22.11.22 23.03.25 更新

<VANTAN CUTTING EDGE 2022>「RUNWAY WAVE」「BRAND CONTEST」レポート&エントリー作品の中から栄えある「GRAND PRIX」を発表!【バンタンデザイン研究所】

イベント
東京校
 
 
VANTAN CUTTING EDGE 2022
「RUNWAY WAVE」「BRAND CONTEST」レポート‼
 
 

 

10月30日、EBiS303にて行われたVANTAN CUTTING EDGE 2022ショーコンテンツをレポートします。
 
 
<バンタンカッティングエッジとは?>
 
『バンタンデザイン研究所』が主催する、国内デザインスクールの中で最大級の在校生を対象とした複合型デビューコレクション。数ヶ月に及ぶ厳しい学内審査で勝ち残った、選りすぐりの作品のみが、ショー、展示、ショップ形式で出展されます。
 
 
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在学中から、ソフトバンク株式会社や、業界を代表するクリエイター、メディアの方々に自分の作品をプレゼンテーションできる、バンタンデザイン研究所が誇るアイコニックなイベントです。
 
 
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今回は、展示コンテンツ「SOFTBANK×VANTAN PROJECT」と、ショーコンテンツ「RUNWAY WAVE」、「BRAND CONTEST」をレポートします。
 
 
 
<SOFTBANK×VANTAN PROJECT>
 
グラフィックデザイン、イラスト分野の専攻メンバーは、ソフトバンクが取り扱うスマホの中から今回はZ世代へ訴求する「Google Pixel」のキービジュアルを提案。WSグラフィックデザイン2年次 田代さんの「リアルタイム翻訳」は、「Google Pixel」をゴリラが使いこなしている様子を表現。
 
 
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1. 映像クリエイター専攻は、Z世代向けプロモーションムービーを制作。映像クリエイター専攻2年次 武田 龍弥さんのムービーは、白戸家のカイくんが浅草の街歩きを楽しみつつ、川柳で機種の魅力を表現しました。
 
2. EAR BUDS PROJECT
グラフィック&イラストレーション専攻2年次、WSグラフィックデザイン専攻2年次、WSデザイン&イラスト専攻1年次が提案したのは、Softbank完全ワイヤレスホン「HeartBuds」に次ぐ新商品企画。
 
 
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「こんなワイヤレスイヤホンがあったらいい」という商品、デザイン案、装着イメージまでをトータルでデザイン。榎本さんは、「自分の耳の形に合って、はめ心地が選べる」自由度の高いEAR BUDSを提案しました。
 
 
 
 
<RUNWAY WAVE>
 
ショーコンテンツ&表彰式の司会を務めるのは、人気芸人・みなみかわさん。
 
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10月28日から全国公開される映画「貞子DX」からインスピレーションを受け、貞子の世界観をファッションショーとして発表した、スタイリスト専攻。
 
メンバーは、「貞子DXの世界観をそのまま表現するのではなく、メンバー一人ひとりが感じた違和感や、感じたことをスタイリングに落とし込んでいます」
 
 
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<BRAND CONTEST>
 
学内審査を勝ち抜いた、全10ブランドがファッションショーを行いました。
 
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「MiriiMatureelegance」デザイナー川原未理依さん
イメージは、弱肉強食の世界が無いカンブリア時代を生きたエディアカラ生物。人類が存在しない時代の生物の外見を、私たちが纏うことでタイムスリップし「平和な世界に生きる」意味を問うコレクションに。
 
 
「BOWEN ZHANG」デザイナー中村博文さん
 
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中国北部の郊外出身、というバックグラウンドを表現したコレクション。思い出のアルバムをめくるとき、一言添えられていると自分にしか分からない当時の記憶が香り立つ。その一文を「フレイバーテキスト」と名付け、デザイナー自身の懐かしい記憶とリンクする作品に。
 
 
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「COCOTONO」デザイナー深澤思乃さん
lol(laugh of little)、思わずフフッと笑ってしまうような、がコンセプト。
 
メンズのカラフルなKAWAIIスタイルを発信。ユーロビートに合わせてパラパラを踊る、奇抜な演出も。
 
 
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「désir」デザイナー中村絢さん
テーマは「1.5 Place」。他人の目を気にして、なりたい自分を隠している。本来の自分を表現するために、今の自分から半分でもいいから枠組みにとらわれずにいたい。そんな内なる思いを表現した、着る人の心のよりどころになるメンズ服。
 
 
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「désir」はアジアの若手デザイナーを発掘・インキュベートするプロジェクト「Asia Fashion Collection 10th」にて日本代表ブランドにも選出されています。
 
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そして、イベントのフィナーレを飾るのは、全作品の中から、特に優秀な成績をおさめた作品にのみ贈られる「GRAND PRIX」の発表です。
 
 
<SOFTBANK×VANTAN PROJECT>
 
アートディレクター/グラフィックデザイナー奥瀬 義樹様、ソフトバンク株式会社 モバイル事業推進本部 パートナービジネス統括 パートナービジネス3部 部長 芥川 直也様にご審査をいただきました。
 
<GRAND PRIX>
 
デザイン学部 WSグラフィックデザイン専攻 2年次 榎本 夏央子さん、デザイン学部 映像クリエイター専攻2年次 武田 龍弥さんがグランプリを受賞。また、デザイン学部 WSグラフィックデザイン2年次 田代 文也さんが審査員特別賞を受賞しました。
 
