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- [全日制] デザイン学部の校外実習!プロダクト&マテ ...
2015.01.23東京
授業/特別講師/講演会
デザイン学部の「プロダクト&マテリアル」という選択授業では、色々な素材について研究しています。
今回のテーマは「ガラス」。
とても身近な素材ですが、どんな風に作られているかは意外と知らないもの。
工場見学前……。
授業中に、ガラス作りの動画もチェックして準備万端!
今日は、本物の現場へうかがいます!
お邪魔したのは、住吉駅からほど近い株式会社猿江ガラスさん。
実はここ、バンタンデザイン研究所OBの境 悠作君が卒業制作でご協力をお願いした工房さん!
そんなご縁もあって、快く見学を引き受けてくださったんです!
到着したときは、昼休み。
職人さんと、積極的にコミュニケーションを取る学生たち。
なかには、学生たちと同年代の職人さんもいましたよ!
いよいよ、実施に作業されている現場へ!
大きな窯は、ガラス用の溶解炉で「るつぼ」と呼ばれています。
中には、液状ガラスが保存されています。
この大きな窯から、鉄の棒で液状ガラスをすくいあげ、小さい窯で製品を仕上げます。
職人さん
「窯の温度は、1330度くらいまで上がるんです。今は1150度くらい」
窯の近くは、本当に暑いっっ!
職人さんは、半袖に、目を守るためのサングラスやメガネ。
その姿に
「か、かっこいい……」
と、みんな感動していました!
これぞ、長年の職人技。
学生たちと会話をしていても、作業している手先は寸分の狂いもありません。
また、作業中は、複数の職人が連携をとっている姿も印象的でした。
導線を考えながら、動いているそうですよ。
色が混ざる瞬間を見守り……
徐々に形ができあがっていきます……!
最初の段階では グニャグニャだったガラス。
切る時は、普通のハサミで簡単に切れるのに落ちた瞬間は、「からん」という音を立てて……
あっという間に固体になっているんです!
職人さん
「最近は、『こんな商品を作りたい』という相談も3Dデータで送られてきます。
3Dなら、どんな形でもデザインできますが、どこまで実現可能なのかを考えなければなりません。
仕事でオーダーを受けても、実現できないものもあります」
というリアルな実情も教えてくださいました。
学生
「職人さんも、どういう手順で作らなくてはいけないか、いつも頭に入れて仕事をしているとおっしゃっていました。
それはデザインにも通じるところがあるなと思いました」
職人としてのこだわり
仕事の進め方
ガラスの成り立ち……
モノ作りの現場で、多くのことを学ぶことができました!