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- [全日制]パーソンズ美術大学ジュリア・ゴートン講師特 ...
2014.02.06東京大阪
授業/特別講師/講演会
「グラフィックデザインを20年以上教えています」とパーソンズ美術大学のジュリア・ゴートン講師。
卒業生には、マーク・ジェイコブス、アレキサンダー・ワン、ダナ・キャラン、トム・フォード、アナスイなど……!!
ファッション業界のリーダーを、数多く輩出しています!
ワークショップを受講するのはファッションプロデュース学科&メンズスタイルプロデューサー学科の学生たち♪
今回の講座は、ニューヨークで教えられているものと同じ内容なんですよ♪
ジュリア講師
「この前、渋谷でとても驚くことがありました。ある女の人とすれちがった男性が、突然彼女に話しかけたんです。どうやら彼女のヘアスタイル、カラーについて聞いていたみたい。そうした情熱は、素晴らしいですね」
「今回のプロジェクトは、恵比寿駅で、人々を“Observe”“Sketch”“Note taking”してもらいます。」
さらに……
ハット、ヘア、トップス、ボトムス、アクセサリー、バッグ、シューズ、メイクアップ、小物のカテゴリー別に調査します。
2人1組となり、「男性のハット」「女性のトップス」「トランスジェンダー(ユニセックスの人)のバッグ」など、好きなカテゴリーをチョイス☆
20分間で、できるだけ多くのデザインをスケッチします。
また、気になるアイテムを持っている人には声をかけ、詳細を聞くというお題も!
ジュリア講師
「駅には毎日行くだろうけど、よ~く注意をはらってね。見て、書いて、カメラで撮影して。You need to understand people (人を理解するのよ)」
さぁ、いざ教室の外へ!
あるチームは、授業の内容を説明し、アクセサリーを見せてもらうことに大成功! 通りすがりの男性も、気さくに話をしてくれました!
「このリングはヴィンテージです。ミリタリーのワシマークが入っていてお気に入りです」
また、他チームも……
「このクラッチは、アンティークショップで買ったんですよ」とブルーヘアの女性と楽しく会話していました。
なんと、彼女もバンタンデザイン研究所の学生♪
様々な形のアイテムが勢ぞろい!
ジュリア講師
「すべてを見て、一番インスピレーションを得られるアイテムを決めてください。自分たちが調べたアイテムでなくてもOK。そこから、1つのブランドを想像しましょう。ブランドの名前には、東京の地名をつけてください。例えば…… SHIBUYA BAGとか。名前を決めたら、企業概念、ブランドの意味、ターゲットなどを考えて」
ザックリとした課題に、悩む学生たち。
ブランドに地名をつけるって、どういう意味なんだろう……?
企業理念って……?
「これは『終わらせるプロジェクト』。ブランドが作られる過程を知って欲しいの。あなたのコンセプトが間違っているか、合っているかは誰にも分からない。むしろ、間違えていいんです。やり遂げることが大切ですよ」と励まします。
「間違えていい」と言われてから、学生たちの姿勢が変わりました。
みんな、熱心に取り組んでいましたよ!
答えがないワークショップを体験することで、いつもとは違う発想法を身につけることができたようです!