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2015.07.13東京
授業/特別講師/講演会
「作品撮りは、スナップとは違います!」
と、大西トモユキ講師。
倖田來未さん、西野カナさん、E-girlsさんなど、
数多くの人気アーティストをご担当されているメイクアップディレクターです。
「全6回の授業なので、ライブやPVで経験したノウハウを基礎から教えます。
ただメイクするだけじゃダメなんです!
まずは、モデルさんの骨格に合わせることが大事。
その人が持っているチャームポイントやウィークポイントを意識してメイクして欲しいですね」
学生たちが取り組むテーマは…
「自分のブックに入れたい作品」!
「『やらされた感』がないでしょ~♪」と、大西講師は笑います。
就活や仕事の時に、必ず必要になるブック。
=自分の作品集です!
それでは、学生たちの作品をダイジェストでチェックしましょう!
小野寺さん
「強い照明で、赤リップが光で飛ぶようなイメージです。
バック紙はホワイトを使います」
と、まるでファッション誌みたいなメイクを披露!
撮影時間は、ひとり8分。
カメラマンさんに、写真のイメージを伝えて、
モデルさんには、ポージングの指示を出して、
ヘアメイクだけでなく現場のディレクターもこなします!
「ドーランで、リップを作りました。市販の紫リップは、
ピンク味が強くて、ちょっと違うなと思って……。
なので、自分がイメージする色を作ったんです」
と、飯田さん。
思わずマネしたくなるような、オシャレな紫リップが大好評でした♪
ネオンのキミドリ色リップで勝負するのは
「リップサービス」という作品を作った佐藤さん。
「資生堂のメイクアップアーティストさんが、
大好きな漫画のキャラクターをメイクで表現していたんです。
その作品が大好きなので、私もチャレンジしてみました」
と、照れ笑い。
十人十色。
リップひとつにも、学生たちの多様なイメージがつまっています!
宝澤さんのテーマは「ゆめかわいい」!
髪はくるんと内巻きカール。
目尻のみカラーまつ毛をつけ、首にチョーカーを。
大西講師
「タテイチ?ヨコイチ?どっちで撮影するの」
これは、写真の構図のこと。
カメラを縦にして撮るものを縦位置、
横にして撮るのを横位置と呼ぶんですよ!
大西講師
「モデルさんの表情がかたいね。笑わせてあげて」
学生「はい!!」
みんな、良い作品になるための努力を惜しみません。
「自分の中の、小さな感情たちが表に出てきたような……」
と、山口さん。
舞台用のフェイスペイント用絵の具を使い、カラフルなデザインに仕上げました。
「これ、面白いね!」と、大西講師もモニターに近寄ります。
最初の段階で、いいカットの撮影に成功!
色んなバリエーションを撮影したものの、満場一致で……
「最初の、これがいちばんいいね!!」
神ショットは、いつ舞い降りてくるか分かりません。
1日に19名の学生が撮影にのぞむため、
メイクルームも熱気にあふれています!
「金と銀の世界を作ってみたいと思って。
立体感を出すために、ゴールドのハイライトを入れています。
ファンデーションなので、ドーランよりもテカらないんですよ」
と、横道さん。
人間を感じさせない世界観が、ひときわ目立っていました!
「メイクは、細かいところまでこだわりを持てば持つほど、
クオリティの高い作品になると思います。
それから、現場では、『職人』になって欲しくない。
ひとりで世界を作る訳ではないので、チームワークを意識して動いて欲しい」
メイクの技術だけでなく、現場での動き方までを
親身にアドバイスしてくださいました。
大西講師、ありがとうございました!!