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2013.09.28東京大阪
授業/特別講師/講演会
「プリントに使う化学薬品は、印刷工場で製造して頂いています。大手アパレルブランドと同じ化学薬品を使っているんですよ。なので、プリントしたアイテムを10年使用しても、劣化はほとんどありません。」
と熱く語る高宮講師。
バンタンデザイン研究所の学生たちから慕われる人気講師のひとりです。
外資系アパレルメーカー「Jurgen Lhel(ヨーガン・レール)」で、キャリアを積んできた、まさにテキスタイルの伝道師!!
さて、ここで印刷の手順をザックリとご説明しましょう♪
「バインダ(ペースト状の液体)」に、「顔料(着色用の液体)」を混ぜます。
これで、着色バインダ(塗料)が完成★
1) 版を、布の上に固定します。
2) ヘラで、版の上に着色バインダを置きます。
3) 版をしっかりと固定し、スクィーザーで一気に着色バインダをのばします。
一見すると簡単そうですが、力の加減などコレが意外と難しいんです!
苦戦する学生には、
高宮講師「力を均一にかけつつ、一気にのばそう。」と優しくアドバイス♪
片付けも、スピード勝負です!
1分間放置すると目が詰まってしまうので、版を縦にし、残りの塗料をケースに戻します。
濡れぞうきんで、両面をサッと拭きます。
とにかく、練習あるのみ!
トートバッグや、Tシャツにプリントする前に、まずはシーチングにプリント開始★
アイヌ民族の伝統的な柄からインスピレーションを得たり、オリジナルのキャラクターをデザインしたり…。
服地用の印刷では最終的に「立体的」になることを想定し、デザインを考えるのがポイントとなります。
また、この日は特別にコスチュームデザイン科を卒業したOGが、
アシスタントとして参加してくれました★
「高宮講師に教わったことで印象に残っているのは、靴の製作ですね。革を使って、『ミネトンカ』のようなシューズを作れたことが、とっても嬉しくて。未だに鮮明に覚えています。楽しい思い出は、ずっと心に残りますね。」と振り返ります。
高宮講師
「バインダ(ペースト状の液体)には、色々な種類があるんですよ。金、銀箔印刷、蛍光色印刷、蓄光印刷…。大手のアパレルメーカーが使用する技術を、そのまま授業で教えています。服地を作る上で、テキスタイルを加工することは『デザインの可能性を広げること』に繋がると思いますね。」
と力説します。
和やかな雰囲気のなかで、最新技術を学ぶことができました♪
一流クリエイターから直接指導を受けられて、バンタンデザイン研究所の学生が羨ましい~っ!
今回習った技術を、ぜひ次の作品に活かしてくださいね☆
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