[全日制]大阪校*フリーランス作家として活躍する卒業生 高橋彩さんにインタビュー 後編【バンタンデザイン研究所blog】

このエントリーをはてなブックマークに追加

2018.01.31大阪

卒業生

バンタンデザイン研究所大阪校のデザイン学部を卒業。

デザイン事務所オットーデザインラボに所属した後、

バッグパッカーとなって世界を旅された

フリーランス作家の高橋彩さん。

 

バッグパッカー時代にインスピレーションを得て制作した

作品を発表する個展「サイミの旅」が開かれます。

 

ダンサー→バンタン→オットーデザインラボ→バッグパッカー→作家と、

多様な生き方をしてこられた高橋さんに、

バンタン時代のお話や制作活動のポリシーなどのお話をうかがいました。

 

前編のインタビューはこちら

https://www.vantan.com/topics/blog/detail/3195.php

 

 

takahasi.jpg

 

---その就職先、オットーデザインラボさんとはどうやって出会いましたか?

 

当時のクラス担当が紹介してくれました。

ここなんかいいんじゃない?って。

そこの企業のサイトをみると、デザインとか制作物とか、

私のドンピシャのタイプで、すぐにインターンを希望しました。

 

---実際にインターンに行ってみてどうでしたか?

 

1年生の2月に行ったんですが、皆さんレベルが高すぎて、

すぐに採用にはなりませんでした。

でもやっぱり行きたかった会社なので、

2年生の夏にもう一度行かせていただきました。

 

---そこからどうやって内定を得られましたか?

 

2回目のインターンが終わっても、

週1くらいで通わせていただいていたんです。

そこから「雇ってあげたい」と言ってくださって、

最終的にはそこのプレスとして働かせていただけるようになりました。

 

---具体的にどんなお仕事をされていましたか?

 

ブランディングが得意な会社だったので、それに関わることですね。

たとえば、お店の立ち上げまでのディレクションに関わらせていただいたり、

コーポレートツールやパッケージ制作で

いろんな業者や工場の方とやり取りをしたり。

あとは百貨店の催事ブースのディスプレイだったり、

英語が話せたので、海外のメディアとの対応もさせていただきました。

外とのつながりを増やすためにいろんな勉強会にも参加させてもらったし、

とにかくデザインに関わらず幅広く経験をさせていただきました。

 

IMG_0470.jpg

 

---いざデザイン業界で働いてみて何を感じましたか?

 

まず、学校で習っていたレベルが、現場に入ると全然違っていたので、

プロとの違いにショックを受けました。

あと、バンタンの授業で最初に先生に教えてもらった、

「パソコンやIllustratorは手段であり、

最初の企画やラフがあってこその“デザイン”だ」

ということ。

当時はしっくり来ていなかったんですが、

現場に入ってよりリアルに感じられるようになりました。

 

---何年くらい働きましたか?

 

3年です。

いろんなことをさせていただいたんですが、

自分の中で「これ!」ってものを見つけれていなくて。

そういう何かを見つけたくて、ちょうど英語もしゃべれるし、

海外に行っていろんな人や文化と出会いたいと思って

バックパッカーなる決心をしました。

 

---ターニングポイントですね。迷いましたか?

 

はい、迷いました(笑)

ずっと入りたかった会社だったし。

デザイン以外にも人とのかかわりや、もの作りの視点や、

たくさんのことを学ぶことができたので、

一つの区切りとして納得して辞めました。

 

---バックパッカー時代のことを教えてください。

 

合計9か国に行きました。

最初はドイツのベルリンです。

今回の個展で出す絵は、そこで描いたものになります。

インスピレーションというか、その時に感じたことを忘れないようにしよう、と。

写真を撮り出したのもその時です。

 

ベルリンって、人種の幅が広いんですよ、いろんな文化があって。

そこで、もっといろんな文化を見たくなって、翌年からもう少し回ることにしました。

 

Berlin.jpg

【ベルリンにて】

 

---他はどんな国に行ったんですか?

 

ロンドン、パリ、スペイン…

そこからモロッコにも行ってみたかったんで行って、

アフリカなんて初めてだったんで、カルチャーショックが衝撃的過ぎて、

でもそれが面白くてしばらく滞在していました。

あとはスリランカとかですかね。

 

---回ってどんな感想をもたれましたか?

 

とにかく人からの影響が大きかったってことです。

自分の「これだ!」を見つけたくて出たはいいものの、

そんなすぐに見つかるものでもないし、

どうやっていこうかと思っていたんですが、

出会う人が影響を与えてくれて、それで行きたいところが見つかって、

新しい価値観や忘れていたことを思い出させてくれたり…

伝統的デザインや衣装にも興味がわいたりして、

インスピレーションが磨かれました。

 

それをアウトプットしたことがなかったんで、

これを外に出した時、他の人にどう見られるかに興味があって、

一回出してみようと思って開くのが今回の個展です。

 

Spain.jpg

 

Morocco02.jpg

【上:スペインにて、下:モロッコにて】

 

---個展はどうやって開かれたんですか

 

オットーの紹介で。

そもそも個展をすること自体相談に乗っていただいていて、

「スペースがあるからやってみなよ」って言ってくださったところから

この話が動いていきました。

何かしらお世話になっています。

 

---これからのご自身のプランを教えてください

 

いったんは個展の反応を見てみたいですね。

まだ、旅の目的である「これだ!」は見つけられていないんで、

まだ旅は続けていきたいと思います。

 

IMG_0462.jpg

 

---自分の「これだ!」って何でしょう?

 

コトバにすると難しんですけど、

自分が社会に対して何ができるだろう、みたいな。

何か一筋でやっていく人に憧れがあったので、

これを人生かけてやっていくという何かが見つかるまで、

何かしらしていると思います。

 

---最後に、これからデザインやクリエイティブ活動を志す後輩に一言お願いします

 

2年間はあっという間です。

吸収できるものは吸収して、授業は大切にしつつ、

いつかデザイン以外の何かに興味が出るかもしないから、

視野を広く持って頑張ってほしいです。

 

---ありがとうございました!

 

 

高橋さんの個展「サイミの旅」情報はこちら

▼▼▼

期間│2月1日(木)~2月6日(火)

時間│11:00~19:00

場所│ALNLM

大阪市北区堂島浜2-1-13-2F

 

 

高橋さんのボーダーフリーな世界観をぜひご覧ください。

 

次の記事を見る

前の記事を見る

イベント情報

このエントリーをはてなブックマークに追加