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2016.03.30東京
授業/特別講師/講演会
白金台にある結婚式場『ザ テンダーハウス』に集まったのは、ビシッとスーツを着こなしたウエディング学科の生徒たち。
この日は『Vantan Wedding』当日。
実際に結婚する新郎新婦のウエディングをプロデュースし、挙式・披露宴を学生で運営するという卒業実習です。
8月から新郎新婦と学生たちが何度も話し合いを行い、プランニングしてきました!
新郎新婦の希望を聞いたうえで、学生たちがプランを提案。
リングピローやゲストの方に風船を使用した演出など、様々なアイデアが採用されました。
12時30分の挙式に向けて、学生たちは9時からスタンバイ。最終チェックを行います。
チャペルでは新郎新婦がリハーサルの真っ最中。
緊張ぎみの新郎新婦に、誓いの言葉のタイミングや指輪交換での指輪の見せ方など、細かなところまで学生たちがレクチャーをしていきます。
一通りリハーサルが終わったところで学生たちに話を聞いてみると…。
「とにかく緊張しています。心掛けることはとにかく笑顔でいること!」
ヘアメイク担当の学生は「披露宴で和装のヘアチェンジがあるので手早くやれるように頑張ります」とのこと。
みんな頑張れ!!
そして、いざ本番!
ゲストの方々がチャペルに集まります。
学生たちは「おめでとうございます!」と笑顔でお出迎えし、ゲストにペーパーシャワーと風船を渡していきます。
今回の挙式は人前式といって、神様ではなく列席者に結婚の承認をしてもらうというもの。
ゲストに渡した風船をバルーンリレーして、最後に新郎から新婦に渡して思いを繋ぐプロポーズセレモニーです。
新郎新婦が入場すると、学生たちが率先して大きく拍手し会場を盛り上げます!
夫に毎日コーヒーを淹れてあげたいという新婦の思いからコーヒーカップに結婚の誓いを署名するなど、
新郎新婦と学生のアイデアがたくさん詰まったセレモニーの数々にゲストからも大きな拍手が。
とどこおりなく進行する学生の司会も見事!
無事に挙式が終わり新郎新婦が退出する際のペーパーシャワーも、ゲストたちから「キレイ!!」と大好評でした。
司会担当の学生に終わった感想を聞くと…。
「本当に本当に緊張しました。文章は10回以上直したし、練習は20回以上しました」
その苦労があったからこその素晴らしい司会でしたよ!
そして休む間もなく、披露宴会場で準備を行います。
会場の入口には挙式で登場したコーヒーカップや風船をセッティングしたり、ゲストを受付へスムースにアテンドしたりと大忙し。
「あと何分でお色直しが終わりますか?」
「新郎新婦の椅子は誰がひく?」
などインカムを使ってそれぞれの状況や段取りを全員が把握。
新郎新婦の入場までスタイリストはドレスの裾を直し、ヘアメイクは最後まで髪型をチェック、
フロア担当はゲストの椅子を引いたりとそれぞれが細心の心遣いで披露宴を支えます。
新郎新婦が登場すると同時に音楽が流れ会場を盛り上げます。
もちろん、音響を担当するのも学生。
「新郎新婦が希望されたのは4曲で、あとは私たちが選びました。
スタートは明るくポップな雰囲気の音楽にして、クライマックスに向けてドラマチックになるような流れを考えています」と音響担当の学生。
その言葉通り、ケーキ入刀のときはドラマチックなBGMに会場中から大きな拍手が沸き起こりました。
実際に結婚式をプランニングし運営した学生たち。
出来栄えはいかがでしたか?
「ヘアメイクを担当しましたが、ブライダルカメラマンの方にプロ並みに上手と言われて嬉しかったです」
「緊張しっぱなしだったけど、新郎新婦やゲストの方の笑顔がたくさん見られて良かった」
「みんなが幸せな場所にいられることが、何より幸せです!」
約半年の頑張りが形になった挙式・披露宴。
それぞれウエディングに携わる難しさ、そして楽しさを実感できたのではないでしょうか。
この経験が学生みんなの夢に繋がりますように!
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