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2016.06.13東京
入試/体験イベント
この日、バンタンデザイン研究所では、業界体感型の「GWセミナー”ヴィジュアルメイクコース”」が開催されました!
全国からヴィジュアルメイク業界に興味がある高校3年生が集まってきています!
講師はヴィジュアルバンドのヘアメイクを手がけている現役プロの今井美咲さん、
モデルには、まもなくデビューを果たすV系バンドLAGLESSのDOG.さんをお迎えし、ヴィジュアルメイクと本格的な撮影を学んでいきます!
早速、ヴィジュアルメイクのデモンストレーションからスタート!!
まずはベースメイクから。
シワやたるみをカバーしながら下地を塗るところから教えてもらいます。
ポイントはヒゲや眉毛の剃っている部分の“毛”を隠すこと!
男性のメイクならではのポイントですね。みんな一生懸命メモします。
そのあとクリームファンデーションをつけながら、影になる部分をシェーディングしていきます。
実際の肌の色よりも明るめの色をつかうのが大事だそう。
また、現在ヴィジュアルメイクで熱いのは「涙袋」とのこと!
赤や茶色など、好みに応じて描くそうです。
アイメイクは時間をかけて。粘膜にラインを入れ、ペンシルライナーを使って目頭を切開風に。
さらに目頭の下にシャドウを入れ、ダマにならないようマスカラでまつ毛を盛ります。
メイクの合間に、ヘアメイクアップアーティストとしての心構えも教えていただきました。
今井講師 「マイナスなことは絶対に言わず、”あなたが一番かっこいいよ!”と、バンドマンを気持ちよく送り出すこともメイクの仕事の一つだと思います。」
ふだんメイクをされる側のDOG.さんからは、メイクさんにされてうれしい気遣いや、こんなメイクさんだとうれしい!
といったような現場ならではの声も聞かせていただきました。
眉毛を描き、ハイライトを入れメイクは完成!
続いてヘアセットに入ります。
今井講師いわく、「バンドマンは髪が弱っていることが多い!」。
まずは、洗い流さないトリートメントをつかい、ストレートアイロンをかけていきます。
スプレーはイベントの内容に応じて使い分けるそう。
例えば頭を振るような激しいライブの日はガチガチに固定できるもの、ゆるめのイベントであれば落としやすいものを。
ガチガチに固定できるものは、洗っても落としきれず翌日まで残ってしまうこともあるのだそう。
また前髪にこだわるバンドマンが多いそうで、こだわりがある場合はあえてバンドマン本人に任せてしまうこともあるそうです!
全体のバランスを見ながら整えて、完成!
DOG.さんもご満悦です。
最後は本格的なスタジオ撮影へ。
撮影中にどんな声をかけるのか? またどんなタイミングでメイクを直すのか?今井講師のお仕事を間近で見せてもらいます。
もちろん、こんなリアルな現場体験はめったにできないので、みんなとても真剣な表情です!
そして最後に記念撮影をして終了!
ヴィジュアルメイク業界を目指している参加者の皆さんにとって、目標への第一歩になった1日であることを願っています。
今井講師、DOG.さん、貴重な体験を本当にありがとうございました!
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