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- [全日制]ファッション学部基礎科生による初の展示会『 ...
2014.12.01大阪
イベント
11月1日から3日間、大阪梅田のWHO`S WHO galleryにて
ファッションデザイン基礎科生(1年生)による初めての展示会が開催されました!
テーマ・アイテムなど何も縛りの無い中でデザインの楽しさや服の自由さを
表現した、その名も『服 ふく フク fuku』
その模様をお届けします!
「扇子の閉じている時と開いた時の表情が好きで、
そこからテーマを設定しました」と、道川正隆くん。
数分で色が変わってしまう染色作業とプリーツにとても苦労したそう。
「広げている写真を撮って下さい!ここが気に入っています!」
と苦労しながら完成させた作品を満面の笑みで見せてくれました♪
続いて、作品を見せてくれたのは三谷夏妃さん。
現在19歳の三谷さんは大人と子供の境目である年齢に対するジレンマを洋服で表現。
プリーツスカートやワンピーズでキュートさを表現するも
グレーやくすんだブルーを使用し大人と子供の2面性を表しました。
「今しかない、今を楽しんでほしい」と言う気持ちで制作したのだそう。
三谷さんは、本来2年生になってから習得する裏地にもチャレンジ!
この裏地の過程がとても難しかったと話してくれましたが
「早く出来るようになりたかった」とデザイナーとしてのこだわりが垣間見えました。
続いては八尾剛史くん。
テーマは『シックミニマル』
ミニマルとは最小限などの意味があり必要以上に
デザイン性を持たせずシンプルに仕上げた作品です。
八尾くん自身がミニマルでモノトーンな洋服が好きなこともあり自分の理想を表現。
約2ヶ月の制作期間の中で全てが始めての経験で
最初から最後まで仕上げることに苦労したそうです。
最後は『1枚の布』をテーマに制作した下間祥子さん。
このマネキンが着ている服はミシンで縫っておらず広げると1枚の布になるんです!!
こちらの布は下間さん自身が染色し、理想の色合いが出るまで何度も練習したそうです。
生地にはデニムとシャツを採用。
イギリスのパンクファッションからヒントを得たそうで
「パンクファッションにはデニムとシャツの生地がよく使われていて、
自分のやりたいことをやる!スピリットに共感しそれを表現しました」
と答えてくれました★
展示会を見に来てくれた一般のお客さんは4月に入学したばかりの
学生と知り、みなさん驚かれていました!
制作の過程で苦労したことも沢山ありましたが
「これ、僕が作ったんです!」と見に来てくれた方々に
嬉しそうに説明をしている4人の姿が印象的でした★
これから、どんどんオリジナルブランドの発表が増えますので
ファッションデザイン学科の動向をお見逃しなく!!