- ファッション・ヘアメイク・デザイン・映像専門の学校【バンタンデザイン研究所】/
- トピックス/
- 学校ブログ/
- [全日制]映像ディレクターとして活躍する卒業生 長濱 ...
2017.12.27東京
卒業生
バンタンデザイン研究所 デザイン学部を卒業し、映像ディレクターとして
企業の広告映像やブライダル・マタニティー・出産などのライフイベント映像を制作する
会社を経営されている長濱えみなさん。
企業家としても活躍する長濱さんに学生時代のことから、現在のお仕事、これからの
夢などをインタビューしてきました!
長濱えみな
絵本作家を目指し大阪より上京。バンタンデザイン研究所で準奨学生に選抜されグラフィックや映像を学ぶ。
VJ活動を経て、株式会社point zeroにてブライダル映像に携わりドキュメンタリースタイルを確立。
2013年寿ビデオ大賞 T&G賞 受賞。
現在は、ストーリーをビジュアライズする会社、LIFELOG Inc.を設立。
ブライダル・マタニティー・出産などライフイベントにも携わりながら、企業CM、アーティストのメイキング映像、イベント映像などを手がける。
前編/後編 でのインタビューをお届けします!
-高校生の頃から夢はありましたか?
高校生の頃は絵本作家になりたいなぁって思っていました。
子供の頃から絵を描いていて、中学生ぐらいから詩を書きはじめました。
一枚で完結するというよりは、ストーリーが続いているものが好きで。
葉書に絵と詩が載ったものを創ったり、同世代が見るような絵本を書いていて。
絵もかけるし言葉を紡ぐ事も出来るから、絵本作家と言っても
色々な技術を取り入れたもう少し新しい何かを出来たらなって。
絵本でも何かデジタルを取り入れたり出来るかなぁというような。
高校生の頃は勉強が嫌いで好きなことだけやってきたので
将来が少し心配はありましたが、これ以上勉強したくないという思いがありました(笑)。
自分の為になることは勉強したかったけど
そうでないことは、何のために記憶しないといけないんだろうって。
無駄を省きたい気持ちが強かったです。
-なぜバンタンを選びましたか?
広告を見てサマセミという体験授業に参加してすごく楽しかったというのがあります。
ファッションも好きでしたし、色々学びたいタイプだったので
バンタンでは手広く学べそうということと、好きなものが見つかったら
突き詰めて学べそうかなと思ったからですね。
-学生の頃はどんなことにエネルギー使っていましたか?
バンタンってプレゼン多いじゃないですか。それが楽しみで。
今は苦手ですけど(笑)。
驚かせたろって常に思っていて、人と被らないものをいかに創るか、とか
目立ってやる!みたいなのは凄くありました。
バンタンは創るもので目立ちたい子が多かったので、その子達に負けないようにって。
お金ないから大変でしたけど、
プレゼンにお金いっぱい使っていました(笑)。
東急ハンズでの画材選びがすごく好きで、
何時間でもいれる位に大好きだったので、学校帰りに良く行っていました。
-印象的だった授業はありますか?
写真を自由に撮影する授業があって、自由に撮って現像するという。
私は丸っぽいものを中心に置いて撮影していました。
その時に撮影って楽しいなって思って。
人の見方で撮られるものって全然変わるので。
-好きな授業、苦手な授業はありましたか?
機械は苦手でしたけど(笑)。映像は得意でささっと終わっちゃうものでした。
元からあるものよりも、自分で創っていくことの方が好きでした。
デッサンの授業も好きで、私はすごい絵を描くのがうまかったので
みんなから「似てる!」って好評でした。
-絵は独学でしたか?
そうなんです。なんか、描けちゃうんです。
子供の頃からディズニービデオの面白い1コマなど見つけては、ビデオを止めて
1フレーズずつデッサンしたりしていました。
今思うと動画って1フレーズずつ、どうなっているのか確認しながら見たりするので
子供の頃から自然と自分でそういう訓練が出来ていたんだなって思います。
-学生時代に悩む事はありましたか?どのように乗り越えましたか?
沢山ありましたよ!
上がり下がりが激しかったので。
多感期なので、学生ってそういう子多いと思います。
私はそれで良かったなって思っています。
最近TED (世界中の著名人によるさまざまな講演会を開催・配信をしている非営利団体)で、若い子達に向けて話す機会があり、
何を自分が本当に考えていたとか、自分の人生観を考え直す機会になりました。
人生の捉え方として
「幸せな人生ってなんだと思います?」という所から伝えはじめました。
私は昔から幸せを対追い求めていたタイプで、
幸せになりたいっていつも思っていました。
探究心がめっちゃ強いのもあって、それを今も仕事で、人に生かせているなと思います。
高校生の頃に凄く悩んで、ダークサイドにいる時期があって。
今思えば感受性が豊かすぎたのかなって思います。
それがあったからバンタンに行ったら、マイナスから思いっきりプラスにいって
やってやろうって思っていて。
若いうちにこれがあってよかったです。
悩むということや挫折って凄く大切なんだなぁって今は思います。
今は悩むこともなくなりましたし、考えるだけ時間がもったいないって思えるようになりました。
-社会に出てからと学生時代の一番の違いは何だと思いますか。
『プロは出来て当たり前』ということですね。
そこに自分自身で何がプラスできるかというか。
学生のうちは自分が出来る事しかやらなくて良いですが、社会にでると
そうでもない事もあります。
あとはどんなことにも対応していける、技術の幅広さですね。
トラブルにも対応できないといけないし。
~
後編に続く
https://www.vantan.com/topics/blog/detail/3155.php
>>バンタンデザイン研究所のイベント・