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2015.07.16大阪
授業/特別講師/講演会
ヘアメイク学科、スタイリスト学科の1年生にとって、
入学してから間もなく迎える大きなイベント、2学科合同セッション。
毎年様々なドラマを見せてくれるこの授業が、今年も行われました!
今年のテーマは『ジェンダー』。
「性別」を意味するこのテーマを元に、異なる2学科の学生が混合でチームを組み、
協力して作品を作り上げます。
今回はその様子についてレポートします!
~1日目~
テーマが発表された約1ヶ月前から、学生たちは各チームごとに準備を進めてきました。
この日はそのプレゼンから始まり、講師からのアドバイスをいただきます。
これまで自分たちだけで進めてきたため、プロの意見を聞いて、もっとよく出来る部分はたくさんあったよう。
意見をもとに、ヘアメイク・スタイリングを再度練り直し!
実際にスタイリングを組み直したり、メイクの案を見なおしたり…
使用される小物も、自分たちの手作りです。
セッションも通常の授業同様、プロ講師が教室を回ってくれます。
アイデアに行き詰まったら、自ら講師のもとに聞きに行くチームの姿も★
今回、プロ講師とともに初のセッションをサポートしてくれたのは、“スターズ”と呼ばれる2年生の先輩たち!
「一言にテーマと言ってもいろんな切り口があるから、自分たちだけの意見をもっと詰めないといけないよ」
と、先輩からもアドバイス。
入学前のイベントからスターズのことを知っていた学生もいて、みんな仲が良さげ★
1日目の最後は、1年生のお手本となるべく、
同じく『ジェンダー』とテーマとしたスターズのプレゼンで幕がしまりました。
~2日目~
この日は、前日の準備に続いての撮影!
自分たちの案が実際にビジュアルになっていく作業です。
スタイリストやヘアメイクのお仕事は、撮影本番の場面でもディレクションしていかなければなりません。
モデルに動きを指示したり、カメラマンに完成のイメージを伝えたり・・・
撮影現場を盛り上げるのも大切な役目。
みんなしっかり現場を盛り上げられていますね!
別の部屋では、他のグループがヘアメイクやスタイリングの最終チェックをしていたり…
本当の撮影現場のような空気感!
一体どのチームがグランプリを獲得するのでしょうか?
~3日目~
いよいよ3日間の成果を発表する日。
この日は朝早くから校舎のいたるところでプレゼンの練習の光景が見られました。
衣装を揃え、真剣な面持ちでプレゼンに挑む学生たち…
ホモセクシャル・レズビアンといった、同性へのあこがれにフォーカスしたチームや、
現代の女性進出の背景から、何でもできる女性をスーパーマンならぬ“スーパーウーマン”に見立てたチームなど、
9通りの『ジェンダー』が出揃いました!
そんな中、見事グランプリに選ばれたのは…
ジェンダーを通り越して一つの“人種”にまで噛み砕いてスタイリングの提案を見せたチーム!
性別や人種の差別をなくすということを前提にし、男性がいなくなった世界の女性像をコンセプトに作品を作り上げました。
完成作品はこちら!
人種から連想して民族をイメージしたスタイリング、モデルには外国人の起用!
なんと、日本に旅行に来て大阪ミナミを歩いていたところを、バンタン生たちがモデルハントしたそうです!
当日に向けて次の旅行行程を調整してくれました!
-講師の総評
「今回どのチームもレベルが高くて、正直どれをグランプリにすればいいのか、迷いました。
各チームごとの差が、とても僅差だった。」
特別に一部作品をご紹介✩
グランプリチームのスタイリスト学科 廣田さんは、
「本番までに何度もスタイリングの変更があって本当に完成するのか不安だったし、
その度にチームで作品を仕上げる難しさを感じました。
でも最後はこのメンバーでできて本当に良かったと思います」
と涙ながらに話してくれました!
入学して3ヶ月でそこまでの作品を作り上げた1年生、これからの活躍に注目です!
スタイリスト学科、ヘアメイク学科のみんな、お疲れさまでした!