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2011.05.24東京大阪
授業/特別講師/講演会
ファッションプロデュース学科平講師の授業に、ゲストスピーカーがいらっしゃいましたー☆
どなたがいらしてくださったかというと・・・
アバハウスインターナショナルの「DESIGNWORKS(デザインワークス)」で
ディレクターを務める川城一敏氏
DESIGNWORKSは、1995年にロンドンで立ち上げられたブランド。
今は、バイイングをはじめ、その全てを手掛けているのが、川城さんなんです!
ターゲット層がみなさんよりも上のブランドだから、あまりなじみは無いかもしれませんが
川城さんは、メンスウェアのスペシャリストなんです
今日は、そんな川城さんの現在に至るまでの経緯や今のお仕事のことなどを
インタビュー形式でお伺いしました
↑写真は、右手前が川城さん、左に写っているのが平講師です(^^)
まず、ファッションの世界に足を踏み入れたのはどんなきっかけだったか話を聞くと、
18歳のころ、大手セレクトショップのアルバイトからファッションの道へ入っていったという川城さん。
「服が好き」というよりは、ものすごく「赤」が好きで赤い洋服ばかりかってたらしいですよ
アルバイト時代にやっていたことで徹底していたことは「掃除」と「商品整理」
これからインターンで、アパレルの販売を経験する学生たちも
増えてくると思うのですが、そこで大切なことは何かを伺ってみると
「いかにキレイに、スタンディング(立ったまま)で服をたためるか」
なんだそう!!
サイズもいろいろあるから、それを自分の感覚で全てキレイにたためるかどうかは
お店の商品を知っていく上でもとても大切なお仕事
さらに、川城さんが販売をやっていた頃の商品は、天然素材のものばかりだから
たたまれたままで空気に触れさせないと素材が死んでしまうんだって。
だから、お店にある1000~1500点もある服を、毎日全てたたみ直して
「たたみ直すこと」でお店自体の空気も入れかえていたってことなんですね
また、接客の時は、「自分で考える」ことを率先してやっていたとのこと☆
「セレクトショップで輸入モノの商品が多かったから、新しく入ってきた商品に関しては、
全て試着して着心地を確かめてから店頭に立っていました。
同じMサイズでもサイズ感が一品ずつ違うんですよ。だから、着てみないとわからない。
試着した時の感覚をお客さまにお伝えしていました。」
と、川城さん。
お店での商品整理や試着については、今でも店頭スタッフにいつも伝えていることなんだそうです
みんな、話を聞きながら気になったところは必死にノートを取っていました!
その後は、社員になったあとのお話やバイヤー業務をはじめ、
各セクションの責任者として活躍していた時のお話などをしてくださいました☆
そして、ステップアップのために、このセレクトショップから海外ブランドのディレクターを経て
DESIGAWORKSのディレクターとして活躍されています(^^)
ここまで、いろいろなお話をうかがってきましたが、実は、学生たちにはデビュープロジェクトの一環として
「5年後のデザインワークスはどうなっている??」というテーマで今度プレゼンが行われるんです
そこで、ここからは学生たちの質問タイム
「流行は意識してバイイングするんですか??」
とか
「川城さんがカタログのモデルもしていますがその理由は??」
などなど、プレゼンを行ううえで必要そうなターゲットやブランドコンセプトのお話や
「シュミってありますか?」とか「買い付けの時に自分の好みって入るものですか?」
のような質問まで、みんな色々と質問していましたよー
最後に、川城さんから学生達みんなへメッセージ
「ファッションは、自分が楽しくなるためにやるものだと私は思います。
少なくとも自分はそうですから。なので、ぜひこれからも楽しんで勉強していってください!」
川城さん、学生たちの様々な質問に一つひとつ、丁寧に答えてくださってありがとうございました!