22.01.08 23.03.25 更新

メンズメイク部活動レポート!現役モデル4名をお招きして「韓国メイク」シューティングを実施!【バンタンデザイン研究所】

授業/特別講師/講演会
東京校

WWDでも取り上げられた注目のメンズメイク部!

シューティングの裏側に密着!

 

 

バンタンデザイン研究所 メンズメイク部の活動の様子をレポートします。

WWD webでも取り上げられた、大注目の部活です!

 

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今回は、「シューティング」の課題。

広告や雑誌ページと同様の流れで、ヘアメイクから撮影までを行います。

しかも!今回は、嬉しいサプライズが……!

「成績優秀者は、モデル事務所に所属するプロのメンズモデルさんにヘアメイクすることができます。

優秀者は、出席率や、部活でモデルさんを呼ぶことができた実績などから評価されています」と、部員・原さんが教えてくれました。

今回のテーマは「韓流メイク」。

部活スタート前、今回のスペシャルゲスト・メンズモデルさんがご挨拶!

 

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左から順に、りょうまさん、大久保晃成さん、弦間哲心さん、松本和志さんです。

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  3. 中道さん テーマ「ヒョンジュン」(Stray Kids)>

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「イメージはヒョンジュンで、カッコいい感じにしたいと思います!韓国メイクの雰囲気を出すため、

韓国メイクアップブランド『espoir』のアイカラーパレットを準備しました。発色が良いのでメイクが楽しみです!」と中道さん。

目元に、アイカラーを丁寧にのせていきます。

 

 

  1. 吉村さん テーマ「V」(BTS)>

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「BTSのVをイメージしたヘアメイクに挑戦します。モデルさんにメイクするので、緊張します……!」

ヘアは、アイロンでウェーブ風のスタイルに。

 

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  1. 橘さん テーマ「ジョングク」(BTS)>

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「そもそも、男性にメイクする機会が少ないので今日は頑張りたいです。

女性と同じようにメイクをしてしまうと女性っぽくなってしまうので、

アイシャドウは丸く入れ、眉毛は濃く太く描くなど『可愛いメンズ』感を、うまく表現したいですね」と意気込む橘さん。

 

モデルさんは、整ったお顔立ちでメイクのイメージにもピッタリ!

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  1. 高林さん テーマ「ルーカス」(NCT)>

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「韓国アイドルで大切なのは、肌の透明さ、ツヤ感です。モデルさんは目が大きくて雰囲気に合うと思って選ばせていただきました。

モデルさんの個性も大事にしながら、トーンアップした肌のキレイさを見せたいです」と、高林さん。

一言に「韓国メイク」といっても、メンバーそれぞれで、重視する点や表現で重きを置く部分が異なります。

この日の仕込みの時間は約50分。

一人でヘアとメイクを担当するため、テキパキと効率的に進めなくてはなりません。

 

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ヘアアレンジで苦戦するメンバーに「ストレートアイロンなら、奥にテンションをかけて手前に戻して。

全体のボリュームが足りなければ、トップで逆毛を立ててもいいよ」とアドバイスするのは、

顧問・メンズメイクアップアーティスト高橋弘樹講師。

また「ヘアは、サイドのボリュームがあるとダサいから、気をつけて!形は、ダイヤモンド型が理想です」と教えます。

 

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メンバーは、メイクしながらも、ときどきモデルさんの後ろに立って全体を確認します。

メイクは、左右対称になっている?

イメージと合っている?

ヘアとのバラスは……?

 

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細かくチェックしながら、進めていきます。

そして、あっという間にシューティングの時間に!

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撮影担当は、フォトグラフィー専攻の在校生が担当します。

 

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シューティングを真剣な表情で見守る高林さん。モニターをチェックして……

「リップを足しに、入ってもいいですか?」と声をかけます。カメラマンさんに「入ります!」と声をかけてヘアメイクのお直しに入ります。

微調整をしてから、さまざまな角度から撮影していきます。

ときには、「鼻のテカリ、抑えられますか?」とカメラマンさんからオーダーが入ることも。

ちなみに、油分のテカテカ感で表面が光っているものが「テカリ」、内側から光っているのは「ツヤ」!

細かな違いですが、ここを上手に見抜いてコントロールできるかどうかがヘアメイクさんの腕の見せ所!

 

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高林さんは「正面からも撮影してください!」と、臆せずにカメラマンさんにもしっかりと意見を伝えていましたよ。

撮影を終えて……モデルさんと一緒に記念撮影!

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高林さんは「アイメイクの薄いバージョンと濃いバージョンを撮ってもらえて良かったです。

自分のポートフォリオ(作品集)にも入れたいと思います」と、にっこり。

 

続いては、吉村さん。

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モニターを見ながら「すごく格好いいです!」と、嬉しそう。

 

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右向き、左向き、画角に手を入れる、入れないなど、さまざまなバリエーションで撮影してもらいました。

「ヘアが難しかったです。メイクは練習のときよりも上手くいったと思います」と笑顔を見せました。

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3番目は、橘さんの作品。

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橘さんは「ジョングクをイメージしましたが、モデルさんの顔立ちも違うので、

その方の持つ個性を引き出しながら作るのが難しかったです。

肌のトーンは半トーン明るくしてイメージ通りに作れたと思います。

モニターの写真を見て、アイカラーはもう少し大胆に使っても良かったのかなと思いました」と振り返ります。

 

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全体を見ていた顧問・高橋講師は「部員たちはメイクがとても上手です!

ヘアについては、そもそもメンズの髪を触る機会が限られているため、正解のフォルムをつかむまで時間がかかることもあります。

でも、みんなとても真面目なので、可能性を感じています」とメッセージ。

 

また、2022年1月26日には、大丸 東京店7F メンズギアスクエア内 コスメティックスコーナーにてイベント開催を予定しているそう!

「これまでにも、メンズメイク部では『初めての男子メイク in 新宿マルイ メン』などのイベントを実施してきましたが、

店頭に立つとカウンセリング力、提案力が身に付きます。

 

過去には、ヘアメイク志望だった在校生が、美容部員を志すなど進路変更をするメンバーもいました。

是非、イベントでの接客を通して成長してほしいと思います」と期待している様子。

 

本格的なシューティングから、店頭でのカウンセリングまで、幅広く実践的な技術を身に着けることができますね!

 

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メンズメイク部の活動から、ますます目が離せません……!

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