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- 【授業レポート!】卒業修了制作展のオープニングムービ ...
2018.01.26東京
ファッションデザイン学科2年生は2月24日の卒業修了展に向けて、制作の真っ只中です。
ファッションショーを行う上で、洋服作りだけでなく、ショーの構成やモデルの手配、使用する音楽を決めたり、ショーで流す映像の準備等々やるべきことが盛りだくさんです。
ファッションショーのオープニングで流すイメージ映像は、今回 映画・映像学部のバンタン生に作ってもらうのですが、
今回はそのムービー作りの一環で生地の染色工場に行ってきました。
今回のファッションデザイン科のショーの1つで 「日本の伝統技術を使って洋服を生み出す」という内容のショーがあります。
日本から昔から伝わる高い技術が現在どんどん廃れつつあります。
職人の不足、機械化、洋服の価格低下に伴う技術の導入難、技術のアウトプット不足による売り上げ低迷 等さまざまな理由によりどんどん減りつつあります。
日本で誇れる素晴らしい技術がこのままなくなっていくのは悲しい。
「若い人の持つパワー、デザインの力で 少しでも業界が元気になれば」 という想いで今回のショーを作り上げています。
今回お世話になった工場さんは 「川合染工場」さん。
江戸時代から続く「東炊き(あずまだき)」という染色法で有名な工場です。あたたかみのある生地が特徴的です。
今回の卒業制作でも生地を使わせて頂いています。
職人さんの作業の様子や、生地が出来上がるまでの様子を撮らせて頂きました。
90度という高温で染めています。
染めた生地を巻いていきます。
ちなみに染める前の生地はこちら。
染める前は硬いです。
今回撮らせて頂いた映像が、どのようなオープニングムービーになるのでしょうか。
2月24日の卒業修了展では洋服だけでなく、映像にもご注目ください!
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バンタン卒業修了制作展2018
http://www.vantan.co.jp/studentfinal2018/