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2018.04.28東京
卒業生
バンタンデザイン研究所ファッションプロデュース学科を卒業し、アパレルブランド
『Last Virgin』のマネージャーとして、ブランドマネジメントをはじめ、店舗管理やEC管理、商品企画・プロモーションの企画などをこなす吉田倫さん。
2/24(土)に開催されたバンタンデザイン研究所の卒業展示会「VANTAN STUDENT FINAL 2018-バンタン卒業修了制作展-」ではファッションプロデュース本科プレス専攻の学生達とLast Virginがコラボレーション!
2018S/Sシーズンの商品企画・プロモーション企画・WEB編集企画という機会を下さいました!
学生達の憧れの存在である吉田倫さんに高校生時代から、在学中、卒業してからのことをインタビュー!
Last Virgin
Instagram https://www.instagram.com/last.virgin/
Twitter https://twitter.com/lastvirgin_
Last Virgin×VANTAN
Instagram https://www.instagram.com/vsf18.fp1/
前編/後編でお届けします!!
-高校生時代はどんな学生でしたか?
ずっとずっとファッションが好きでした。
私が住んでいたのは田舎の方だったので、オシャレ=ちょっと悪いみたいな感じに
見られていましたが、そういうマインドでは全然なくて。
本当にギャルがすごく好きだったから、1ヶ月に雑誌5冊ぐらいめっちゃ買いまくっていました。
-出身は?
宮城県の気仙沼という所です。
-ニットで有名な所ですね。
やっていますね。
でも実際、気仙沼にはお服屋サンって全然無かったです。
買い物するときは仙台まで行っていました。
-その時から「自分でブランド立ち上げるぞ」など目標掲げていましたか?
全然無かったです。
ただ単にメイクとかオシャレをする事が好きなだけだったので、
お洋服屋サンになるとかは考えていなかったです。
-なぜバンタンを選びましたか?
本当は地元で就職しようかなとか思っていました。
一番仲良い子が上京するって言いだして「いいなぁ~!私も行きたい!」みたいな感じで。
当時、エクステも自分で編んでいたので、ヘアメイクの専門学校に行って
美容師になろうかな~と思っていて。
ずっと就職するって親にも高校の先生にも言っていましたが、
勝手に一人で東京に来て、オープンキャンパスに行って、入学します!って決めてきました。
バンタンのセミナーで仲良くなった子と連絡とったりしていて、
彼女と一緒に入学するのが楽しそうだったから、ここがいいかなぁって。
それでバンタンへの入学を決めました。
バンタンはギャルだけじゃなくってバンギャみたいな子がいたり、派手な子が多かったから楽しそうって思って。
あとは現役でプロとして活躍されている方が教えてくださっているというのが
大きかったです。
Last Virgin LOOKBOOKより
-好きな授業、印象的だった授業、苦手な授業はありましたか?
楽しかったのは、授業というよりは環境や講師の方々と話すことで、
いっつも話しかけていました。
マーケティングの講師が特に大好きでした。
子供にはなかなか入ってこない大人のお仕事のお話ばかりでした。
フォトショップ、イラストレーターの授業も楽しかったです。
卒業して、あ~やってて良かったなぁって思います。
目に見えてよかったのは、この授業でした。
自分で自分のイメージの広告撮る授業は楽しかったです。
基礎科の時モデルをしてくれた同じクラスの子が、今はLast Virgin 1号店の店長を
やってくれています。
立ち上げの時に声をかけて、それから一緒にやってくれています。
Last Virgin LOOKBOOKより
-バンタンでの経験を経て今の自分に役立っていると感じることはありますか?
