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2012.07.22東京大阪
授業/特別講師/講演会
今回はバイヤー&ファッションプロデュース専攻の学生たちの
テキスタイルの授業をレポート
ダメージを入れたり、ブリーチしたりして
デニムのリメイク作品を作るということで、学生たちは
みんなとっても楽しみにしていたみたい
このクラスは、ファッションビジネスを学んでいるので
テーマやコンセプトを決めて、それに沿って制作し、
次週には、仕上げた作品のプレゼンテーションを行います
指導してくださるのは久保典子講師です。
まずは久保講師のところに集まって、
ブリーチとダメージのやり方を見ることに
ブリーチは、とてもシンプル。
塩素系漂白剤を、筆や歯ブラシでつけるとその部分の色が落ちて
いくのですが、それぞれの染料によって、
途中、赤やオレンジになったり、ブラックデニムだと黄色くなったり。
ですが、最終的にはどれも白くなります
ダメージは、カッターを使って布地を横方向に
何度も削っていき、縦の糸を除いていくと
いい感じで横糸が現れてきます
また荒めの紙ヤスリを使って、思いっきりこすってみると
いい感じの破れ加減になるんです♪
「間に新聞紙を入れて作業してね。それじゃ、はじめてー!」
久保講師の言葉とともに、みんな黙々と作業を開始。
それぞれが持ってきたジーンズやショートパンツ、
スカート、シャツなどをカリカリとカッターで削りはじめました!
「壊すって楽しいなあ」とつぶやく学生もいて、
確かにみんなとても楽しそう
でも没頭しすぎて、ちょっと壊しすぎちゃったりする人も……。
「削った縦糸を取り除いて、
ダメージの入り具合を確認しながら、
作業していってね」
と講師からアドバイスがありました
ダメージ加工はそこそこに、ブリーチの作業に入る学生も。
塩素系漂白剤をつけて、大胆に歯ブラシでこすっていく学生もいれば
筆でていねいにマークを描いていく学生もいます
「毎年、やっている授業ですが、年々、デニムのリメイクが
学生にとって身近なものになっていることを感じます」と久保講師。
「このあと、ブリーチした部分にボタンをつけたりしようかと」
「胸のあたりに、刺しゅうを入れたいですね」
と、学生たちもそれぞれの作りたいものを
ハッキリとイメージできているみたいです★
休み時間も返上で約2時間、みんな作業を続け、
それぞれ味のあるデニムを作り上げていました
次週のプレゼンテーションが、とても楽しみですね!