23.01.13 23.03.30 更新

<産学協同プロジェクト>Onitsuka Tiger シューズ&アパレルデザインを再度プレゼン審査。特別に制作された「シューズサンプル」もお披露目!【バンタンデザイン研究所】

授業/特別講師/講演会
東京校
ファッション学部

シューズ&アパレルデザインを再度プレゼン審査

特別に制作された「シューズサンプル」もお披露目!

 

バンタンデザイン研究所では、在学中から外部企業様に対して課題解決や提案を行う、「産学協同プロジェクト」を数多く実施しています。
 

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今回、在校生(以下メンバーと呼びます)が取り組んでいるのは、Onitsuka Tiger様へのシューズ&アパレルのデザイン企画・提案プロジェクト。
 

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前回のプレゼン時、上位3チームが非常に接戦だったため、Onitsuka Tiger様がシューズサンプルを制作してくださった後、再度プレゼンする機会をいただくことになりました。
 

<チーム1>
荒井さん、上野城さん、加藤さん、舩越さん、佐藤さん。
 

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「知る、作る、好きになる」をコンセプトに、シューズリボンをさまざまな柄に着せ替えられるシューズを提案しました。
 

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最終選考に進んだ3チームによるデザインは、Onitsuka Tiger様が実際にサンプルを作成してくださっています。
あがってきたシューズサンプルを、Onitsuka Tiger様のアイコニックな虎モチーフをあしらった「MIDDLE SOCKS」(税込1760円)とのコーディネートで見せ、ポスターもキャッチコピー入りで発表し、魅力を伝えます。
 

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<チーム2>
近藤さん、紅林さん、蒲浦さん、蓑原さんは、「NIPPONを履きこなす」をテーマにした「NIPPON MADE」という世界観を提案します。
 

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シューズのポイントは、経年変化を楽しめる皮素材を使用し、直営店では、ソールの交換が可能という構造に。
 

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ソールの厚さが異なるTHIN、NORMAL、FAT、また形状が異なるSQUARE、BUBBLE、PLATFORMの中から着せ替えることで、違った雰囲気に。
アパレルでは、日本の職人の作業着からインスプレーションを得たコレクションを発表。
 

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アパレルのプロモーションとして、3D MODEL「CLO」を使用し、コレクションの一部を公開することで話題性を狙えると提案します。
 

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<3チーム>
田代さん、岡さん、知念さん、渡辺さん、岡さん。

ブランドの課題を、「10代&20代へのリーチが弱いのでは?」「ブランドが持つ、ダイバーシティや多様性を十分に発信できていないのでは?」と設定。「おしゃれは我慢しない 好きな服を好きに着よう」をコンセプトに掲げて、シューズ、アパレルデザイン、プロモーションアイデアをトータルで考えました。
 

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<SHOES DESIGN>
アイコニックなMEXICO 66から着想を得た「Loafer」と「Sneaker Heel」。「Loafer」は、都会的で角張っていながらもクッション性の高いヒールがポイント。一方の「Sneaker Heel」はスニーカーのカジュアルなムードを残しつつも、ヒールならではのフォーマルさも兼ね備えたデザインに。
 

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<CAPSULE COLLECTION>
アパレルのカプセルコレクションには、Z世代が持つラフで都会的な雰囲気を反映。
従来のロゴを傾けて配置したオリジナルロゴをつくり、スウェットとタンクトップにプリントして提案しました。
 

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また、多様な体型&着心地の好みに対応するため、「全アイテムXSからXXLまでを揃えたい」とメッセージ。
 

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「ビジュアルコンセプトは、セレブが自然体で撮影されているイメージです。オフショット風の世界観で公開することで、ターゲットにブランドを身近に感じてもらい、購買を促進します」と、撮影したビジュアルを発表。

 

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他にも、ポップアップキャンペーン時にお渡しするショッパーや、内装・外装のデコレーションイメージまでトータルで提案し、熱意の感じられるプレゼンとなりました。
 

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審査員からもフィードバックが寄せられました。オニツカタイガーカンパニー プロダクト部 フッドウェアデザイン・カラーチーム マネジャー 国分様
 

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「まずチーム1ですが、いかに商品に愛着を持ってもらえるかは大事なキーワード。アイデア自体は良いのですが、プレゼンでそれ以上のものを感じられなかったです。チーム2はコンセプト自体に目新しさがなく、やや振り切りが足りない印象。チーム3は、靴のデザインを普段している者には出てこない着眼点でした。ただ、『オシャレを我慢しない』コンセプトに対してヒールを提案したことに疑問が残ります」。
オニツカタイガーカンパニー アパレル・エクイップメントプロダクト マネジャー西山様
 

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「チーム1は、あったら個人的に買いたいなと思っています。ただ、トータルで考えられていないのが残念。チーム2は前回からアップデートはあるものの、若者ならではの考え方がもっとあってもいいのではないかと思いました。チーム3は、非常にブラッシュアップされてていて感動しました」とメッセージ。
 

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オニツカタイガーカンパ ニー プロダクト グローバルヘッド村岡様
 

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「前回のプレゼンから、もっと大胆に変えても良かったのではないかと感じます。チーム1は、シューズ単体としてはいちばん面白いです。でも、色んな柄に差し替えられるのが最大のポイントなのに、プレゼンの中に入っていなくてもったいない。チーム2は、プロモーションに3Dを使うなど工夫が見られました。ただ、前回提案してくれたシューズボックスも、オリジナルのテキスタイルをプリントアウトして貼りつけて実物を見せるなど、もっと『見せる』工夫ができたはず。チーム3は、いちばん時間をかけたことが伝わってきました。懸念点は、『オシャレは我慢しない』コンセプトに対して、なぜヒールの提案なのか、その辺りがもう少し腹落ちすればよかったです。これからも、情報を整理して、ぜひプレゼンの精度を上げていってください。皆さんの熱意が感じられました。お疲れ様でした!」とエールを送りました。セカンドプレゼンテーションの結果、GRAND PRIXに選ばれたのは……

チーム3!
 

 

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リーダー・田代さん「ファッションを学んでいる渡辺さんの知識が役立ちました。専攻も学年も異なるメンバーだったのでチームをまとめる難しさがありましたが、良い結果になって嬉しいです」
高等部3年・渡辺さん「これまでにも、産学協同プロジェクトは何度もやってきましたが、ファッションブランドさんに提案するのは初めてだったので面白かったです。結果に甘んじることなく、もっともっと精進していきたいです!」
 

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知念さん「グラフィックが専攻なので、アパレルの提案というのは未知の世界でしたが、通じる部分もあり良い勉強になりました」
岡さん「自分たちの提案したシューズデザインを、本当につくってもらえるなんて驚きました。グループのみんなのセンスも、吸収することができました」と振り返ります。
在学中から、業界で活躍するクリエイターと同様のプロセスをふみ、世界的に人気の企業様に提案できるのは、他校にはないプログラム。
 

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エクスクルーシブなチャンスを活かして、是非、今後のお仕事や作品制作に活かしていってください。
 

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