22.08.16 23.03.25 更新

reload下北沢への出店をかけた、プレゼンテーション実施!在校生が手掛けるアップカミングなファッションブランドは?【バンタンデザイン研究所】

授業/特別講師/講演会
東京校

 

reload下北沢への出店をかけた、

プレゼンテーション実施!

 

 

小田急線の線路跡地「下北線路街」にオープンした「reload」。
ここに、バンタンデザイン研究所ファッションプロデュース専攻、WSファッションプロデュース専攻の在校生(以下、メンバーと呼びます)が手掛ける、ファッションブランドが出店予定です。
ただし、出店できるのは、学内審査を通過したブランドのみ。
 
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今回は、reloadへの出店権をかけた「プレゼンテーション」をレポートします。
 
審査するのは、審査関の左から順に中川講師、OB・グラフィックデザイナー村上様、「old honey」デザイナー原講師、OB・デザイナーズブランドでアーティスト活動をされている古山様をお迎えしました。
 
 
 
<1. 竹林さん「Longing Lip」@longinglip>
 
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竹林さんは、「インフルエンサーの女性に、Tシャツにキスマークを付けてもらい、販売するブランドです。前回のラフォーレ原宿出店では、売り上げが思ったように伸びずヘコみましたが、反省を活かしてreloadでは1位を目指します」と意気込みを語ります。
 
村上様「プロダクトの特性として、今から準備したほうがいいですね。1回目は、付き合いで購入してくれる人もいるけれど、次回は友だちを抜いて考えて」とアドバイス。
 
 
 
<2. 信戸さん「ブランド名未定」>
 
「ブランド名は未定です。私は『オタクによる、オタクのための、オタ活グッズ』を作ります。オタクのなかには、写真ケースやスマホケースを『推しのイメージカラー』にデコレーションする人も多いです。でも、作るのが面倒で諦めてしまう人も多いので、推しのイメージカラーのクリップリボン、ヘアアクセサリーなどのアイテムを作って販売します。TikTokで投稿をしたら反響が良かったので、今後ブランド専用アカウントを作る予定です」と、堂々と発表。
 
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「プレゼンが上手ですね。着眼点も面白いです」と、原講師は好意的なフィードバック。
 
 
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<3. 見城さん「NEO AKSB」>
 
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見城さん「コンセプトは『衣装デザイナーが作る服』です。秋葉原と渋谷のカルチャーの融合を表現します。ターゲットは、アイドル、アイドルファンの女性、サブカルが好きな女性です。セールスポイントは、パターンから裁縫まで自分で行うこと。他ブランドにはない色展開と、市場に出回っていない貴重な生地を使う予定です。今、サブカル好きの間では水色が流行していて、トレンドカラーも取り入れながら提案していきます」と発表。また、今後の進路については「衣装制作会社のインターンで、デザイン業務を担当しています。将来は、アトリエを持ち、地下アイドルの衣装デザイナーになりたいです。衣装と並行し、自分のブランドを育てていきたいと思っています」と、語りました。
 
古山様「人生設計もいいですね。頑張ってほしいです」
 
 
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中川講師「衣装を手掛けたいのであれば、衣装“以外の”コネクションも持っていたほうがいいです。バンタンデザイン研究所で利用できるものは、ぜひ利用して」と助言しました。
 
 
 
<4. 桃木さん「SHEER BABEL」@sheer_babel>

 

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桃木さん「SHEER BABELは、『映画のように特別な日々を届ける』をコンセプトに、自分を応援してくださるファンに届けるアイテムも展開しています。前回、ラフォーレ原宿での出店では、40歳前後のファンから『若者向けのお店が多く、入るのを断念した』というメッセージをいただきました。今回は下北沢なので、より集客が見込めるのではないかと思います。また今後もブランドの活動を続け、不定期で新作を発表していく予定です」。
 
中川講師「桃木さんは事務所に入って、芸能活動を続けながら展開していくんですよね。ブランドは軌道に乗り始めていると思います。なので、もう少し売り上げを取れると思う」と、さらに工夫を重ねるようにうながします。
 
 
 
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<5. 牧野さん「the SAME face」@thesameface.official>
 
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「『人はそれぞれ違う顔を持っているが、同じ顔をする瞬間がある』がコンセプトのブランドです。偉人の顔を描いたイラストをプリントしたTシャツなどを販売予定です。将来は、アパレルブランドでバイトをしながら、イラストレーターとして活動していきます。現在働いているブランドと、コラボレーションアイテムを出すのが目標です」。
 
村上様「イラストレーターのコネクションはある?もし、ないのなら合同展に出て。在学中から人脈を作るように意識するといいと思います」とフィードバック。
 
 
 
<6. 紅林さん「gamecenter」@gamecenter.jp>
 
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紅林さん「ゲームセンターというブランドを展開しています。ロゴは、太陽の日の出をイメージしています。これまでにリリースしたアイテムでは、トレンドに着目したデザインよりも、ロゴ入りなどのシンプルなデザインが好調でした。
 
卒業後の進路は2つイメージしています。まずは、古着屋でのバイト経験を活かし、古着屋を経営したいです。もう一つは、gamecenterとして、春夏秋冬でポップアップを開催したいです。他に、パートナーとB to Bも視野に入れています」
 
 
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中川講師「B to Bの場合は、少しのアイテムを揃えても仕方がないです。ワンコレクションを準備しないといけませんが、受注を取って生産する分、リスクは低いです。ただし、卸をするとなると、今のブランドの状況ではハマらない可能性もあります。B to Bと、B to Cどちらにするのか慎重に考えて。君は、いろいろできると思います」と、冷静に情報を伝えつつ、激励しました。
 
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<7. 宮澤さん「Audrey Robe」@_audrey.robe_>
 
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「『Audrey Robe』のコンセプトは、『気品と強さのある、ロマンティックなワードローブ。そこから広がる私の物語』です。ターゲットは、20代から30代前半女性で、テイストはダークロマンティック、中世から近代ヨーロッパ、ヴィンテージな雰囲気です。卒業後の進路ですが、派遣社員として働きながら、『Audrey Robe』を継続していく予定です。25歳で起業し、28歳でブランドのみで生計を立てていきます」とプレゼン。
 
原講師「アイテムを作れる背景は、あるんですよね?それは強みです。また、こういうテイストはずっと好きで着る人が多いので、どのように着られているのか?また、競合となるブランドも研究してみてください」とアドバイスしました。
 
 
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現役プロフェッショナルからの、厳しくも実践的なフィードバックは耳を傾ける価値がありますね。
果たして、reload出店のチャンスを獲得したブランドは……?
 
イベント当日に、ご期待ください。
 
 
 

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