22.03.11 23.03.25 更新

新宿ミロード7Fに、WSファッションプロデュース基礎科生によるPOP UP STOREがオープン。注目の5ブランドにインタビュー!【バンタンデザイン研究所】

イベント
東京校

新宿ミロード7Fに、

学生のPOPUP STOREがオープン‼

 

 

新宿駅直結の新宿ミロード7Fにて、WSファッションプロデュース基礎科(1年)生による、

POP UP STOREがオープンしました!

 

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期間は2022年2月11日(金)~13日(日)にかけて、計11ブランドが出展。

また、本企画は1年間の集大成である「年度末制作展」を兼ねて行われました。

 

 

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1日あたりの乗降客数が、日本で最も多いことで知られる新宿駅。

 

一等地である商業施設に出展できるのは、ブランドの認知を広げる貴重なチャンス!

各ブランドのデザイナー&バイヤーに話を聞きました。

 

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<ぴーたーぱん症候群>

デザイナー見城さん

 

「ジャージを使ったブランドでメジャーなものがないので、ジャージといえばこのブランドという存在になりたいです。

ジャージというと中高生が着用しているイメージが強く、一般的には普段着としてイメージしにくいかもしれません。

ですが、ジャージはジェンダーレスに楽しんでもらえる素材です。アイドル衣装などからもインスピレーションを受けてデザインしています」

 

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ブランド名の「ぴーたーぱん症候群」は、中2病という意味。

 

アニメ、アイドルの「子どもっぽい」というマイナスな文脈と、「夢を見てて活気がある」プラスのニュアンスを込めています。

「製品はすべて手縫いで仕上げています。ラックに飾られているのを見て、サマになっているなと思います」と話します。

今後、オンラインストアやSNSも拡充させていく予定。

 

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<READY TO CLOTH>

デザイナー富田さん

「セレクトショップで展開するブランド『READY TO CLOTH』をプロデュースしています。

アップサイクル、サステナブルに重きを置いたブランドです。100円から150円と安価で仕入れた古着を、リメイクしてヴィンテージの風合いを表現しています」

 

漂白剤を薄めて、経年変化の味わいを出したコートや、4つに裁断したニットを、あえてズラして縫い付けたアイテムなどを展開。

 

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「もともとの素材も良いものが多いのですが、少し加工することで見えた方がまるで違います。

 

すべて一点モノなので、出会いを楽しんでほしいです」と話します。

 

さらに、もうひとつバンタンデザイン研究所のメンバーとプロデュースする「8Q7XFJ79+RW」の受注販売も実施。

 

「ふたりでブランドを始めようと決めたときの、位置情報をブランド名にしています。こちらは動きやすいTシャツやパーカーといったアイテムを中心に、

自分たちのセンス、直感をグラフィックで表現してプリントしています」

 

特に、パーカーが人気で2日目にして20着の受注が入ったそう。

 

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「マニアックな展開の『READY TO CLOTH』、と幅広い層に着やすい『8Q7XFJ79+RW』、どちらも育てていきたいです。

アパレル企業への就職も考えていますが、週末など自分の時間にブランドを継続する予定。実践的な経験が積めているので、

自分自身の強みになっていると思います」とコメント。

 

 

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<F.S.D>

 

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「基本、メンズアイテムです。音楽、ダンスカルチャーが好きな人、またタトゥーが入っていてシンプルなスタイルを好む人に向けたブランドです」

と、デザイナー大村さん。

 

アイテムにはデザイナーの名前である「飛夏龍(ひかる)」から派生した龍、太陽のモチーフが入っているのが特徴。

「古着を買い付けて、シルクスクリーンでプリントしています。今後は、ダンサーやラッパーに嗜好性の強いアイテムを充実させていく予定。

ゆくゆくはクラブ併設のブランドに育てたいですね」と語ります。

 

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<Audrey Robe>

 

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オリジナルハンドバッグ、リメイクのクローズ、アクセサリーを展開する「Audrey Robe」。

 

デザイナー宮澤さんは「20代女性で、中世ヨーロッパやアンティークが好きな女性をターゲットにしています。

キューピッドをプリントしたトップスが特に好調で、これまでにトレーナー3点、ワンピース、アクセが4点売れています」と商況を説明。

 

「ブランドを作るのは、自分の理想の世界観を24時間考えていられるのでとても楽しい。

2年制は、ブランド独立コース、アパレルへの就職コースと分かれますが私は『ブランド独立コース』に進む予定。

ゆくゆくは、会社化してブランドを展開したいですね」と話します。

 

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<game center>

数あるブランドの中でも、洗練されたデザインで注目を集めていた「game center」。

 

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ブランドのセールス&マーケティングを担当する紅林さんにインタビュー。

 

――― ブランドはいつから始めた?

「2021年6月からです。僕は販売を担当していて、もうひとりデザイナーがいます」

 

公式Instagramではオリジナルアイテムのみの販売ですが、POP UP STORE用にリメイクアイテム、古着のセレクトも展開。

 

 

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――― ブランドコンセプトは?

「僕たちふたりが作っていて楽しいもの、を作りたいと思っています。ゲームセンターって、行くときにワクワクしていましたよね?

そのときの気持ちを形にできたらと思いました。トレンドに寄せすぎず、今の空気感やエッセンスは入れています」

 

実は、紅林さんは静岡県の服飾専門学校で2年間学んでから、バンタンデザイン研究所に入学したそう。

「学校生活が、イメージしていたものとだいぶ違ったんです。在学中の授業や卒展も満足いくものではありませんでした。

それで、もっと攻めた学びをしたいと思い、入学しました。こうしたポップアップができたり、

中川講師に開業支援金の助成金について教えてもらえたり、得るものが多いです」と話します。

 

 

――― オンラインストアは?

「STORESで作っています。(https://gamecenter.stores.jp/)ショッピングモールのようなデザインもありますが、

ブランドとして独立した形で見えるのがいいです」

 

 

――― SNSの発信で気をつけていることは?

「土日の21時以降に投稿しています。あとは、月末が給料日という人が多いので、その辺りを狙って新作の紹介をするようにしています。

Facebookを利用した広告を打つと、サイトを見に来てくれる人は増えますね。

スタートしたばかりのファッションブランドは身内が買ってくれることが多いと思いますが、

沖縄や秋田などから見ず知らずの人からオーダーが入ることもあります。そういうことは、純粋に嬉しいです」

 

 

――― ポップアップストアに出展する意味は?

「オンラインだと文章でしか説明できませんが、よほど洋服が好きな人でないと、長文はそこまで読まないと思うんです。

でも、実店舗なら、『ここのデザインにこだわっているんですよ』と直接お客さまに伝えられる。コミュニケーションを取れる点で強いと思います」

今後は、公的な助成金を使い製品作りにより投資していく予定。

また、古着屋に勤務する経験から、古着の買い付けも数を増やしていくそう。

 

 

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実力派ブランドが揃ったPOP UP STORE。実際に店頭に立つことで、

ターゲットとする顧客のニーズや好みを肌で体感することができたのではないでしょうか?

この経験を活かして、2年次も自身のブランドを育てていってください!

 

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