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2017.08.21大阪
授業/特別講師/講演会
自分の目の前には「タブレット型の専用端末」
プロジェクターの横には、なぞの鏡??
初体験の授業に、期待とドキドキを持って準備をするのは、年に1度開催されるデビューイベント
カッティングエッジのヘアメイク部門の2次審査を通過した受講生たち。
今回はパナソニック」による、「デジタルメイク」の特別授業をレポートします。
まずは、パナソニックの石田さんから、今回の授業の説明。
専用端末を使って、あらかじめ撮影しておいたモデルさんの顔写真に「デジタルメイク」を施します。
まずはデジタルメイク作成の一連の流れを実演。
端末でのデジタルメイク体験が初めての学生たちは、システムの説明を聞くことに真剣。。。
まずは、端末を使って目、眉毛、唇といったパーツごとのメイク作成のレクチャーを受けます。
それから、すっぴんのモデルさんの顔の上に、ベースメイク⇒ポイントメク⇒と進めていきます。
説明終わりの休憩時間中の学生の反応を聞いてみました!
「色の選択は出来たけど、グラデーションは難しいな、、、」という声もあれば、
「こんなメイク初めてだからわくわくする!」
「実物を触るわけじゃないので、色々試したい」
と、これからの実習を楽しみにしている学生の姿も。
「端末を使ったメイクのポイントは、全体のイメージを把握すること。
全体から描き始めて、徐々に細かいポイントに入っていくと上手に描けます」
と、講師のmi-coさん。
デジタルならではの、顔写真から顔のバランスを分析する機能を使って、ベースメイクの入れ方を考え、
「ナチュラルメイクデザイン」に沿ったメイクをつくったところで初日の実習は終了!
【授業2日目】
前日のレクチャーや実習を基に、いよいよ課題実践!
2日目は学生一人一人が自分のメイクアイデアを持ってきて、外国人モデルの顔の上に思い思いにメイクを作っていきます。
学生 「微妙なニュアンスの表現が難しいです」
授業の最後に自分の作ったメイクデザインのプレゼンをする為、とにかく必死にこなしながらも、
「ここが何かちがう!」と同じところの修正を繰り返す、なんて場面も。
「端末を描きやすい角度に回転させると線が上手に引けるよ」
「チークのブラシサイズを大きくするとふんわり入れられる」
「アップにしたり引きで見たり、全体のバランスを見ながら仕上げていくように」
など、作業途中にも講師らアドバイスが。
1日しっかりと課題に取り組んだ学生たち、いよいよプレゼンが始まります
プロジェクター横に置かれた、なぞの鏡の正体はデジタルメイクを映し出す為の「専用鏡」!!
ここに学生の考えたメイクを登録すると、鏡に映した顔の上に今作ったメイクが投影されます。
一通りプレゼンが終わったところで、講師からの講評が。
アイラインを綺麗に整えるために、消しゴムツールを使っていたよね?」
「このツールの使い方は教えていないのに活用できていて凄い!!」と、驚かれていました。
そして改めて、このツールで出来ることの「可能性」。
自分たちのイメージを具体化することの重要性をご説明いただきました!
今後はこの授業を参考に参加者はバンタン最大のショーイベント、カッティングエッジの「最終審査」に向けてのデザイン作成を行います。
2日間の特別授業終了後は
「デジタルツールを使用するのは初めてだったけど、メイクイメージがしやすく普段の授業でも使用したい」
「今後もプレゼンテーションをする中で活用してみたい」
と、たくさんの声があがっていました。
これからも新しいことをどんどん吸収して、カッティングエッジ本戦を目指して頑張ってください!