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- NY発!パーソンズ大学教授陣による世界最先端のワーク ...
2013.02.07東京大阪
授業/特別講師/講演会
先日、ファッションの最先端ニューヨークの
パーソンズ美術大学から来日した教授陣による
ワークショップが行われました
パーソンズ大学は世界のファッション分野で超有名な大学★
ニューヨークや世界で活躍したデザイナーが
講師陣にはたくさんいるんです!
世界レベルのデザインを学べるチャンスとあって
ぜひ参加したいという意識の高い学生たちが集まりました
ワークショップは3つのクラスに分かれて行われました。
インテリアデザインの学生が参加したワークショップを
覗いてみると、教室の中がスゴイことに
ペアとなった学生同士で自画像を
マスキングテープを使って空間いっぱいに作りました!
教えてくれたジュリア・ゴートン教授は子ども向け絵本の
デザイナー・イラストレーターとして豊富な実績があり、
パーソンズでも20年以上指導しているとか
さすがユニークな授業
ゴートン教授は学生の自由な発想を高評価
「天井からテープをぶら下げて髪を表現したり、
余った時間で自画像以外の作品まで作ったり、
とてもいいと思います」
と語っていました。
さらに授業の後半では、自分のブランドパンフレットを作成★
ターゲット層やカラーバリエーションなどを決めて
オリジナルブランドのイメージを伝えます
作品の中には、「音」をフィーチャーしたパンフレットも。
ゴートン教授は
「音を吸収するインテリアをデザインする
こともあるかもしれない」
とその着眼点を絶賛していました
ファッションデザインのワークショップの講師は、
小川吉三郎教授です
小川教授は、専門新聞 WWDアートディレクション部で活躍するかたわら、
ファッション専門店の広告イラストを手がけたトップクリエイター!
こちらでは、壁一面に自分の好きなアート を貼り、
それを見ながらインスパイア されたものを
デザインに落としこんでいく作業が行われていました
小川教授は、デザインに取り組む学生に
「なぜ私はこの絵が好きなのか?どこがいいのか?
色か?カタチか?いろいろ探ろう」
と語りかけつつ、学生の発見を促していきます。
まるで謎かけのようで、右脳フル回転の授業です
もう一つのワークショップはファッションマーケティング!
課題の一つとして、SNS などを使って、ブランドイメージを発信するために
イメージボードの作成を行っていました
教えてくれるのは、ソーシャルメディアマーケティングが専門の
グレッチェン・ハーニック教授です。
学生たちは、自分が選んだブランドの商品の持つイメージと、
それを身につける人が持つ印象をキーワードとして書き出します。
それをもとにネットでイメージを検索し、コラージュ。
使う画像は「ファッションとは関係ないもの」
それでもメッセージが伝わってくるのが不思議ですねー
これからファッション業界で情報発信していく学生たちにとって、
今回のファッションマーケティングの考え方や方法論は大きなヒントになりそう★
全体を通して、参加した学生に感想を聞くと
「世界の最先端の考え方に触れ、その自由度の高さに驚いた 」
「発想の仕方を学び、勉強になった 」と
「短時間で作業はハードだったけれど、おもしろかった 」
とそれぞれに何かを得たみたい
今後のクリエイティブに大きなインパクトを与える
ワークショップになったかも