プレゼンに関しては、社会に出てからよりも学生時代の方が厳しかったと思います。
学生時代のプレゼンでは、自分がしたいこと・目的・ターゲット・それによる効果など
自分のしたい事を明確にして資料にまとめて、
更に自分の言葉で伝えるってすごく大変なことだったと思います。
学生の時は苦しんでやっていたんですけど、けどそれのお陰で説明の仕方など
鍛えられていたから身についたというか。
資料だったり言葉だったり情報も揃えていないと説得できないじゃないですか。
卒業してから思うのは、自分の考えていることをしっかり伝えられる人ってあんまりいないんですよ。
フォトショップやイラストレーターをはじめ、バンタンで学んだ基礎の事は全部今に活きていると思います。
-バンタンの学生時代はどんな学生でしたか?
優等生ではありませんでしたが、行くのが当たり前の場所と思っていました。
卒展や修了展のときは、講師の方とバトったりしていました(笑)。
Last Virgin LOOKBOOKより
-熱い生徒だったんですね
熱いのかはわからなかったんですけど(笑) 気が強いので(笑)。
講師の方々は大人なので丸く治めてくれましたが、クラスメイトの男の子たちは癖が強くって(笑)。
修了展の時などは、本当にパツパツで。。。
何でもやりたいタイプだったから、学校の近くの日サロでもバイトして、
休みの日は、渋谷109のLB-03でバイトしていて
それでももっと色んな頃をやりたくて、インターンなども行ったりしていました。
課題も沢山ある中で、修了展の事まとめてとか言われたりした時に、
すごい余裕無くて、自分がパツパツな時に寄り添ってくれない友達に「なんで!!」って。
バトってた子達は仲良い子達で、みんな普段は仲良いんですけど
「なんでわかってくれないのー!!もういい!!!」って感じで。
きっかけは、覚えてないぐらいにくだらないことだったと思うんですけど
バイト先に駆け込んで
居場所は言ってなかったですけど、親友が多分あいつはここにいるだろうってバイト先に迎えに来てくれて(笑)。しぶしぶ学校に戻って
男の子たちは気まずそうにしながらも黙ってアウター貸してくれたりました(笑)。
-学生の頃は、学校の授業以外にどんなことにエネルギー使っていましたか?
ずっとクラブにいました。必ず誰かといましたね。
-人脈づくりとしてでしたか?
ですね。
―学生時代に人脈の大切さって知っていましたか?
そうですね。
周りにラッパーとかシンガーの子が多くってすごい刺激されていました。
同い年でステージ立ってる子とかすごいキラキラして見えて。
一日の睡眠時間2、3時間とかで、バイトの休憩時間は、学校の課題だったり資料作ったりしていて、でも常に夜は外にでて《うわぁ、かっこいい》って!
エネルギーを貰わないと、慌しい生活で潰れて行きそうでした。
疲れた時は、元気を出す為に友達がいっぱいいるクラブに行っていました。
同世代の子が頑張る姿を見て、よし、頑張ろうって。
若かったのもあってアーティストの子達に『私が衣装作ってあげるよ』って
言ったりしていて、そういう子とは今も繋がっています。
Last Virgin LOOKBOOKより
-今でも一緒にお仕事したり繋がったりしていますか?
アーティストの子に今も衣装でリースしてもらったりしていて、協力してもらったりしています。
クラブで仲良くなった人達が、今はPR会社だったり、広告代理店に勤めているので
ピンチの時なども助けてもらっています。
同じ空間で働いている人の数は少ないけど、外部には仲間が沢山いるという感じです。
周りの関係者の方々は私達をいつも迎え入れてくれる、
お父さん、お母さんみたいな感じです。(笑)
-学生時代に悩む事はありましたか?どのように乗り越えましたか?
悩むことは無かったですけど、週に2回ぐらい
体力的にしんどくて泣いていました。
常に移動も小走りでしたし(笑)。
講師に言われた『まだまだだな』とか言われると5年後みてろよ~的な
反骨精神みたいなものはすっごくありました。
-反骨心が気持ちに留まらず、行動に起せたから、今のブランドがあるんですね!
私、説得力のない人が凄く嫌いで。
私がキャンキャン吼えても、力がなければ舐められるじゃないですか。
ちゃんと自分が勝てる試合しかしたくないから勝てるまで準備を整えてから勝負するというか。
~後編へ続く