21.04.27 23.03.24 更新

若い感性が訴えるSDGsの普及啓発映像9本のお披露目会に有識者から「完成度が高い」

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東京校

こんにちは!

バンタンデザイン研究所です!

 

2021年3月30日、オンラインにてバンタンデザイン研究所の生徒が企画・作成した映像作品のお披露目会が行われました。

(同日開催された「大阪府SDGs有識者会議」にて動画を披露)

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SDGsを大阪府内に広く普及させるための動画を大阪府からの依頼で作成

この映像は、「SDGs先進都市大阪」の実現を目指し、SDGs(国連が定める持続可能な開発目標)の普及啓発を目的として、

大阪府とバンタンデザイン研究所(大阪校・東京校)が連携し、生徒たちが企画・制作したものです。

 

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2020年10月から始まったこのプロジェクトでは、生徒が各自で企画を練り、1か月後にコンペが開催されました。

28名の生徒がエントリーしたコンペの中から企画を選考し、東京校・大阪校の各校で行われた特別授業と大阪府とのオンラインミーティングを経て、

9つの作品が完成しました。

 

 

10秒に満たない動画に訴えを盛り込む

 

動画は生徒たちそれぞれが感じた問題意識をベースに、17あるSDGsの世界目標のうち、どの項目をゴールにするのかを選択した上で、

約3か月かけて作成されました。

 

 

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最初に、映像を作成した生徒から、意図や目指したゴールについての説明があり、作品を視聴します。

5秒から10秒の短い映像には、生徒たちの視点から見た「問題」や訴えたいことが存分に盛り込まれていました。

 

SDGsの17の目標から特定のものに焦点を当てて作成した作品もあれば、全ての目標を意識して作られた作品もあり、ゴールはさまざまです。

さらに、手描きのイラストやカートゥーンのようなアニメーション、ピクトグラムを使ったものもあれば、俳優が登場する実写映像やフォトコラージュなど、

工夫を凝らした作品が次々に紹介されました。

 

 

「どこに出しても十分通用する」

全ての映像の視聴後、参加された有識者の方々から画面越しに称賛のコメントが寄せられました。

 

「どれも完成度が高く、極めて短い時間で強いメッセージ性を打ち出していることに強く感動し、

学ばせてもらいました。どの作品もどこに出しても十分通用すると思います」

 

「内容がやさしく共感を覚えるように表現しており、メッセージもすばらしい。見る側の心に訴えかけます」

「音声がない映像のみの作品でも伝わってきました」

 

高く評価する声が多く寄せられる中、「10秒に満たない短時間で表現するのは、難しいかもしれませんが」と前置きした上で、

「SDGsの目標は、他の目標にも展開していきます。他の目標へのつながりを押さえると、よりメッセージ性が出るかもしれません」

という貴重なアドバイスもいただきました。

 

 

かけがえなのない体験は、これからの糧に

今回の企画に参加した生徒たちの多くは、これからも映像制作に携わっていきます。短期間でテーマに沿った作品を作り、

発表する機会を持てたことは、かけがえのない貴重な体験になりました。いただいたアドバイスや今回学んだたくさんのことは、これからの作品作りの貴重な糧となるでしょう。

 

 

動画は大阪府のウェブサイトやSNSで公開されるほか、SDGsの講演やイベント会場でも上映される予定です。皆さんもぜひチェックしてみてください。

 

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