「THIS IS JAPAN DENIM」@羽田空港【バンタンデザイン研究所】

学生インタビュー
スクールライフ
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ファッション学部

3月15日24日、羽田空港第1ターミナルにて

「日本元気プロジェクト HANEDA BLUE RUNWAY 2024 EXHIBITION “THIS IS JAPAN DENIM”」

が行われました。

『Tokyo Creative Salon 2024』が地域活性化を目的として実施しているこのプロジェクト。
テーマカラーは青。

世界に羽ばたく人々の旅立ちの場であり、
日本にやってくる人々にとっての玄関である空港という特別な場所に、
ファッションを学ぶ学生たちの作品が集結しました。

今回はカイハラデニムを使用した作品たちが展示されました。
カイハラデニムとは、日本一の生産量を誇るデニムの一大産地である広島県福山市産のデニムです。


この展示に作品を発表しているのは、
高等部トップデザイナー専攻2年大城一春(オオシロ イッシュン)さん。

大城さんの作品のテーマは「変化」。

常に絶え間なく変化していくこの世界の儚さと美しさを、
時間と共により味わい深くなっていくデニム生地を使って表現しました。

切れ目の入ったデニム生地に細かく正方形のステッチが均等に施された繊細な作品。
生地は左側からグラデーションに脱色されていて、右から群青が迫ってくるような印象を与えます。

そしてテキスタイル加工と、生地の至る所から垂らされた白と黒の紐が、
常に揺れ動き同じ形に留まらない「変化」を表現しました。

黒を基調としたファッションと独創的なヘアメイクで現場に登場した大城さん。

今回は、通常2ヶ月ほどかかる規模の作品を3週間で完成させたということで、
制作期間は時間に追われていたそうです。
シルエットも、これまで作ってこなかったオーバサイズに挑戦しました。

大城さんはこれまでも生物やバイオテクノロジーに興味があり、
生物✖️化学をイメージして作品のデザインにも落とし込んでいるそうです。

AIと生き物の境界線が曖昧になっていくような未来をコンセプトに、
これからも自分の世界観を体現していきます。
と、力強く話してくれました。

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