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2012.07.17東京大阪
授業/特別講師/講演会
コレクションデザイン本科とパターンモデリスト本科の
第2タームのテーマは「ブランドクリエイションプロジェクト」
これに審査員として参加してくださる
ファッションブランド「クリスチャン・ダダ」の
デザイナー・森川マサノリ氏が来校
「ブランドディレクション」と題しブランドの作り方など、
様々な側面から講演をしていただきました!
まずは、今年の3月に発表された「2012-13年秋冬コレクション」の
映像とともに、内容について森川さんが解説してくださいます
テーマは「LOST」。
これからの森林がどうなっていくのかをテーマに
VラインやAラインのシルエットを中心に、
苔のようなモチーフをあしらった服など、
テーマ性が色濃く表現されたデザインが登場します
「僕はまずデザイン画を描く前に、ショーの見せ方から考えるんです。
たとえば、このコレクションなら、オープニングは心臓の音からはじまって
アンビエントな曲が流れる中、モデルがランウェイを歩き、
最後には、さらに映像(プロジェクション)を流す。
こういうショーの流れを頭の中に作って断片的にあるデザインに着手します。」
実際のデザイン画にも、みんな食い入るように見入っていました
ご自身がブランドをはじめてから、2年3カ月。
1シーズン目はTシャツだけ、
そして2シーズン目はリメイクのみのコレクションだったそう
またブランド立ち上げ当初はブランドを運営していくために、
アルバイトなどもしていたそうです
今は衣装のお仕事も多く手がけていらっしゃる森川さん。
昨年と今年は、レディー・ガガのライブの衣装を手がけるほか、
広告などでも幅広く活躍していらっしゃいます
質疑応答の時間には、学生たちから次々と質問がとびだしました
ブランドの名前の由来や、作品ごとのムラやバランス、
ブランドコンセプトとシーズンテーマのリンクについて、などなど。。。
また「黒を多く使うのには、なにか理由があるのか?」
という質問にも、
「ふりかえるとトラウマがあるかもしれないけれど、
黒が好きなのには理由はなく、フィーリングだと思います」
と率直に答えてくださいました。
最後には
「作品の熱量は見たらわかりますし、
自分ならではの表現で、とにかくファションに没頭してください」
とメッセージをいただきました
第2タームの審査の際には、またお世話になります
すばらしい講演をありがとうございました!