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- 基礎科修了展~新しい可能性の発見3act~を完全レポ ...
2012.03.28東京大阪
イベント
「新しい可能性の発見」をテーマに、
3/3(土)デザイナーズメゾンにて基礎科修了展が行われました。
今回は、フロアごとに、ショップ運営、ファッションショー、
作品展示とバラエティーに富んだ内容です。
さっそくフロアごとに巡って行きましょー!!
まずは【7F】
上映されていたのは「言葉はいらない」「COMMUNITY」
「隣人のケーキ」「世界は325度」の4作品。
お客様「学生が考えたとは思えないほど面白い作品でした。
ショートフィルムながら見ごたえがありました」と大好評
【5F】では、
「コスチューム科の3次元とヴィジュアル科の2次元をコラボレーション」
というテーマの展示が行われていました。
コスチューム科のテーマは『ストーリーを読み解き、理解する』です。
ファッションデザイン学科コスチュームデザイン科2年生の藤井さん
「ストーリーは、映画でも童話でもいいということだったので、
私は『Emily the Strange』を選びました。
彼女はいつも黒いワンピースを着ているのですが『ドレスは単一な素材ではなく、
異なる素材をミックスさせているのでは?』と考えました。
アシンメトリーになっているダイヤ柄は、縫いつけの作業が大変でした」
荒木さんは映画『キューティ・ブロンド』の主人公をイメージ
ピンクの衣装は会場の中でもひときわ異彩を放っていました☆
「可愛いモノが好きな子に着て欲しいです。
形は、意外とシンプルでタイトなんです。
レースが取り外しできるのがこだわりですね」
ラインストーンが敷き詰められたハート型ブローチは、手作りというから驚きです!!
細部までこだわった渾身の作品が勢揃い
また、同じフロアにはビジュアルデザイン基礎科の作品も。
学生達がアパレルブランドに提案したデザインTシャツ、
CDアルバムのジャケットデザインなど… どれも本当に実在しそうなものばかり。
来場者からは「クォリティーが高いなぁ!!」と感嘆の声があがっていました
【2F】
「STREET」「COUNTRY」「MODE」の3ジャンルに分けられて、
学生デザインの服装が展示されました。
ディスプレイの方法にもこだわりが
「STREET」は巨大なハンガーラックに吊るし、都会のショップ風に。
「COUNTRY」は、小物に絵本や園芸用品などを使うことで田舎暮らしの可愛らしさを、
「MODE」では天井から1着ずつ吊るし非日常感を出す演出が施されていました。
【1F】
1日限定ショップが、元気に営業中!
1つめは、依頼者様から大事なお洋服をお預かりし学生が販売するショップです
『Ebisu Clothing Buffet』をテーマに設定し、クラシックなホテルをイメージました。
ファッションプロデュース学科の三野さんは
「今回は『人と人とのつながりを大切にしたい』という思いから
『お洋服を委託してくださった人』から、『洋服を買った人』へ
メッセージカードをお渡ししています。
この洋服をどんな想いで着ていたかが書かれたカードは、
サプライズ感もあって買った方に大変喜ばれています」
2つめのショップは「ARCHIVE」☆
手作りのスマホカバー、ファッション小物などを取り扱っています♪
ディレクターを務めた黒川君は
「OB、OGの方、講師の方のハンドメイド商品を販売しています。
どれも世界に1つだけの作品です。
バンタンを集約するショップにすべく、3カ月前から準備をしていました。
バイヤー、PRチーム、レイアウトを担当するVMDに役割を分担…。
それぞれのチームを動かす難しさを感じました。
みんなが集まれる時間がなかったり…学生によって仕事量に差がでてしまったり。
今日は70人程のお客様がいらっしゃいました!!」
紐に商品を吊るしていくアイデアは、前日に決まったそう。
学生達は、柔軟な対応をする必要性を肌で感じている様子。
【3F】ファッションデザイン基礎科&2年速成ファッションデザイン基礎科による
ファッションショーがスタート!!
Aクラスのテーマは『optimistic Jolt』。
デザイナーは、学生たち。思い思いのシルエットを提案
クラスのディレクションを務めた堺井君は
「音楽はショーの成功を左右する重要な要素。10~15回くらい変更しました。
構成も、通しで見てみないと分からない…
何度も練習をして、違和感がある箇所は修正して…みんなよく頑張ってくれました」
と笑顔を見せました。
2年速成ファッションデザイン基礎のディレクターは堀川君。
「クラス17人をまとめる難しさがありました。人に動いてもらう為に、
言い回しや話し方を変えました。
誰かの意見を削ることもありましたが、クラス全体が1つになれた気がします」
堀川君のコスチュームである白衣にはクラス全員からの寄せ書きがギッシリ!!
学生達は、それぞれのやり方で自分の可能性を最大限に広げていました。
この日の思い出&達成感が、未来への糧になることでしょう…☆