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- 4クラスの創造性が爆発!廃材を使ったヘアメイクショー ...
2018.11.23東京
イベント
バンタンデザイン研究所では学びの土台を育て、
ひとりひとりのクリエイティビティの芽を伸ばす「創造性開発プログラム」に力を入れています。
「創造性開発プログラム」とは、学生の「考えるチカラ」を養うために開発されたバンタン独自のカリキュラムです。
ここでは個のスキルにとらわれず、互いの個性を尊重し合いながら、
自分らしい表現の追求と他者のクリエイションの共有を通して、多様な視点、好奇心、学びの姿勢を育てます。
今回は、市場で販売されている既製の材料ではなく、“固定されていない形や質感”を持っている廃材を取り入れたワークショップを実施しました。
廃材を活用することで、ものの見方を変え、自分が意図しないものを工夫し、
使われなくなったものに新しい価値を与える創造性を養います。
ヘアメイク学部では、4クラスそれぞれにテーマを設けて「創造性ファッションショー」を開催!
衣装とヘアメイクに使うのは、なんと「廃材」!!
クラスごとのSHOWをレポート!!
Aクラス「possibility」
Bクラス「From……」
「Bクラスのテーマ『From』には、○○から作られている、という意味が込められています。
私たちのチームは“希人”。タバコとドラッグという危険なテーマをセレクトしました」赤いマントには、タバコの空箱をつけてインパクトを出しました。
Cクラス「Zoo」
CクラスのテーマはZooということで、ユニークな動物たちがいっぱい。ヘビ、ユニコーン、白いクジャクなど、ワイルドな雰囲気に。
「私たちは、ピンクパンサーを作りました。ヘッドピースは、廃材で作っているけれど、
廃材感が出ないので逆に難しい。ヘッドピースとしてキマりすぎちゃうんですよね……」と、宮本さん。廃材ならではの難しさもあるよう。
Dクラス「Noisy」
Dクラスは「Noisy」がテーマ。
「Noisyということで、イタリアのお祭りをイメージしました」と、三枝さん。
目飾りをつけたり、スカートに廃材のフェルトをあしらったりと細部にまで工夫を凝らしました。
と、見事なランウェイを披露。
ゲストたちからも大きな拍手が巻き起こりました!
そんな中で、ひときわ目をひいたのが、新聞紙のワンピースをまとった金子さん。
「『ネット危機』がテーマで、ワイヤーで手に携帯を縛り付けて、片時も手離せない感じを出しました。
全身が、メディアに支配されているイメージですが、できるだけ可愛く表現できたら」。
Dクラスリーダー伊藤さんは「これまでの殻をやぶって、自分たちの個性を爆発させることができたと思います。
作りたいものを3次元にする楽しさと難しさを知りました。発想力が上がった気がします」と、堂々と語ってくれました!
「クラスでショーを作るのは初めてのこと。直前まで音を編集して、
バタバタもあったけれど、役割分担して精一杯できたと思う」と、リーダー萩田さんも満足そうです。
最後にNATSUKA講師から総評がありました。
「入学したとき、眉毛もファンデもつけられなかったみんなが6ヶ月でここまでできて安心しています。
すごく頑張った結果、素晴らしいものができたと思います。明日からまた頑張りましょう」
こうして、廃材を使ったファッションショーは大成功をおさめました。
1年次の総括・「修了年展」ショーに向けて、個々でも、クラスでも創造性を高められたはず!
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