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- 国際的メイクアップアーティストTATSU講師監修!! ...
2012.09.07東京大阪
授業/特別講師/講演会
ヘアメイク学科の学生が本格的な作品撮りに挑戦しました!!
完成度の高いものは、10/17(水)に開催される
『VANTAN Cutting Edge(バンタンカッティングエッジ)』に出品されます
学生は、2人1組になってヘアメイク&スタイリングを行います。
準備に2時間、撮影時間は40分!!
制限時間内に、いかに自分がイメージする世界を表現できるかが鍵となります
中山未来さんは「80年代の強い女性像」をイメージ。
中山さん
「人の顔は左右で形が違う。いかに左右対称に見せるか?
というのが難しいです」
また、予想外のハプニングも…。
中山さん
「撮影用にエクステンションを買ってきたのですが、
モデルさんの髪の色と微妙に色が違って… すごく焦りました。
ライティングを調整することで、なんとか自然に見えるようになりました…」
蛍光灯の下で見るモデルさんと、撮影用ライティングの下で見るモデルさんは
まったく異なるから注意が必要なんですね
撮影現場では、指示が飛び交います。
海外を拠点に、雑誌、広告、コレクションで活躍する
一流メイクアップアーティストTATSUさんからも
「チーク、もっと濃くしてあげたらいいと思う。
あとは、アイラインのキワ。もっとシュッと。
シャープにはね上げて強調したほうがいい」
と、貴重なアドバイス。
また、スタイリストさんの判断で、大胆なスタイリングチェンジを行う場面も。
モデルさんはブラックドレスを脱ぎ、マニッシュなコートを直接羽織るスタイルに…。
チーム全体で、作品をより高いレベルに昇華させていきます
筒井さんは「カラス族」をイメージ
全身黒ずくめのファッションや『COMME des GARCONS』『Yohji Yamamoto』
などのモノトーンルックをイメージソースにしました。
筒井さん
「衣装はあえて野暮ったい感じです」
カメラマンYASさん
「モデルさんのエラがはっているから、この角度で撮るのがいいよ」
プロフェッショナルから適切なアドバイスを受けられるのも、撮影の醍醐味
田中真子さんは「Sexual Beauty(セクシャル・ビューティ)」をテーマにしました。
30年代に活躍した画家「Rolf Armstrong(ロルフ・アームストロング)」の
世界観を現代に落としこみます★
田中さん
「メイクで飾り過ぎるのではなく、
女性が生まれつき持っているセクシュアルビューティを追求したい」
ポイントは、きれいなマルセルウェーブ、そしてマットな赤リップ。
ヘア担当EIJI講師
「あいてる時間があったら、とにかく動く!!
ウェーブ感を出したいなら、もっともっと空気を入れないと!!」
とアドバイス。
コームに直接ヘアスプレーを吹き付け、2秒間髪におしあてると、
固まり過ぎずにしっかりとスタイルがキープできる裏ワザも伝授!!
順調に見えた撮影でしたが、終了後、田中さんは悔し涙を流していました
田中さん
「イメージしていたものに及ばなかった。
放課後に毎日ウィッグで練習しましたが、モデルさんの毛質が予想以上に柔らかく、
思ったとおりのカール感が出せませんでした。。
頬骨のあたりのチークも少し濃かったですし…」
と振り返ります。
「自分のイメージしたものに、技術が追いつかない」
という感想を口にした学生が多く、学生たちの作品に対する真剣さが伝わってきました
もどかしさを感じるのは、高い目標を掲げているから…。
学生たちは「現時点での実力」を確認しながら、着実に前に進んでいます。
今回は、「SIGNO」マネージメントオフィスの第一線でご活躍されている
メイクアップアーティストTATSUさん、ヘアアーティストEIJIさん、
スタイリストSOHEIさんをお招きしてのセッション
皆様、誠にありがとうございました!!
一流チームの技術を目の当たりにし、さらなる高みを目指す!!
と心に誓った学生たちでした