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2018.02.21東京
卒業生
バンタンデザイン研究所高等部、そしてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン総合学科を卒業し、
現在、株式会社ウエディングパーク(http://www.weddingpark.co.jp)のWEBデザイナーとしてご活躍される山下瞳様に
学生時代のこと、現在のお仕事のことなどをインタビューしてきました!
山下瞳
株式会社ウエディングパーク / WEBデザイナー
1986年新潟県十日町市生まれ。
学生時代グラフィックデザインを学び、WEBデザイナーへ転身。
ソーシャルゲーム/アプリ/幅広いジャンルのサイト・メディアの
デザイン・ディレクションを経験。
現在は、株式会社ウエディングパークに在籍。
仕事も遊びも子育ても!自称「欲張りなママワーカー」。
前編/後編 でのインタビューをお届けします!
-まずは、高校生時代のことを教えてください。
高校からバンタンデザイン研究所に通っていました。
根っからのバンタン生です。
-高校からバンタンだったのですね!中学生の頃に夢があったんですか?
工作や美術系の授業が好きというのが元々ずっとあって、
仕事にしたいなと思っていました。
―早い段階で夢がしっかりあったのですね!
すっごく早かったですね。
実家がものづくり(建設業)をしていた事もあって、
小さいころから工作など何か作る機会が多かったのも影響していると思います。
-中学生の頃から明確に、デザイナーになりたいと思っていましたか?
時代的に情報がなかったので、漠然と、でしたね。
当時は田舎の中学生だったので、グラフィックという言葉も知りませんでした。
-出身はどちらですか?
新潟県の十日町市です。
-新潟から東京のバンタンに進学したんですね!バンタンに進学をしようとう決めたきっかけはありましたか?
バンタンとの出会いとしては、友人がバンタンの高等部に入りたいと言ってパンフレットを請求していて
結局その子は行かなかったけど私が行ったという(笑)。
バンタンのパンフレットを見て、デザイナーの仕事って様々な種類がある事を知りました。
-高校生で専門的な事を学ぶ事にご両親は賛成されましたか?
いえ、反対されましたね。
一旦は地元の普通科高校に進学したんですが、やりたい事があるのに出来ないって悶々としていて。
目的を持たないで勉強することが嫌で、やっぱり諦められなくて、両親にプレゼンして、説得して、
学びたい事、やりたい事が出来るバンタンデザイン研究所高等部に入学させてもらいました。
私、5人兄弟なんですよ。
一人ぐらい、異端がいてもいいかって(笑)。出してもらえたという感じです。
-高等部は、進学してみてどうでしたか。
バンタンは、当時の私の周りにいる人達とは全然違う人達ばかりでした。
好きなこと・やりたい夢が明確にあって、自分の世界をどんどん広げていけるという人達が多かったので、
はじめはそこに入って行きづらかったというか、馴染めないというのはありました。
自分よりも遥かにみんな凄くって、インターネットが使えて当たり前で
アドビのソフトも使いこなしていて。
地元だと、美術が上手な人だったのが、東京に出てきてからは
周りと比べるとそこまでじゃないのかもって入学してすぐ実感して(笑)。
でも、そういう風に自分のスタートが低かったのもあり、追いつこうって頑張りましたね。
ハイスクールは3ヶ月に1回、講師20人位の前でプレゼンがありました。
評価をもらい、自分のランクが貼り出されて、
そこで1位など取っていくうちに、それがモチベーションになって他の学部の子も含めて仲良くなっていきました。
-進学の際も、バンタンデザイン研究所を選んだんですね。
はい。
-学生時代、好きな授業・印象的だった授業・苦手な授業はありましたか?
好きだったのはコピーライティングの授業です。
普段はビジュアルを作ることばかり考えていましたが、その授業で
言葉のパワーや、言葉とビジュアルが重なって初めて伝えることが出来ることがある、という事を学びました。
-バンタンデザイン研究所の専門学生時代はどのような学生でしたか?
あまり真面目ではありませんでしたが(笑)、ありがたいことに先生たちには
可愛がっていただいていて。
授業もですが、授業外で講師と話す機会が多く、今でもたまに当時の講師と話したりします。
現場で活躍している先輩としてアドバイスもらえたのが嬉しかったですし、
色々と教えてもらえたのは大きかったです。
-教わったことで印象的だったことなどありましたか?
世の中には世知辛いオーダーとかもあるんだよ、とか。
好きなことだけをやっていられる人は少ないんだよ、とか。
だから、「プレゼン能力つけなさい」とか、「コミュニケーション能力つけなさい」とか
そういうのを教わることが出来てすごく良かったです。
大人になってから大切なことだなと実感しています。
-学生時代に悩む事はありましたか?また、どのように乗り越えましたか?
漠然とした不安はありました。
本当に自分がなりたいものってなんだろう、と常に思っていました。
バンタンの仲間とも夜な夜なずっと話していましたね。
-バンタンでの経験を経て、今の自分に役立っていると感じることなどはありましたか?
一緒に切磋琢磨出来た仲間と出会えたことです。
本当に良かったですね。
-学生の頃はどのような事にエネルギーを使われていましたか?
デザインフェスタに出展していました。
高等部の頃から創作したい意欲を発散・発信する場として自分で作りたいものを出していました。
授業ではコンセプトが決まった、枠の中で何かを制作をしていたので。
グループ展などもやっていて、そこでは絵を描いていました。
試してみたい技法で、どんな表現ができるか模索するというか。
-職業としてアーティストになろうとは思いませんでしたか?
思わなかったですね。その辺りは冷めていました(笑)。
作りたいものを作るのは趣味で良いのかな、お金にならないとお仕事にはならないかな、と。
お仕事なら、その分のお金をもらうんだし、しっかりデザイナーとして求められているものをつくる職業としてのデザイナーにならないとねって。
-社会に出てからと学生時代での、一番の違いは何だと思いますか?
お金を頂いているので良い・悪いがクライアントさんやメンバーからしっかり出てきます。
自己都合が言い訳にならないというのは大きいですね。
社会人は、常に勉強だなと。
昔、勉強が嫌いだったんですけど(笑)、デザイナーは勉強を怠ってはいけないなって思います。
WEB業界は、トレンドのサイクルが非常に早いです。
そこがキャッチャアップ出来ているかどうかが非常に大切で。
勉強好きじゃないと難しいなって。
~
後編につづく
https://www.vantan.com/topics/blog/detail/3221.php
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