フォト、スタイリスト、ヘアメイクによるコラボレーションプロジェクト「セッションワーク」始動。フォトグラファーHiro Kimura氏による基調講演をBE AT STUDIO HRAJUKUにて開催!【バンタンデザイン研究所】

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2021.06.16東京

授業/特別講師/講演会イベント卒業生

学生たちが集まったのは、ラフォーレ原宿6Fにあるコミュニティスペース「BE AT STUDIO HARAJUKU」。

スペースには、配信ブース、シェルフ型ギャラリーなどが備えられています。

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BE AT STUDIO HARAJUKU・コミュニティディレクター藤岡さんは

「オンライン、オフラインで人の流れをデザインしています。かつてクリエイターのメッカだった『原宿セントラルアパート』のような、

文化の集合体を作りたいと思っています。展示されているキューブには、さまざまな作品を展示しています。

ひとつの部屋に見立てていて、ジャンルの違うクリエイターが入居しているイメージです」と解説。

 

 

これから始まるのは、プロの現場と同様にチームで作品を制作する「セッションワーク」というプログラム。WSフォトグラフィー本科、

スタイリスト本科、ヘアメイク本科が、計15チームに分かれ、テーマに基づいて作品を作ります。

セッションワークをスタートするのに最適なスペース!

グループ発表の前に、スペシャルゲストをお招きしました。その人が会場に入った瞬間、静かな緊張感が走ります

 

<Hiro Kimura氏基調講演>

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「この素晴らしいプロジェクトに携わらせていただくこと、大変光栄に思います。素晴らしい成果を生めるように。

アジアを見渡して、いちばんいいものを生み出してほしいと思います」と挨拶するフォトグラファー/ムービーディレクターHiro Kimura氏。

「25年前、僕はそちら側に座っていました。何も分からない学生でした。

これまでに何をしてきたか、ユニクロ、THREEの広告を撮影しています。月刊EXILEなど雑誌の表紙もあります」

モニターには、イチロー、菅田将暉さんなどを撮影したWORKSが映し出されます。

 

「21歳から30歳まで、スタイリストとして10年間活動していました。

バンタンデザイン研究所入学時は野球少年で、ファッションにはまったく触れていません。やる気ひとつだけでした。

周りが茨城の工場に就職していく中で、僕は皆さんと同じように学んでいました。在学中、アシスタントを始めて1年が経ち、

物足りないと思いN.Yへ渡りました。2年半N.Yで過ごしましたが、『ルーツがないと勝負できない』とショックを受けました」

 

 

<ルーツは?自分は何者で、何を武器に表現していくのか?>

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「モノをつくる仕事はどういうことなのか。ただ、情報を右から左へ流すだけでなくカルチャーを知っていないといけない。

N.Yにいたとき、僕はドレッドヘアにしていました。ハーレムのジムに行き、隣のアフリカンアメリカンの人を見てドレッドを辞めました。

彼らは生まれつきウェーブヘアで、それがねじれてドレッドになっていた。

自分のルーツを受け入れて、それがスタイルになっていることに気付いたんです。N.Yで、真似ごとで勝負するのは僕の中で許せなかった。

そこで考えました。ルーツって何?自分は何者なのか?そこが分かっていないといけない。特徴がなければ仕事になりません」

日本を代表するデザイナー川久保玲氏、山本耀司氏らに言及し

「彼らがどうやって勝っていったのか。それは、白、黒、朱色、日本ならではの色合いをカラーパレットとして活かしたからだと思います。

デザイナーは、日本人の“強制されていない体”と、欧米人の“コルセットなどで強制され培われてきた体”の違いをよく理解していた

。ファッション、カルチャー、ビューティ、どの分野で、世界でどう勝負するのか?何を持って表現していくのが非常に重要です」と力を込めます。

 

 

<自分にしかできないことを大事にしてほしい>

「4Gから5Gで通信速度は100倍になります。AIの時代になると、簡単な作業の仕事は淘汰されていきます。

BTSとサザンオールスターズを足して2で割ったアーティストがAIで作れる時代です。

でも、皆さんはものづくりをしようとバンタンデザイン研究所にきました。ココでスイッチを入れてほしい

。自分にしかできないことを大事にしてほしい。僕自身も写真展『HERO1』を6月8日から代官山ヒルサイドフォーラムで開催します。

日本人の男性に憧れと敬意を持っていて176名を撮影しています」

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<意味、意義を持たせてほしい>

デモリールを披露し「なぜ、ムービーを?と思う人もいるかもしれません。

自分の能力から派生してできるものはどんどんやっていいと思っています。ジャンルを超えて、心に響くものを作っていく。

今回のプロジェクトの話をしましょう。怖いものは何もありません。モチベーションを持って具現化していって。

来年、再来年からプロとして食っていく皆さん、ぜひ暴れてほしいです。ひとつだけ言えることは、意味、意義を持たせてほしい。

エッジが効いていても、バランスが取れてくると思います」と締めくくりました。

講演会後、学生からの質問にも答えてくださいました。

 

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――――― 失礼を承知で申し上げると、AIがクリエイティブを担う時代がくるのではないでしょうか?

「勇気のある質問をありがとう。同感です。では、何も考えずじっとしているかというと、そうではありません。

動くしかないし、追い求め続けるしかない。上から指示されたことを単にやる仕事より、

クリエイターの命は長いのではないかと思います。複雑な精神性を自分に取り入れるべきだと思います」

 

 

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――――― スタイリストを辞めるとき、迷いはありませんでしたか。

「30歳のとき、繰上和美さんにアシスタントで就きました。暗室から始めて4年半過ごしました。非常にキツかったけれど、

心の勉強ができた。僕の全てです。いいことはそんなに深いものじゃありません。どうしようもない気持ち、

いたたまれない気持ちこそが原動力です。中2のとき、僕は陰湿なイジメに合っています。そのときに思いました。

『結果を作ればいい』と。この気持ちが今でも背中を押しています」と、語りました。

 

 

講演会後、監修する講師たちもご挨拶。冨沢ノボル講師によるビデオレター、スタイリスト・伊達めぐみ講師、

ヘアメイク・仲子遼太郎講師が学生たちにエールを送りました。

セッションワークのテーマは「Tokyo Culture」であることも発表されました。チーム分けもされ、「セッションワーク」が本格的に動き始めます。

バンタンデザイン研究所を象徴するプログラムがどのように進んでいくのか、その過程にも注目です。

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