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2013.07.12東京大阪
授業/特別講師/講演会
「全身の写メを撮って。今日、何を着てきたか分かるようにね!」
とアドバイスするのは、現役スタイリストの岩崎清美講師☆
これまでに、徳永英明さんやCrystal Kayさんなど有名アーティストのスタイリングを数多く手掛けてきました☆
今回は、スタイリスト学科ではなく、ファッションプロデュース学科のスタイリング実習に密着!
「クラスメイトで2人1組になります。スタイリスト役は、モデル役のコーデを考えて。今回の目的は2つ。
(1)コーディネートの完成度を高めること。
(2)今日着てきた私服より、スタイルをよく見せること。
コーデの完成度が高いというのは、色の統一感やシルエットの美しさのコト。
そして、その人の短所をカバーして、長所を引き立たせるというコトよ。」
ズラリと並ぶボトムス、トップス…
実は、コレすべて学生の私物なんです!!
まるでリースしたようなアイテムの多さに、学生たちの目も真剣になります。
物色の時間は、15分。
目利きする力も問われます!
女子がメンズのコーディネートを組むのはもちろん、男子がレディースのコーデを考えることも。
最初は、恥ずかしさがあったようですが、「長所は、何?」「隠したいパーツはある?」
と会話していくうちに照れは消え、どんどん夢中になっていました!
スタイリングを組み終えると、講評タイムに。
「少年」というテーマに設定し、長身なモデルさんにロールアップしたデニム、サスペンダー、ベースボールキャップを合わせたコーディネート。
全体をベビーピンクで統一し、ハイウェストのスカートにかぎ編みベレーをミックスさせた「細見え+視線を上半身に向ける」コーデなどがお披露目されました。
とても目立っていたのが、オレンジ色の柄シャツに、デニムショーパンを合わせたビーチスタイル。
「小麦色の肌に似合うと思いました。彼は、足も細いしキレイなので、あえて見せることにしました。」
岩崎講師「でも、デートにこの格好で来たらどう? 似合っているけど… ちょっと違和感があるでしょ?(笑)大切なのは『シチュエーションに合わせる』ことなの。コレはコレで面白いけどね。」
後半戦で、1番変化したのは、普段パステルカラーしか着ない学生。
黒のブラトップ、白と黒の花柄スキニーパンツに、黒いショートブーツを組み合わせて大胆にスタイルチェンジ!
「この格好、惚れそう~!」と男子チームからも大好評☆
「ウェストが細いから、思い切って体のラインを出して正解。すごい雰囲気が変わったね!」と岩崎講師も褒めていました。
岩崎講師「ファッションプロデュース科に在籍する学生は、プレスやバイヤーなど目指す方向がバラバラ。だからこそ、どんなジャンルにも価値を見出して学ばないといけません。ファッションに対して積極的な姿勢は、本当に素晴らしいです。」と学生たちの意欲を高く評価しました。
まだ入学したばかりですが、キラリと光る「センスの原石」を感じさせてくれました☆
これから、どんどん磨きをかけていってくださいね!!