22.11.09 23.03.25 更新

<産学協同プロジェクト>10/16(日)渋谷ファッションウイーク「SHIBUYA RUNWAY」で、文化服装学院生と奇跡のコラボ!ファッションショー「THE INCUBATION」で、在校生がヘア&メイクを担当【バンタンデザイン研究所】

イベント
東京校

 

渋谷ファッションウイーク「SHIBUYA RUNWAY」で、

文化服装学院生と奇跡のコラボ!ファッションショー!!

 

2022年10月16日、渋谷ファッションウイークによる「SHIBUYA RUNWAY」が3年ぶりに開催。渋谷・文化村通りを舞台に、2部制で路上ファッションショーを披露しました。

 

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第1部は、渋谷ファッションウイークに参加する9つの商業施設による「SHIBUYA STYLE」、第2部は、山口壮大氏が主催する文化服装学院の有志プロジェクト“CULTURAL LAB.(カルチュラル ラボ)”による「THE INCUBATION」。文化服装学院の在校生が、「NUDE / BODY」をコンセプトに、年齢、性別、人種によって変化する多彩な皮膚に着想した衣装を制作しました。

 

第2部「THE INCUBATION」のヘア&メイクアップを担当したのが、バンタンデザイン研究所ヘアメイク専攻の在校生です(以下、メンバーと呼びます)。

 

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WSヘアメイク専攻、ヘアメイク専攻、メディアヘアメイク総合のいずれかに在籍する、1年生メンバーが担当しました!緊張感溢れるファッションショーのバックステージに密着。

 

 

 

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<1、60’s

小澤さん「黒、赤、白を使ったシンプルな衣装だったことと、デザイナーさんの『Twiggyに着せてみたい』という要望を受けて、60年代のヘアメイクを提案しました」と、小澤さん。

バンタンデザイン研究所メンバーは、文化服装学院のデザイナーと、事前に打ち合わせを実施。本番を迎えるまでに、ヘア&メイクのイメージをすり合わせるために、一度リハーサルを行っています。

 

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「60’s」のヘアでは、バービー風S字カールを表現し、リップに赤いラインストーンを付け華やかさを演出。

 

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<2、皮膚のたるみ>

モデルさんがまとうのは、「皮膚のたるみ」をイメージした衣装。垂れ下がった乳房がシンボリックにあしらわれ、生地にはハリ感と透け感があるオーガンジーを使っています。

「初めて日本人以外のモデルさんにメイクするので、思った以上にアイシャドウが発色しないです。でも、会場の雰囲気や、たくさんの作品を間近で見られることが刺激になっています」と工藤さん。

 

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澤さん「バタバタした雰囲気にのまれて、緊張してしまいます。でも、これも経験のうち。前向きに楽しみたいと思います」と、意気込みを語ります。

素肌感を活かしたヌーディなベースに、ダークカラーのグラデーションで、目元にインパクトを出しました。

 

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<3、脳ミソ&細胞>

名田屋さん&丸尾さんが制作したのは、ヘッドピース。

「脳みそと細胞をイメージして制作しています。通常授業で行うバストアップの撮影では、背中は映りませんが、ショーでは360度でお客さんから見られるので、その点を意識して作りました」と、名田屋さん。

 

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文化服装学院アパレルデザイン科・小山さんは「普段のファッションショーでは、同級生がヘアメイクしてくれます。今回のイベントに参加して、バンタンデザイン研究所のメンバーと繋がりが持てたことが大きいです。今後、装苑賞などコンテストに応募するときや、ファッションショーをする際にまたお願いできたらと思います」とコメント。

 

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<4、可愛い和彫り>

佐藤さくらさん&高桑さんが担当するのは、「可愛い和彫り」衣装に合わせたヘアメイク。

高桑さん「イメージが形になっていくのが面白いです。サポートで来てくださったヘアアーティストAtsushi講師に『形になっている。大丈夫』と背中を押してもらえて自信がつきました。盆栽をイメージしたヘアスタイルは、実は簡単な技術を組み合わせています。チャレンジしてみて、『意外とできる!』と自信がつきました」と笑顔を見せます。

 

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<5、同一性のパラドックス>

 

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「ドラァグクィーン」から着想を得たメイク。

 

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新谷さん「準備期間が短く大変でしたが、ファッションショーの1から10までの流れをトータルで経験できるのが魅力。作品撮影とは違った面白さがあります」

古澤さん「途中で衣装が変わったり、ヘアもモデルさん持参のウィッグを使ったりする、など変更が多いヘアメイクでした」と振り返ります。

3人での大掛かりなヘアメイクは、リハ直前に滑り込みで完成!

 

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参加して良かったことは……「もっと小規模なイベントをイメージしていましたが、規模が予想以上に大きかったです。また、衣装のクオリティーも高くファッションショーの“空気感”を知れたことが大きいです。練習を通して、授業では未だ教わっていないカットクリースなどのメイク技術も習得できました」と古澤さん。

 

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<6、More than just a skin

西川さん(左から2番目)「外見よりも内面を見て、というメッセージが込められた衣装です。初めてのファッションショーのメイクで、緊張感がありました」

 

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ヘア担当・杉江さん(いちばん右)「自分の作品が報道陣に撮影されると思うと緊張感があります。授業がない日も、校舎に行って練習しました。今回のショーは本番ですが、自分の中では通過点と捉えています。技術で高めるべきところも分かりましたし、成長するために素晴らしい機会をいただきました」

 

<7、自分の肌を着る>

さまざまな人種やバックグラウンドを持つ人たちの「スキンカラー」を幾重にも重ねて、人々の「さまざまな仮面をかぶっている様子」を表現した衣装。濃いベージュ、薄いベージュのグラデーションが印象的。斉藤さんはミニマルなメイクを提案し、デザイナーさんからも、好評。衣装とメイクがマッチして、力強いクリエイションへと昇華させました。

 

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<8、妊婦>

眞田さん&永井さんが表現したのは、前向きな姿勢で生きる妊婦さん。

 

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ドレスのスパンコールや、折り重なるフリルに合わせてショー映えするラインストーンをヘアにあしらい、目元にピンクを使いました。

眞田さん「特に、ヘアが難しかったです。また、すべての要素を可愛くまとめると、妊婦さんよりも赤ちゃんっぽくなってしまうのでその加減も難しかったです。眉毛をキリっとさせ、目元にはブルーベースのピンクを使い、地肌の色合いを活かしつつ、大人っぽい印象になるように工夫しています」

 

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ショー当日は、女優・創作あーちすと のんさんをゲストに迎え、多くのプレスが来場し、イベントの様子を報道されました。

 

SHOWの様子はこちら↓

https://youtu.be/HDk-MJx5ppM

 

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渋谷で過ごすことが多いメンバーにとって、メモリアルで、今後の自分をもモチベートするような機会となったはず!

 

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