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2013.06.29東京大阪
授業/特別講師/講演会
今回は、数多くのクリエイターが所属するBloomyで業界の第一線で活躍し、バンタンデザイン研究所でも人気講師のハヤシルイ講師の授業に潜入します!
この授業でヘアの歴史について学んでいる学生たち。
ヘアが貴族だけではなく、映画女優などを通じて一般大衆にも注目され始めた1900年初頭のクラシカルなスタイルを学ぶため、当時の画家でありグラフィックデザイナーでもある「ミュシャ」の展示会を見学してきました☆
その二次元で描かれたミュシャの絵画をもとに、立体のヘアを完成し、撮影するのが今回の授業です。
モチーフの絵を覗き込みながらヘアメイクする学生たち。
「髪のタバ感を出すために、何を使うって言ったっけ?」とハヤシ講師。
考えこむ学生に、「砂糖水だよ、砂糖水!」とプロのテクニックを伝授。
「買ってきます!!」と教室を飛び出す学生。
イメージを形にできるなら、ヘア用品だけを使うとは限らないんですね。
撮影に入っても、ヘアメイクの仕事は終わりません。
むしろ、ここからの微調整が作品の質を高めます。
撮影にはメイクの講師も加わり、さらにヒートアップ。
「ちょっと迷った?最初の気持ちでドンといけ!」
「この部分が髪の重さで沈んでいるから、ボリュームを出して」
と講師たちからさまざまなアドバイス。
テスト撮影のたびに、学生はモデルさんのもとに駆け寄り、試行錯誤。
そのたびに作品がどんどん良くなっています♪
そのうちに学生はもちろん、モデルさん、カメラマン、講師含め、撮影に関わるメンバーのテンションも最高潮!
ついに「これはいいね!」というハヤシ講師の声。
そのショットが撮れると、スタジオ中に拍手が!!
みんなの「いいものをつくりたい」という思いが一つになったと感じる瞬間でした。
これこそ、ものづくりの現場の魅力ですよね♪
撮影中、学生たちはハヤシ講師を「ルイ」さんと名前で呼び、先生も学生を下の名前で呼んでいました☆
「業界最前線のスゴイ人なのに、威張ってなくて、誰に対しても平等。丁寧に教えてくれるし、おもしろい」と学生。
ハヤシ講師がそういうスタンスなのは、きっとみんなの夢を応援しているから。
授業の雰囲気を通じて、先生の優しさを感じました☆