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2016.12.01大阪
イベント
VANTAN CUTTING EDGE OSAKA ROUND。
次はショーの様子のレポートです!
今年のテーマは「FASHION+DIGITAL」
このテーマの捉え方は人それぞれ・・・さまざまな表現方法が見られました。
学内の厳しい審査で勝ち残った作品や展示の数々。
ショーのトップバッターを飾るのはガールズファッション&ビューティ学科の
オリジナルブランド『Tiasd』のコレクション。
“おしゃれの大好きな女の子に贈る特別な日の特別な一着をリアルクローズで”をコンセプトに考えられた作品7スタイルが登場しました。
「可愛らしさ」や「女性らしさ」、「トレンド」を取り入れたスタイリングが印象的です。
こちらは、衣装だけではなくブランドコンセプト・ヘアメイク・ショーの演出まで全てをプロデュースしています。
これもファッションとヘアメイク両分野を学べるガールズファッション&ビューティ学科でしか作り上げられないものですね!
続いてヘアメイク学科。
“Anti Degital”をテーマとしたヘアメイクショー
キービジュアルをデジタルサイネージで表現し、相反するデジタルとアナログという要素を組み合わせた独特の世界観で会場を圧倒しました。
細部までこだわったヘッドピースや、
プロのヘアメイクアップアーティスト・ヘアスタイリスト監修のヘアデザインやメイクはまるで海外のショーのよう!
ランウェイを歩くモデルさんにも見入ってしまいます。
写真や動画の撮影をされている来場者も多く見られました!
学生たちはショー当日までに、何度もコンセプトや作品を練り直しプレゼンテーションで発表をしています。
自分たちが作りたいものをどのように表現するかでも悩み、
実際に制作に入っていく過程で重さや大きさなどイメージしたものを
カタチに表す段階でも新しい壁にぶつかり、試行錯誤の中作り上げた作品の数々。
そんな熱い思いや緊張感も伝わるショーでした!
圧巻だったのは、業界輩出実績NO.1スタイリスト学科のショー。
テーマは「MUSEUM」。
美術館から飛び出してきたような作品が次々に登場しました。
今年は、テーマ☓ファッションキーワード☓サブカルチャーを掛け合わせたスタイルを発信。
スタイリングのコンセプトが照明や演出、音楽にまで取り入れられていて、独特の世界観で来場者を魅了しました。
こちらのショーは、スタイリングだけではなく衣装を探すところから始まります。
自分たちが表現したい非現実的な世界観を作り上げる為、いろんなショップや古着屋をリサーチしリメイクを加えている衣装。
中には海外のショップとやり取りをして買い付けたものもあるそう!
洋服を洋服に見せないように表現できるところが、
スタイリスト学科のスキルの高さを物語っています。
さらに、こちらのショーに関わっているのはスタイリスト学科だけではなくヘアメイクはヘアメイク学科の学生たちがサポート。
普段からセッション授業で他分野の学生たちの交流があり撮影などに取り組んでいるので、作品からチームワーク力も感じられます!
ショーのラストを飾るのはファッションデザイン学科。
厳しい審査を勝ち抜いたオリジナルブランド9ブランドが登場しました。
それぞれのデザイナーの思いや視点で作り上げられた作品36スタイルがショー形式で発表されました。
デザイナーによって、スタイルが全く違うのでショー会場の雰囲気も次々と変わっていきます。
バンタンのファッションデザイン学科のショーは、製作だけするわけではありません。
このCUTTING EDGEが初のショーになる学生たちはモデルのキャスティングや出場順、
製作する上でのスケジュール組みに悩まされたそう。
そういった経験も次へと繋がります。
こちらの作品では、転写プリントが使われています。
どの素材を使い、どの位置にプリントを施すのか、
色合いや見え方に悩まれたそう。どの部分を切り取ってもデザイナーの細かいこだわりが感じられますね。
ランウェイに登場した学生たちの目には涙が。
今回のカッティングエッジまでに積み上げられた努力は並大抵のものではありません・・・。
素晴らしいショーを作り上げた学生たちには大きな拍手が送られ、来場者の心に感動や希望を与えたことでしょう。
学生のみなさん、ショーに関わった関係者のみなさん、お疲れ様でした!