン本科 伊藤 凛さん>

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コラージュで作った『Sleepy』、『うし』など、カラフルな作品を発表した伊藤さん。

また、メデュームと呼ばれる溶剤を使ったジュエリーのような『Gladiolus』にも目を奪われます。

 

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「『DOKI』(写真左)は、村田沙耶香さんの著書『コンビニ人間』の装丁をイメージしたコラージュです。

縄文土器が泣いている様子を表現しました。

作品の中に『縄文時代から変わらない生きづらさ』という一文があり、そこから発想しています。

これは特に気に入っていて、自分の部屋にも飾っていました」と、説明します。

将来については「ジャンルを限定せず、さまざまな作品を作りたいです。

ショッピングモールの広告から、アーティストのジャケットデザインまで手掛けたいです」と話します。

 

 

 

<WSグラフィックデザイン本科 山中 創介さん>

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「全体テーマの『Happy Accident』から、天使が捨てたゴミを、

主人公のYASUBIが拾うという日常を描きました。心が温まるようなストーリーです」

イラストボードと、After Effectsを使ったアニメーションを展示しました。

「キャラクターを描くのが好きなので、イラストレーターになりたいです。

雑誌の挿絵や、MVのアニメーションにも興味があります」と意欲を見せます。

 

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<WSグラフィックデザイン本科 戸室 萌さん>

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コンセプトが異なる「デザイン×A」と、「かばんのなか見」のふたつの作品を展示した戸室さん。

「上段は、日常にあるデザインにプラスαを組み合わせることで、まったく新しいデザインを提案しました。

下段の『かばんのなか見』は飛び出す絵本になっていて、共感してもらいやすい作品です」と説明。

 

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<グラフィックデザイン&イラストレーション本科 山田 向日葵さん>

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山田さんは、『()()や』と題された作品を発表。

ibisPaintで描いた、日本一大きい蛾といわれる「ヨナグニサン」や、

蝶の一種「ナミアゲハ」などを女性に見立てたイラストレーションを展示しました。

「気持ち悪いと思われがちな蝶や蛾を擬人化した作品です。

実物にも興味を持ってもらうキッカケになれば嬉しいです」と話します。

 

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<映像クリエイター本科 鈴木 ラファエルさん>

短編映画『Bastardo』の企画を展示。物語は、青年ブルーノの18歳の誕生日から始まります。

1990年代、ブラジルから日本に出稼ぎにきたブラジル人の父と、日本人の母親をルーツに持つブルーノ。

車の修理屋で働いていますが、修理店オーナー黒岩の仕向けで、友人たちが麻薬密売に手を染めていきます。

 

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監督であり、脚本も書き上げた鈴木さんは「クライムドラマですが、犯罪を格好よくするつもりは全くありません。

伝えたいのは、文化の違いと、置かれた環境で『自分は一体何者なのか』という葛藤する主人公の内面や、

置かれた環境でどのように生き残っていくのか、というメッセージです」と話します。

スタッフも、ブラジル、中国、韓国、スイス、日本とさまざまなバックグラウンドを持ちます。

 

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「撮影はこれからです。キャストの手配、撮影場所の許可取りなどすべて行ったので大変でした。

完成したら、国内外のさまざまな映画祭に応募する予定です」と意気込みます。

バンタンデザイン研究所で学んで、良かったことを聞くと……

「デザイナーなど、さまざまな業界の人に出合えて感謝しています。

講師もプロの方なので、ネットでは見つからない情報や経験値をシェアしてくださりとても勉強になりました」。

 

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<WSフォトグラフィ専攻本科 岡崎 凌大さん>

「『Happy Accident』というテーマから、この世界は、自然と偶発とで成り立っていると考えました。

写真というと、一般的には壁に飾ってあり触れられませんが、遊べるコンテンツになればと思い、アクリルボードに写真をUVプリントしました。

ゲスト自ら、ボードを自由に入れかえていただき、偶発的な色合いや重なりを楽しんでいただけたらと思います」と、

落ち着いた様子で語りかける岡崎さん。

 

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アクリルボードを、ハンドメイドの暗室の中へ入れると……。

 

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岡崎さん自身も、色の重なりや偶発的に生まれる出会いを楽しんでいる様子でした。

 

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他に、WSグラフィックデザイン本科 村岡花帆さんの「食べられるまで」、「47都道府県農産物めぐり」、

 

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WSグラフィックデザイン基礎科 根本夏央子さんの「The Clumsies」など、幅広いテイストの作品が展示されました。

 

 

会場には、審査員の姿もありました。

株式会社エンライトメント代表 アーティスト ヒロ杉山様、

株式会社SAMURAI アートディレクター/デザイナー 安川宏輝様、

DWS/THE MILLENNIUM PARADE/PERIMETRON所属 アートディレクターグラフィック&プロップスデザイナー 森洸大様が、

各ブースを巡り、メンバーから直接プレゼンテーションを受けました。

 

 

本イベントでは審査員が、ビジネス、クリエイティブ、コミュニケーションの3軸から審査を行いました。

 

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後日、発表された審査結果は次の通り!

<VISUAL DESIGN EXHIBITION  AWARD>

3位  映像クリエイター本科 鈴木 ラファエルさん

2位  WSグラフィックデザイン本科 村岡花帆

1位 WSフォトグラフィ本科 岡崎 凌大さん

 

受賞された皆さん、おめでとうございます。

 

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<GRAND PRIX作品: WSフォトグラフィ専攻本科 岡崎 凌大さん「Hello」>

 

学生生活の締めくくりとなるグループ展であり、またデビューのチャンスでもある「VANTAN CUTTING EDGE 2021」。

さまざまな来場者との出会いや、プロフェッショナル審査員からのフィードバックを糧に、これからのクリエイター人生を歩んでいってください!

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