卒展・STUDENT FINAL 2021 REPORT!くまがいさとしさんに、大人気ブランドM・A・Cでメンズメイクを提案!~make for makeup~【バンタンデザイン研究所】
ヘアメイク本科/WSヘアメイク本科 BA専攻は、大人気ブランドM・A・Cとのタイアップによるトレンドメイクのデモンストレーションを
インスタライブ&YouTubeで配信!今回レポートするのは、人気モデル・くまがいさとしさんをお招きした「トレンドメンズメイク」!
学生いち推しのコスメ&ブラシでデモンストレーションを行います。
<ON AIR!>
「バンタンデザイン研究所の近藤です。今日は、初心者でも簡単にできるメンズメイクをレクチャーします!
本日、モデルをしていただくのは、くまがいさとしさんです。ご自身でメイクすることはありますか?」
くまがいさん「よろしくお願いします。仕事で、メイクさんにメイクしてもらうことはあります」
近藤さん「メンズメイクの印象は?」
くまがいさん「難しそうです……」
近藤さん「今回は初心者向けのメイクを教えます!さっそく、メイクを始めていきますね!」
くまがいさんは、スキンケアを済ませた状態。
近藤さん「使うのは、ライトフルC+ティンティッドプライマーです。下地は、ファンデーションの密着度を高める接着剤のような存在です。
ピンクパールが入っているので、肌がワントーントーン明るく見えますよ。パール分くらい出します」
くまがいさん「枝豆くらいですね!」
近藤さん「そうそう、そうです!(笑)まず、全体の3分の1の量を頬にのせます。なぜだと思いますか?」
くまがいさん「?」
近藤さん「右頬、左頬、Tゾーンに分けたときに、3分の1くらいが適量なんです。化粧をするときは、左右対称に塗るとお化粧が綺麗に見えるんですよ!
塗るときは、#170 シンセティック ラウンド スラント ブラシを使います。内から外に向かって、すっと優しくのせます。
ブラシで塗ると、ムラなく塗ることができます」と、カメラの前の視聴者に向けて、アイコンタクトをしっかり取りながら解説していきます。
くまがいさん「人生初です!これで、いいんですか?」
近藤さん「上手です!残りは、おでこ、鼻筋、顎につけていきます。こすってしまうと、下地が取れてしまうので優しく塗ってくださいね。
男性は女性に比べて、皮脂が多く分泌されています。なので、ヨレやすい小鼻は、くるくるっと筆を動かしてください。そうすることでブラシの毛が、
毛穴にしっかり入ってカバーしてくれるんですよ!」
下地を塗ると、トーンアップした健康的な肌に!続いて、赤みが気になる部分に、「スタジオ フィックス フルイッド SPF15(ファンデーション)N28」をのせます。
近藤さん「全体に塗ると『化粧している感』が出てしまうので、女性の方も今は気になる部分にだけ塗る方が多いです」
「こんなに少なくていいんですか?」と、驚くくまがいさん。
近藤さん「はい、大丈夫です。内から外に向けてクマができやすいところにのせます。ファンデーションの密着度を高めたいので、ブラシでポンポンとなじませていきます。
小鼻や頬にも、筆先をくるくるして伸ばしていきましょう」
「楽しいですね~うぇい!」と、くまがいさんもテンションアップ。
近藤さん「洗練されたキレイな肌になりましたね。さらに、『プレップ プライム トランスペアレント フィニッシングパウダー プレスト』を使います。
メンズの方ならセミマットな質感になり、クールで格好良なります。187番ブラシを使って塗布していきます。
毛先がすかれているのでセミマット肌を簡単に作れるんですよ。こちらも、肌を磨くようなイメージで、筆先をくるくると回していきます」
くまがいさん「綿で触られているみたい」
近藤さん「これでベースが終わりましたが、どうですか?」
「すごくいい感じです!」と、くまがいさんも満足そう。
<アイブロウ>
近藤さん「次は眉毛に進めたいと思います。ここで質問です。眉毛は、人の顔の印象の何割を決めると言われているか、知っていますか?」
モデルさん「2割くらいですか?」
近藤さん「実は8割を決める、と言われているんですよ!最初に、スクリューブラシを使って、毛並みを整えていきます。髪の毛をセットするときに、
寝ぐせがついた状態では上手くスタイリングできないですよね。それと同じなんですよ。
男性は、眉毛がしっかり生えている方が多いので整えるだけで印象が変わります」
スクリューブラシを毛に対して上向きにし、整えていきます。
近藤さん「眉毛は、足りない部分を足していくイメージで描くといいと思います。描くときは219番のブラシ使います。先が丸くなっている形です。
パウダーを少しとって、こちらも眉山から眉尻にかけてくるくるとのせていきます。ふんわりとした眉になります」
くまがいさん「ブラシを使うのが新鮮でした!眉毛は難しいですね……」
学生「眉毛は、特に描くのが難しいパーツです。ブラシでくるくると回しながら描くのがポイントです。いかがですか?」
くまがいさん「おー、意外と簡単ですねー!」
最後に、ブロウセット クリアで、毛並みを立たせます。
近藤さん「色がついていないジェル状の眉マスカラになので、女性でも眉毛がしっかり生えている方は使っていただくと、みずみずしく、あか抜けた印象になります。
先ほどのスクリューブラシと使い方は一緒です。眉尻だけ横に流してくださいね」
手慣れた様子で眉毛をブラッシングしていく、くまがいさん。こうして、20分ほどでメンズメイクが完成!
くまがいさん「ブラシを使うのが新鮮でした。ベースメイクもいいじゃん!って思いました。眉毛も自分でできそうだと思います」
最後に、メイクのポイントをおさらいし、「明日からのメイクの参考になれば……」と、笑顔で締めくくりました!
収録を終えたばかりのBA本科・近藤さんにインタビュー!
「この日のために練習を積んできましたが、いざカメラの前に立ったとき、『みんなに見られている!』と思うと、緊張感が込みあげてきました。
ヤバかったです!(笑)モデルさんがサポートしてくれたので、なんとか無事に終えることができました」
配信の手応えを聞くと「普段、メイクのハウツーを発信することはないので、とても良い経験になりました。
商品知識だけでなく、どうしたら聞いている人が分かりやすいか、という視点を持つことが大切ですね」と話します。
メンズメイクの他にも、3回のメイクデモンストレーションをインスタライブ&YouTubeで配信した学生たち。みんなの表情は、達成感に満ちていました!
ビューティアドバイザーの働き方も多様化しています。オンライン接客や動画クリエイターなど、メイクの技術と知識さえあれば、
さまざまなプラットフォームで活躍できる時代。ライブ配信をやり遂げたことが、ビューティアドバイザーはもちろん、メイクアップアーティスト、
美容YouTuberなど、これからのキャリアの可能性を大きく広げてくれたはず。