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2015.11.09東京
ファッションデザイン学科1年生の第3タームのプロジェクトプレゼンが行われました。
今回のプロジェクトのテーマは 「Shape & Material」。
生地素材を工夫して、オリジナルのコーディネートを作り上げていきます。
生地にボーンを入れることにより、平面を立体に変化させ、自分でも思いもよらない形のデザインに昇華させるというプロジェクトです。
ボーンの素材は何でも可。
柔軟な発想でいろいろなものを素材として使用していました。
その中でも 特におもしろかったものをご紹介します。
益田 雛さんは 「泡だてネット」をボーンとして使用しました。
スカート部分にふんだんに泡だてネットが使っています。
スカートのギャザー作りが楽しかったそう。
トップス部分はなんと、滑り止めマットを使用しています。滑らないから縫いにくかったそう。
フロントやサイド部分に施している糸は 泡立てネットを解体して糸状にしています。
ハンドステッチを頑張りました!
天池 可奈さんのテーマは 「インドア少女、町へ出かける」
元々天池さん自身もインドアタイプで布団が大好きだそう。
自分よりはるかにインドアな子がいたら、布団を身に纏うのではないか。
でも布団そのままを纏うわけにはいかないので、代わりに大きなパーカーを纏って町に出かけます。
作品のシルエットがとても独特。
今回一番こだわり苦労したのがこの形作り。
一週間前に全部形を作り直したこだわり具合です。
靴もリメイクで作っています。
そして、山田 真弥さんのテーマは 「変化」。
クリアファイルを使用して形を出しています。
リブを伸ばしながら縫い付け、クリアファイルを2種類の使い方で洋服に表情をつけていきました。
裏にクリアファイルを縫い付け、ボーダー模様のようなものを表現したり、コサージュを作りました。
伸びやすい生地だったので、ウェストの部分を合わせるのに苦戦したそう。
今回のタームプロジェクトの結果は、
1位、山田さん 2位が同点で天池さん、益田さんでした。
他の皆も いろいろな素材で試していました。
※ストローを数百本使用しています。
※お花を詰めたり、綿を詰めたり、、、
審査員のBALMUNGデザイナーhachiさん、tiitデザイナー岩田さんからは、
「もっと人が着ることを意識して制作できたら良くなる。人間をどういう雰囲気にもっていきたいかともっと考えてみよう」というアドバイスを頂いておりました。
皆さんお疲れさまでした。
次は1年次最後の修了制作に向けて頑張りましょう!