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2013.07.07東京大阪
授業/特別講師/講演会
この日、行われたのはバンタンデザイン研究所デザイン学部 グラフィックデザイン本科の第1タームのプレゼンテーション。
課題は「ポートフォリオに入れて機能する『自分広告』」です。
仕上げるかたちは、ポスターでも本でも、映像でも自由。
まもなく始まる就職活動に備え、ポートフォリオにも入れられるような「自分」を宣伝する広告という作品。
自由度が高く、それゆえに難しさもある課題!
最近のデザイン学部では恒例になりつつある課題です。
実際に、企業様からポートフォリオの『自分広告』が面白いね!と評価を頂く学生も多いのです。
そのため、この課題にかけるバンタン生達の意気込みも相当なもの!
緊張感漂う教室の中、松山講師と高浪講師のお二人の前に立ち、ひとりひとり、プレゼンをしていきます。
まず紹介するのは、こちら。
ピカソの有名な絵画「泣く女」のパロディです。
自分の顔に色を塗り、「泣く女」になりきった写真作品。
もうひとつは「泣く女」の絵に、自分自身の顔の特徴を織り交ぜて描いた作品。
どちらもものすごいインパクトです!
続いての学生の作品は、自身の言葉を日記から抜き出して視覚表現としてまとめた260ページもの厚さの本です。
「自分自身を発見できる課題にしたい!」という意気込みでがんばったとのこと。
松山講師からは
「いいものを作ったじゃないか。まずは数をたくさん作ってみることが大切なんだ」
高浪講師からは
「思いがこもっているのが感じられる。ただ表紙のデザインがもったいないかな」
とのコメントをいただきました。
続いて、
「自分の造形力と発想力を広告する」をテーマにした学生。
丸と三角、そして手描きの数字を組み合わせて生み出したオリジナルのモノクロの造形。
それをアレンジした平面作品と「Black or White」という2分弱の映像作品です。
「平面の方は、パーツのおもしろさを表現できていないかな。もっと良くなると思う。プレゼンがすごく上手だった」と
松山講師から講評をいただきました。
最後を飾った学生は自分自身をモデルに雑誌を一冊、作ってきました。
「かっこつけて撮影した写真と昔の写真を組み合わせて。最初には年表もつけましたし、文章もすべて自分で書きました」
とのこと。
雑誌を開きながら、思わず「おもしろいね~」とつぶやく松山講師。
高浪講師からは
「自分も広告というテーマではすごくいいと思う。内容もおもしろい。表紙はもっとがんばってデザインした方が良かったかな」と
コメントがありました。
「自分」と向き合って、表現する。とても骨太な課題だったと思いますが力作もそろい、とても見ごたえのあるプレゼンテーションでした。