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2017.08.23東京
卒業生
バンタンデザイン研究所 映画・映像学科を卒業し、ポストプロダクション・スタジオCutters Studios Tokyo で
カラリストとして働くToshikiとオンラインアシスタントとして働くTomomiに、
お仕事内容や卒業してからの事をインタビューしました!
Cutters Studios Tokyoとは、世界最高峰のディレクターやプロデューサー達がリストに名を連ねる、
アジアパシフィック最新のフルサービスプロダクションDictionary Films Tokyoを新たに設立し、
パワフルでインパクトの強いクリエイティブ・ソリューションを提案する
業界最高峰のクリエイティブ・ポストプロダクション・スタジオです。
卒業生である二人に現在のクリエイティブの最前線であるお仕事に就くまでと、
これからの夢について語ってもらいました!
-ToshikiさんとTomomiさんのお仕事を教えて下さい。
Toshiki: 僕はカラリストという仕事をしています。
カラリストとは、世界観を創り上げていく仕事。
簡単に言うと、Instagramでフィルターで色を変えたりするじゃないですか。
あんな感じです。あれを映像でもっともっと深くやっていきます。
CMなどで見る映像って、撮ったままの素材だと色が無い状態です。
そこに色をつけて、というか引き出していって
よりしっかりとした濃い世界観を創っていくのがカラリストの仕事です。
カラーを入れていくと奥行きが出てきて、人の捉え方は全く違うものになります。
全てがカラー次第で決まるぐらい大切な仕事だと思っています。
Tomomi:私の仕事はオンラインアシスタントです。
映像の仕上げと言われる部分を担当していて、撮影で不可能なこと、
例えば誰もいない球場を人で埋め尽くしたり、横たわった人を空を飛んでいる風にしたり。
他にも映像をより迫力あるものにしたり、リアルなものにする、
商品や肌を綺麗にしたりする事をしています。
―はじまりは、バンタンに紹介されたインターンからでしたよね。インターンでの経験はどうでしたか?
Toshiki:結論から言うと行って良かったです。
今はカラリストとして仕事をしていますが、
Cutters Studios Tokyoに行くまではカラリストという職業すら知らなかったですし。
だから、運命じゃないですけど、、そんな感じです。
Tomomi:としちゃんに同じく。
-在学中から夢とかやりたい事とか、海外志向な事を聞いていたので、インターンを紹介しましたが、実際はどうでしたか?
6ヶ月のインターンの経験は。
他の学校だと6ヶ月学校来ない、などはなかなか無いかと思いますが。
Toshiki:インターン6ヶ月というのはきつかったですね。
6ヶ月終わってちょうど貯金もなくなるし。
それでも6ヶ月過ぎて出会った人、関わったワークスだとかの
自分への価値は尊かったです。
バンタンの授業でやっていた映像の事とはまた違う事も学びましたし。
その時はまさか自分がテレビのCMを作れるなんて思ってもいなかったし、
そういう最前線の人達の仕事を間近で見ることによって、
センスや物事を見極める感覚も養われていくので
インターン時代に良い作品、そうでない作品などの見る目はあがった気がします。
―Cutters Studios Tokyoならではのやりがいは?
Toshiki:入った時の気持ちなどを考えると、単純にかっこいいじゃんみたいな感じですかね。
なんかもう全部かっこいい!みたいな感じですね(笑)。
理屈というよりは、見た瞬間にかっこいいみたいな。
良いと感じたら、良いみたいな。
たまに、他の会社に色々借りに行ったりとかしますが、
そういうの見てもやっぱりすごい良いもの創ってる人達多いんですけど、
かっこいいもの創ってる人って沢山いると思うんです。
それでもCutters Studios Tokyoはまた違うおもしろいものを創りますし、
うちはうちのかっこいいもの突き詰めてるって感じです。
Tomomi:チャンスがいつどこに転がっているかわからないのがうちの会社です。
チャンスが急に降ってきてそれをチャンスととるかピンチととるかその人次第で
その人がうまくやればその人のビッグチャンスにもなりうるし
その人にとってマイナスにもなるから、自分で良いようにも悪いようにもなります。
自分次第で自分の方向づけをいくらでもできる場所だと思います。
―学生時間にやってきたことで仕事に役立ってる事などありました?
Toshiki:今の会社で使っている映像用のソフトとは全然違いましたが、
基本となることを全般教わったので役に立ちました。
基本はどれも一緒なので。
―3ヶ月に一度アーティスト呼んでPVの製作の授業などはどうでしたか。
Toshiki: 楽しかったし、凄く良かったです。
あれでワークフロー学びました。
制作していくのが一番覚えるの早かったです。感覚を掴んでいくというか。
学生時代の中盤から後半とかは、先輩の仕事を手伝ったりして経験しましたし、
そうゆうのが実になってきてるなって思います。
―学生時代、色々経験したんですね。
Toshiki:沢山喧嘩もしたし、でも色々制作してその度に色々創ってきました。
Tomomi:私は、あんまり熱血系じゃなかったです(笑)。
それでも、インターンを紹介してもらった事から今こうして夢叶えられました(笑)。
―本社がLAにあり、海外の作品にも携わっていると聞きました。
Tomomiさんは在学中から英語ができたと聞きましたが、
Toshikiさんはどうでしたか?
Toshiki:YESとかNOしか言えなかったですね(笑)。
今もそんなうまくないですけど会話は、体当たりで出来ます。
―二人のこれからのビジョンを教えて下さい!
Toshiki:外というか海外で仕事はやってみたいですよね。
海外はもっともっと新しいことやっていたりするので。
歴史も長いですし。挑戦したいです。
それでも通用するカラリストになったら
日本のどこにもいないカラリストになりますし、
そこも言ったら『かっこいいですよね』(笑)。
-カラリストの先駆者としてやっていって、先々の道も作ってあげると。
Toshiki:そうですね。
―Tomomiさんは?
Tomomi:ポスプロが海外から来たというのもあって
ハイブランドとしてブランドづけていたと思いますが
今はコンテンツも増えて、もっと小さい作品の本数も増えてきているから
そっちもやって、他とは違ういいものが創れるよって
発信していく方向に走っていっています。
前までは海外から高いレベルでのものって標準を合わせているけど
これからは日本でも、小さい物でも良いものはできるよっていう文化を
創って行きたいです。
-またバンタンに遊びに来て後輩たちに沢山お話きかせて下さい!
ありがとうございました!!
Cutters Studios Tokyoはアメリカのシカゴ1980年に設立された
クリエイティブ・スタジオ。
シカゴを拠点にLA・デトロイト・東京・ニューヨークに支社をもつ。
2012年11月に日本のブランチとしてCutters Studios Tokyoを設立。
2016年に制作部門、Dictionary Films Tokyoを設立。
米国で培った独自のノウハウを活かし日本広告のクリエイティビティをさらに高めていくことを目指している。
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