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2013.08.07東京大阪
授業/特別講師/講演会
ヘアメイク学部 メイクアップアーティスト1年生(基礎科)も、今回、初めての審査会でプレゼンテーションを行いました!
テーマは「ナチュラル・メイク」。
今年の4月に入学してから約3ヶ月間学んだ技術を生かして作品を撮り、それをもとにプレゼンテーションします(^^)
プロジェクターで映された作品をもとに、学生のみんなや、審査員の前で発表する緊張の一瞬です。
「ナチュラル・メイク」と言っても、その捉え方はさまざまで、さらにモデルさんの個性によっても作品は変わってきます。
すっぴんのような美しさを追求した作品。
音大の女子学生をイメージした作品。
大人っぽさのなかにある愛嬌を表現した作品など。
なかには、「サディスティックな女性のナチュラル・メイク」を作品にした学生も!
バラエティに富んでいて、おもしろいです!
プレゼンテーションにも個性が光ります☆
「プレゼンとは、相手の五感を刺激するもの」と審査員の先生がおっしゃっていましたが、
「性同一性障害の女性」というコンセプトをストーリーのように語りかける人、
BGMを流しながら気合いの入ったスーツ姿で発表する人など、印象的なプレゼンも見受けられました!
そのようななか、見事優勝に輝いたのは、ナチュラル・メイクというテーマから、「ガール」をコンセプトに制作した湯屋華香さん。
「私のなかで『ガール』とは、大人になりきれない、わがまま、意志の強い、人形のような…といったイメージがあり、それを表現しました」と湯屋さん。
少女のほんのり赤い肌を表現するためチークを横長に塗って、頬を火照った感じにしたり、人形のような感じを出すために、前髪をつくったりと、
自分のイメージをしっかり作品に落とし込みました。
その完成度の高さと、作品と合致したわかりやすいプレゼンが総合的に高く評価され、今回の優勝に結びつきました。
堂々としたプレゼンテーションでしたが実は人前で話すのが苦手という湯屋さん。
「自分の考えを伝えるために、たくさんイメージを使った資料を用意しました」とのことです。
なるほど、プレゼンは工夫次第なんですね。
「ヘアメイクで自分の世界観を伝えていきたい」と湯屋さん。
今日の受賞を励みに、ますます頑張ってほしいと思います。
今回、惜しくも受賞を逃したみなさんも、「ヘアメイク技術の成長ぶりは、目を見張るものがあった」と審査員の先生は語っていました。
次の審査会では、どのような激戦が繰り広げられるのか?
今からとても楽しみです!