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2014.07.14東京
授業/特別講師/講演会
WWDジャパン マネージングエディター紀本知恵子さんをゲストにお迎えして、
トレンドリサーチプレゼンテーションの審査と講演会が行われました!
ファッションプロデュース基礎科とWSファッションプロデューサー&スタイリスト基礎科合同の第一タームプレゼンテーション。
「スポットの最新トレンドをリサーチする」をテーマに、街を一つピックアップして調査した内容を紀本さん他、講師に向けて発表します。
場所は原宿や代官山、高円寺など、さまざまなエリア。
プレゼン時のスタイリングにもこだわりがあります★
ニュース仕立てでコミカルに紹介するチームもあれば、
わかりやすくパネルを使って紹介するチームもあります!
神保町を紹介したチームはおじさんにスポットを当て、
おじさんのポロシャツ率、ネルシャツ率などを調査しました。
さらに、おじさんスタイルを利用して20代女子向けスタイルを
提案するというかなり個性的なプレゼン。
神保町で有名なナポリタンやカレーをアクセサリーにするなど、
オリジナリティを保ちながらも、神保町の魅力を伝え、
20代女子に向けてしっかりとアピールしていました。
担当講師からは
「テーマはすごい難しかったと思うのね。
でも、最後まで神保町は貫いたのはすごいと思う。神保町をここまで仕上げた。
緊張したと思うけど楽しかったんじゃないかなって思います」
との温かい言葉が。
それを聞いた、学生は思わず涙。難しいテーマに挑んだ苦労が報われました。
プレゼンテーションが終わり、続いては紀本さんの講演会。
「自分の努力じゃない理由で、最初に描いていた夢が上手くいかないことってありますよね?
そういう時にどう腐らないかが大事なんじゃないかなと思います」
と話す紀本さん。
紀本さんは元々エディター志望でした。
田舎に住んでいたということもあり自分にエディターは無理だろうと感じていたそうです。
そして、高校、大学と希望通りのところに行けず、エディターの道からは遠ざかっていきます。
社会人になり、エディターの夢を忘れかけていたころ、
仕事で文章を褒められる機会があり編集をやってみないかと声を掛けられ現在の道に。
「不思議だなと思っています。人のご縁や周りの環境で生き方は変わってきます。
学生のうちは楽しんで学び、次のステップや環境へ向かう仲間を大事にしてほしいです」
と紀本さん。
ご縁によって紀本さんのように自分が一番輝ける場所に行けることもあります。
仲間を大事にすることは本当に大事ですね。
紀本さんの自己紹介が終わると各ブランドの今季秋冬のコレクション映像が映し出されます。
紀本さんを含むエディターはコレクションで、音楽、演出、雰囲気、ヘアメイクなど
全てを注意深く見ています。
全てを見ることによってブランドが何を伝えたいのかを考えます。
それによって雑誌の誌面も決まってくるのだそう。
「みなさんもショーを見る時はできるだけいろんな観点から見てほしいです」と紀本さん。
最近ではインスタグラムにコレクションの様子をアップする人も多いです。
インスタグラムはトレンドの発信場所。
コレクション以外にもブランドについてのさまざまな情報を知ることができます。
有名ブランドの人が今、何に興味を持っているかがわかり、
コレクションの分析などにも大いに役立つと紀本さんは言います。
その他にもコレクションの解説や、どのようにファッションの感性を磨くかなどのお話をしてくださいました。
どれもこれもファッション業界で生きていこうと考える人には役に立つ話ばかり。
紀本さん貴重なお話ありがとうございました!
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