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2017.02.06東京
授業/特別講師/講演会
バンタンデザイン研究所とアイドルがコラボレーション!
学生が手掛けた衣装をアイドルが着てコレクションショーを開催する『Vantan IDOL COLLECTION -JAPANICATION-』
学生がこれまで作りあげてきたブランドイメージとアイドルの世界観を融合させて新たなクリエイションを生み出すビッグプロジェックトです。
ショー本番となる卒業修了制作展にあわせて衣装を制作中の学生たち。
このプロジェクトを学生と一緒に進めてきた、坂部講師と柵木講師も一緒に制作に入りアドバイスをしてくれます。
『There There Theres』を担当する石田くん。
デザイン画を見せてもらうとカラフルな衣装が並びます。
石田くん 「ブラックを基調としているアイドルなので、黒を入れつつも新体制としてこれから生まれ変わる彼女たちの新しさを表現するために紅葉をイメージしたグラデーションカラーの色味を取り入れました。僕自身もあまりチャレンジしたことのないカラーだったので、お互いが新しいことに挑戦して、いい相乗効果が生まれればと思いっています」
『リナチックステイト』を担当する林さんはデザイン画を前に悩み中。
林さん 「自分で作りたいものとアイドルが着たいものの違いが出てしまって、どう折り合いをつけようか悩んでいます。いいものをつくるために交渉する難しさも感じますね」
今回のプロジェクトは学生自らがアイドル側と打ち合わせをして衣装を作り上げていくプロジェクト。任される裁量が大きい分、大変なこともあるようです。
そして、以前はアイドルに興味がなかったという武田くんは、このプロジェクトをきっかけにアイドルにハマりはじめたとか!
武田くん 「『じゅじゅ』というアイドルを担当していますが、ライヴを観に行ったら他のアイドルにはないドロドロとした歌詞とカッコいい楽曲に面白さを感じました。打ち合わせでは踊ったときにスカートがキレイに見えるようなデザインを希望されています。布の量が多い分、服が重くならないように工夫中。全体的にスタイルがよく見えるような衣装づくりを心掛けています。大変ではありますが、自分が作った服を着てもらえるという嬉しさがあるので頑張れますね!」
反対にアイドルオタクだという鈴木さんは、もともと大好きだった『あヴぁんだんど』を担当。
鈴木さん 「最初はアイドルに服を提供するなんて緊張したけど、坂部講師もいろいろとフォローしてくれて心強かったです。いままで自分らしさを表現することを一番に考えていたけど、今回は相手があってこその服づくり。自分の中でも学ぶことが多いですね」
そんな鈴木さんの衣装はほぼ完成済み!
「先方からの希望は制服として成立していてスカートはプリーツ。そして袖が付け替えられるというオーダーです。袖だけではつまらないのでマントも付け替えられるように提案したらすごく気に入ってくれて! 本番までの間、時間がある限りクオリティをあげていこうと思っています」
そして『バンドじゃないもん!』を担当する納谷さんも衣装がほぼ出来上がっています。
納谷さん 「今日、作っているのは緑がイメージカラーの望月みゆさんのもの。彼女の女の子っぽい雰囲気にあわせてレースやフリルを多用しています。カッティングやディティールもフワフワ感を意識していますね」
『バンドじゃないもん!』は6人グループですが、全員異なるデザインを考えたそう!
納谷さん 「たくさん衣装を作りたかったので、人数の多いアイドルグループを選びました。アイドルの衣装はかわいいだけではなく踊るなどの激しい動きにも耐えられる丈夫な服であることも重要。アイドルの方が着てテンションがあがってくれて、ステージを観たお客さんにも印象が残るような服を作りたいです!」
それぞれが自分の思いを込めて衣装をつくるこのプロジェクト。
本番まであとわずか。
ショーが楽しみです!
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