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- [全日制]プレイバック 卒業修了制作展★人気バンド「 ...
2015.03.19東京
授業/特別講師/講演会
先日開催された卒業修了制作展『VANTAN STUDENT FINAL 2015』。
当日は、約2,800名もの観客を集めた大観衆の中、盛大に幕を閉じました!
今回は、プレイバック企画として学生たちがヘアメイクショー本番に
望む直前数日前に実施されたメイクリハ現場を完全レポートしちゃいます☆
ヴィジュアルアーティストメイク本科(2年生)が、
モデルさんにメイク中なのですが…
そのモデルさんというのが……
な、なんと!!!!
あの、人気ヴィジュアル系バンド、メガマソさん……!!!!
ショーをご覧になった読者のみなさんはご存知かと思いますが、
何度目をこすって見ても、本物にまちがいありません!!
「昨日は緊張して眠れませんでした」
と、インザーギさんを担当する横沢さん。
作品のテーマは……
「オリジナルの物語を考えています。
世界を作った神さまがいたのですが、人々の環境汚染などによって
世界が壊れてしまい廃れてしまう……
ひとつのメイクに、二面性を感じていただければ」
右半分は、白いドーランをぬり、
黒いドーランでスカルを表現。
朽ちた体をイメージしています。
また、右側の髪にはカラーチョークをつけ左右非対称に。
「学生たちのメイク画を見せていただいて、メンバーそれぞれがやってみたいメイクを選んだんです」とインザーギさん。
横沢さん
「皆さん、すごく温かく、フレンドリーに対応してくださるので少しずつ慣れてきました」
と笑顔で施術していきます。
涼平さんを担当するのは、池田さん。
「作品のタイトルは『予兆』。
月が血の色に染まる時、恐るべき日が訪れるんです。
そして、この地に降り立ったのが『悪魔』。
旧約聖書の言葉などを参考にしています」
涼平さん
「メイクの出来……?
100点満点ですよ!
こんな風に、顔に大胆なラインをひいたのははじめてです。
ヴィジュアル系バンドのメイクって、
デビューしてからどんどん薄くなることが多いんです。
いつもはしないメイクなので、新鮮で面白いです!」
と温かいコメント。
最後は、宮本さん。
Gouさんを担当します。
紫と青のグラデーションが神秘的な印象を与えます!
「男性の魔法使い『ウォーロック』をイメージしています。
この種族は、とても綺麗な肌質をしていて、
人間離れした高貴な雰囲気があるんです」
と熱く語ります。
また、
「すべては、妄想から始まるんです」
と照れ笑い(〃∇〃)
「センスあると思いますよ」
というGouさんの言葉を聞いて、
耳まで真っ赤になる宮本さん!
こうした言葉が自信につながりますね!
他の学生たちのメイクも、最後の舞台にふさわしい華やかさ!
齋藤君は、猟奇的な魔女をイメージしています。
「まつ毛にも羽根をつけました。
ヘアには、布をパネルに見立てて3枚重ね、羽根をグラデーションになるようにつけています。
『ブラックスワン』のようなダークな雰囲気を出したいです」
また、
「ヴィジュアル系のルーツを調べた時に、ゴシック系、悪魔といったものが根源にあって、
バンド名や曲名にも反映されているなと思ったんです。そうした『まがまがしさ』を表現できれば」
と林君。
ヘアメイクを終えた後は、ショーのミーティングへ。
メガマソさんに、ランウェイの幅と長さ、登場のタイミングなどを細かく伝えます。
「僕らは、学生さんが作ってくれたヘアメイクの完成形をどう見せるかが大事。
ステージは楽しみですが、緊張します!!」
と涼平さん。
メガマソさんの表現力と、学生のヘアメイクが融合し、
一体どんな作品が生まれたのか…
その様子は、「VANTAN STUDENT FINAL 2015」レポートブログで公開中です!
ぜひ、こちらも合わせてご覧になってみてくださいね★