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- [全日制] 映画・映像学部 東宝技術部・川辺講師「ス ...
2013.06.17東京大阪
授業/特別講師/講演会
今回は、東宝技術部・川辺講師による「スタジオワーク実習」の様子をレポートします!
学生が手にしているのは動画も撮影できる一眼レフデジタルカメラと露出計。
プレビューモードにしてから、露出計で計測したISO値、シャッタースピード、絞りを入れて撮影してみます。
続いては、より絞りを開けたら画像が明るくなること、また逆に絞ると画像が暗くなることを、確認。
「一眼レフは使ったことがなかったので……。明るさとか暗さって、こういうことだったんですね」と
学生たちは納得の様子でした。
次は近所の公園に行き、班に分かれて露出計を使ってマニュアルモードで人物の撮影をしてみます。
光の強い場所や、やわらかな日差しの木陰などいろんな光の当たり具合の場所に行きレフ板を使ったりして、
撮影をしていました。
1時間ほどで公園をあとにし、また教室へ。
今度は川辺講師ご自身がモデルになってキーライトとおさえのフィルライトの関係を解説してくれました。
左真横からキーライトを当てただけだと顔の右側は暗くなってしまいますが右側から弱めの光を当てると、
右側がつぶれずに、しかも立体感も出て、表情もよくわかるようになりました。
さらに、その光を弱くすると、右側の陰影が強く出て少しシリアスな雰囲気に!!
「人間の眼は感度がいいけれど、カメラは感度が悪いので光をこうやって作り込んで、
眼で見えているものを再現するんだ」と川辺講師。
この解説を受けて、今度は学生たちが2つのライトを使って、光を作っていく番です。
みんな四苦八苦しながらも、川辺講師にアドバイスを受けながらライティングを完成させていました。
まずはやってみることが、理解への近道ですね!!