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2017.01.25東京
授業/特別講師/講演会
「おいしそう!」
一枚の写真で、料理の魅力を伝えるにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は、フォトグラフィ本科(2年生)の授業をレポートします。
学生たちがやって来たのは、バンタンデザイン研究所 デザイナーズメゾンから歩いてすぐの、恵比寿にある老舗ネパール料理店『クンビラ』。
今回は2チームに分かれて、2つのメニューを撮影します!
ライティングに必要な機材も、スクールから持っていきました。
「料理がきたら、どちらが前かを聞いてください!」と、写真家の『遠藤 桂』講師。
今回のテーマは、コマーシャルフォト。
週刊誌で料理を紹介する、という設定です。
料理がくるまで、皿を置いて光を見る学生たち。
少し待つと……
チベット風シューマイの「モモコ」と「ネパリライスコロッケ with トマト・マサラソース」が運ばれてきました!!
学生 「お料理は、どちらが正面ですか?」
運ばれると、すぐにシャッターを切る学生たち。
遠藤講師 「料理は20秒でシズル感(食品の生き生きとした実感のこと)が失われます。急いで!」
テキパキと撮影を進めていきます。
撮っている最中にも、ライスコロッケの上の葉がしなしなになってきてしまったり……
まさに、時間との勝負!
必要なカットは……
横位置、縦位置、真俯瞰(真上から)、斜俯瞰(斜めから)の4つです!
「レフ板」と呼ばれる白い板を被写体に当てて…
学生 「光の当たり方を調整しています!」
撮影したものはすぐにPCで、ピントが合っているかチェック!
40分ほどで、全員が撮影することができました。
学生たちの写真は個性があって、どれも「おいしそう〜」!
学生たちに感想を聞いてみると…
「今、スタジオでバイトしています。最近は、料理も撮りたいなと思っていました。
ピントを手前に合わせるのと、真俯瞰が難しかったですね」
「テーブルのタイルが可愛かったので、撮影しやすかったです。タイル様、さまです(笑)」
「春から、旅行雑誌の制作会社に就職します。最初は、おみやげやスイーツを手配して、自分で撮影するんです。仕事量も多いので、自分でこなせるようにならないと…。なので、今日はとても勉強になりました」
ここから、「レタッチ」と呼ばれる修正作業のあと、「セレクト」をして提出するまでが撮影実習です。
遠藤講師 「基本的なことを教えれば、2〜3年後には形になりますよ。技術は日々進歩しますからね。こういう場所を借りて経験を積めて良かったと思います」
この後、全員でランチバイキングを堪能しました♪
最後は綺麗に片付けをして……撤収!
『クンビラ』の皆さん、ありがとうございました!
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