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[全日制]イフク カズヒコ氏から学ぶ「イラストレーターとして活躍していくうえで重要なこと」【 バンタンデザイン研究所blog 】

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2014.08.19大阪

授業/特別講師/講演会

 

バンタンデザイン研究所では、第一線で活躍されているクリエイターをお招きして定期的に講演会を開催しています。


今回はデザイン分野の学生の方に向けた講演会を開催!

福岡を拠点に活躍されるイラストレーターのイフク カズヒコさんにお越し頂きました。

阪急百貨店のウィンドウディスプレイやJR西日本のラッピング電車のアートワークを担当するなど多岐に渡って活躍されている今注目のイラストレーターです。

 

「今日はデッサンもしたことがない私がどのようにイラストレーターとしてお仕事をするようになったのか、お話させてもらいます」とイフクさん。

 

IMG_2265.jpg

 

Q.イラストレーターのお仕事はどのように依頼がくるんですか?

昔は自分の作品をファイリングしポートフォリオを使って売り込みしていましたが、
最近は、ホームページを通してお仕事の依頼を頂くことがほとんどです。

福岡在住ですが、東京と大阪のお仕事をするのが8割くらいですね。

パソコンとスキャナーなど最低限の物があれば出来るので、拠点は選ばずにやってらっしゃイラストレーターがほとんどです。


Q.独学ということでしたが、どういったきっかけでイラストの道に進まれたんですか?

元々はインテリアの学校に通っていたんですが、ある日バイトしていたレストランのタバコの空き箱の裏に絵を描いて、
それを見たお客さんに喜んでもらったのがきっかけでした。

これでご飯を食べられたらいいなって思って。

今だと「イラストレーターのなり方」ってパソコンで調べれば一発で分かるんでしょうけど、
当時はパソコンもインターネットも普及していなくて、まずイラストレーターになるにはどうしよう?と自分で考えて
自分の名前とイラストを描いたチラシを配りました。

周りの目は冷たかったですけど、そこで大分度胸がつきましたね。笑

 

IMG_2271.jpg

 

Q.最初のお仕事は、どんなお仕事だったんですか?

チラシを配ったりしていたんですがなかなかうまく行かなくて、ある時、友達がポストカードを作ったら?とアドバイスをくれて、

厚紙に絵を描いてポストカードを作りました。

次にそのポストカードを置いてくれそうなお店を探して置いてくれる雑貨屋があるって聞いたので頼みにいったら

ラッキーなことに働きながら置かせてもらえることになったんです。

そこから目をかけてもらって福岡市の雑誌の挿絵につかってもらったのが、初めて対価をもらったお仕事でした。


Q.イフクさんのイラストのタッチといえば独特の線で描かれているのが特徴的ですが、最初からこういった特徴的なイラストを描かれていたんでしょうか?

はじめはキラキラしたキャラクターを描いていました。

本当にイラストを描いた本人ですか?とクライアントの方に言われることもしばしば。

食べれるようになることが第一でそういうイラストを描いていました。


でも、ある時自分の描いた絵をいらないと言われたんですよ。

その人に「本当にあなたが描きたいものが描けていない」と言われました。

 

IMG_2274.jpg
 
その一言ですべてが変わりましたね。

帰りに画材店でスケッチブックを買って毎日20枚以上描きました。自分のイラストを追求し続けたんです。
そこで出来たのが今のイラストのタッチや雰囲気ですね!自分の描きたいことをやったほうが伝わるってその時分かりました。

それが今から6,7年前です。


Q.フリーランスでやっていくと決めたきっかけは?

フリーランスでやっていこうって決めた!というよりはまず事務所に入るとかそんな概念がなくて

「イラストレーター=絵を描いて売る」っていうことしか考えてなかったです。


Q.大学卒業してからは?

しばらくはポストカードを置いてくれた雑貨屋さんで働いていました。

ある日学生がやっていた個展にいって、衝撃を受けたんです。
こんな表現方法があるのかって!
それまでは作品を描いて雑貨屋で見てもらって買ってもらう方法しか知らなかったので、
空間で自分の作品とその雰囲気を表現する個展は自分の概念を覆しました。

雑貨屋のオーナーに「個展やりたい」ってなにげなく言ったら、次の日にオーナーが雑貨屋を潰してギャラリーをつくるぞって言ってくれたんです。

そこからは作品をより多くの人の目に留まるように個展を開催したり、道で絵を売って生計を立てていました。

 

Q.イラスト1つ、またはお仕事の単価はどれくらいなんですか?

皆さんもご存知かもしれないですが、1つ1つの仕事の単価が下がってきているのは事実です。

バブルの頃のイラストレーターさんにお話を聞くと1つ仕事をしたらプール付きの家を買えたなんて話ありましたけどね。笑

今はそんなことはないです。もちろんクライアントさんによりますが、きちんと描いていれば生活できます。

 

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Q.続けられる理由は?

常に何かをやり続けることですね!

私はイラストレーターになろうって思った時、右も左も分かりませんでした。

でも、まず何か行動しないと!と思いました。

常になにかをやっているっていう印象をつけること、変化しているっていうことが、見る側に伝わると飽きさせることがないです。

これが私の続けられる理由ですね。
 

Q.1つの仕事にどれくらいイラストを描きますか?

1つの仕事に対して1つのラフ案と1つの原画しか描きません。

沢山描いてしまうと、自分の軸がぶれて相手にも伝わらないんです。

今はこれで行きます!と思ったものを1つだけ提案します。
そうすることで、自分の作品に自信を持てますね!

 

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Q.仕事をやる上で大切にしていることは何ですか?

沢山遊ぶことですね!

遊ぶと言うと印象が良くないかもしれませんが、色んな事で刺激を受けて、色々な人の話を聞いてください。
経験に無駄なことはありません、経験したことが作品に繋がります。


イラストレーターとして何を大切にするかは人によって異なります。
最初の頃の私がそうだったように使いやすいきらきらとしたキャラクターものを描けばお仕事はある程度あるでしょうし、生活も安定します。

私の様に描きたいものを仕事にしていくには強烈な個性が必要になってきます。
皆さんもまず自分が何を大切にしてイラストやデザインをしていきたいか考えてみてください。


イラストレーターとして自分から積極的に行動し成功されたイフク カズヒコさんより貴重なお話をうかがうことができました!

 

デザインの分野を目指している皆さん!

諦めずに色々な事に挑戦していってくださいね!

 

イフク カズヒコさん、ありがとうございました。

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