 
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芥川様「根本さんは、売り場まで想像できる提案でした。武田さんは、『5・7・5』というプロモーションとしてもいやらしくないアプローチでした。また、仕事が丁寧で感動させてもらいました。13名の皆さんには、参加賞としてPixel Buds Proをプレゼントさせていただきます。参加賞を払わなくてはいけないなと思うくらい素晴らしかったです。皆さんのアイデアやパッションに感動しました。このような機会がありましたら、是非また参加させてください」。
 
根本さん「自分がデザインしたものが賞をいただけるのが初めてです。このような賞をいただけると思っていなかったので嬉しいです。ありがとうございます」
 
 
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武田さん「正直、こんなに頑張ったのでとったなと思っていたんですが、他のメンバーの作品を見て不安もありました。卒業する前に、貴重な体験をさせていただけて感謝しています」
 
 
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<HEAD PIECE COMPETITION>
 
全18作品がエントリーした「ヘッドピースコンペティション」。
スタイリスト/「OVE magazine」チーフエディターKOSEI MATSUDA様、ヘアスタイリストRYOJI IMAIZUMI様にご審査をいただきました。
 
 
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IMAIZUMI様「山田さんのヘッドピースは0から作っていて、色味もワンカラーがベースで繊細でした」
MATSUDA様「パンチのある作品が多かったです。このまま、好きなことをどんどんやって、プロの現場で一緒になれることを楽しみにしています」
 
 
 
<GRAND PRIX>
 
第3位 ヘアメイク学部 ヘアメイク専攻 1年次 金田星来さん
第2位 ヘアメイク学部 WSヘアメイク専攻 2年次 村田ちひろさん
GRAND PRIX ヘアメイク学部 WSヘアメイク専攻 1年次 山田麻美亜さんとなりました。
グランプリ受賞者には、プライズとして「OVE magazine」掲載が贈呈されます。
 
山田さんは「同じクラスのみんなと頑張り、このような結果になりとても嬉しいです。ありがとうございます」と、涙を見せる場面も
 
 
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<RUNWAY WAVE>
 
スタイリスト/ファッションエディター Takashi Mizukuchi様、株式会社KADOKAWA 文芸・映像事業局 映像営業部 コンテンツ営業課 渡邉さよ様にご審査をいただきました。
スタイリストMizukuchi様「受賞された皆さんの作品は、リサーチもコンセプトも素晴らしく深みを感じました」
株式会社KADOKAWA 渡邉様「『RUNWAY WAVE』では、作品の世界観を多様な形で表現いただき楽しく拝見しました。高橋さんの作品はひと目で貞子だと分かり、上品でミステリアス、そして少し怖い雰囲気を表現してくださいました」
 
 
<GRAND PRIX>
 
第3位 ファッション学部 WSスタイリスト専攻2年次 慶田城 翔太さん
第2位 ファッション学部 WSスタイリスト専攻2年次 高橋 奈々美さん
GRAND PRIX ファッション学部 スタイリスト専攻 2年次 高橋 叶雪さんに決定!
 
 
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グランプリ受賞者には、Amazonギフト券10万円分と貞子グッズ詰め合わせが贈呈されました。また諸事情で高橋さんがご欠席されたため、代理メンバーへの授与となりました。
 
 
 
<BRAND CONTEST>
 
株式会社レコオーランド FASHIONSNAP.COM 編集委員/ディレクター芳之内 史也様、
R for D / Owner DEED FASHION / Editor in chief 近藤 弘一様、L'ECHOPPE コンセプター金子 恵治様にご審査いただきました。
芳之内様「見るだけでなく、着ることも考えられたコレクションでした。個人的に、ファッションの本質は、関係性だと思っています。誰が、どこで、いつ着るのか、服だけで完結しないところがファッションの面白さ。スタイリングにそれが表れていました」
 
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近藤様「グランプリ中村さんは、とてもまとまったコレクションで、コンセプトが素材感やカラーパレットに表現されていました。個人賞に選んだ『désir』も、着想源の写真集がしっかりとコレクションに落とし込まれていました。今は、好きなものを作れば、好きな人に刺さる時代だと思います。自分の好きを突き詰めて表現していってください」
 
金子様「バイヤーというお仕事をしていて、ここ数年はショーを見ることもほとんどありませんでした。ビジネス的な目で見ることが多かったのですが、今日はファッションを楽しもうと思って来ました。皆さんの作品にはものすごくパワーがあり、ショーでも伝わってきました。『BOWEN ZHANG』は、彼だからこそ生まれたコレクションでした。個人的には、川原さんのクリエイションが驚きでした。皆さんの今後も楽しみにしています」
 
 
 
グランプリに輝いたのは、ファッション学部 X-SEED 「BOWEN ZHANG」デザイナー中村 博文さん。プライズとして、「WWD JAPAN」への掲載権が贈呈されます。
 
中村さん「僕がこの賞をとれたのは、講師、友達、携わってくれたヘアメイクさん、スタイリストさんのおかげです。ありがとうございました」と締めくくりました。
 
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株式会社バンタン取締役・吉岡忠樹「在校生の皆さん、お疲れ様でした。喜びの涙を流されている人も、残念ながら受賞できず悔しい思いをされている人も、皆さんが熱意を持って今日を迎えられたことを感じました。バンタンの主役は、在校生である皆さんです。それぞれの業界に入っても、今日の熱意を忘れずに頑張ってください」と、激励しました。
こうして、幕を閉じたVANTAN CUTTING EDGE 2022。
 
 
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バンタンデザイン研究所では、このように在学中から若手クリエイターのデビューをサポートし、実績を作る機会を数多く提供しています。
メンバーの皆さんにとって、今後のキャリアの礎(いしづえ)となるはず!
 
 
 

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