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株式会社Virtusize様 森永様、ワークスタディ(長期有償フルタイムインターン)中 グラフィックデザイン学科 在校生馬場さんにインタビュー!

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2020.10.14東京

授業/特別講師/講演会

バンタンデザイン研究所にて「有償インターンシップ」プログラムがスタートしました。

在学中から、提携企業様の職場に身を置き、プロとして通用するスキルを養うプロジェクト。

一定の報酬をいただきながら、キャリア形成の礎を築くことができます。

 

今回は、株式会社Virtusize(バーチャサイズ)様のオフィスにお邪魔させていただきました。

株式会社Virtusize COO 森永マーク様と、有償インターンシップに参加している、グラフィックデザイン学科2年、馬場 絵梨さんのお二人にお話を伺います。

 

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本日はよろしくお願いします。まずは、御社の事業内容について教えていただけますでしょうか。

 

森永様 「ファッションECサイト向けに、服のアイテム同士をイラストと重ね合わせてサイズ比較ができる『オンライン試着ツール』を提供しています。

ユーザーは、過去に購入した商品と、これから購入を検討している商品のシルエットを比較することができます。国内では100社以上、

グローバルでは約50社のファッションECサイトにソリューションを提供しています。

バーチャサイズはもともとスウェーデンの企業でした。2年前に日本でのビジネスが成功していたので、日本のカントリーマネージャーが

リバース・バイアウトし、本社を東京に移転しました。

そのタイミングで資金調達を行い、東京からグローバルなスタートアップを作りたいと考え、今に至ります。」

 

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では、社員の方々のバックグラウンドも様々ですか?

 

森永様 「そうですね。社員は35名ほどで、出身地も16か国ほどになります。社内のコミュニケーションは基本、英語です。

日本語ができないメンバーも多いですね。ですが、馬場さんが所属するデザインチームのメンバーには日本語ができる者が3名おります。

馬場さんは、主にその3名と連絡を取りながら仕事をしています。

毎週木曜日には、全メンバーのミーティングがあるのですが、すべて英語なので、馬場さんには頑張って聞いてもらっています。」

 

馬場さん 「かなりスピーディですが、一生懸命聞いています!」

 

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インターン生の採用には、語学力というよりも別の能力を重視されているのでしょうか?

 

森永様 「そうですね。最終的には企業カルチャーに合うかどうかが重要だと考えています。

大切にしているのは主にふたつです。

まずは、グローバルであること。色々なバックグラウンドを持つ方と一緒に仕事をしています。

ファッションには様々なスタイルがあるので、同じ考え方の人だけを集めてしまうと偏ってしまい、解決したい問題も限定的になってしまいます。

二つめは、女性視点。

ファッションの企業なので、女性の視点はとても大事です。女性向けファッションのほうが市場も大きく、サイズを気にしているユーザーも多いです。

スウェーデンの時は男性メンバーが多かったのですが、日本に来てからは社員の女性比率を増やしています。」

 

バンタンデザイン研究所から長期インターンを受け入れた経緯を教えて下さい。

 

森永様 「恵比寿校舎の看板を見て、もともとバンタンデザイン研究所を知っていたということもあります。

知人から連絡があり、今回の有償インターンシップのお取組みについて、話を伺う機会がありました。

その時は、IT・プログラミングスクール(※系列校 バンタンテックフォードアカデミー)について説明頂きましたが、

『ファッション・デザインに特化した専門校がある』と聞き、エンジニアのチームよりもデザインチームの方で採用を進めたかったこともあり、

候補者の方々の履歴書をいただいて、馬場さんを採用させて頂きました。」

 

|候補者が何名かいたかと思いますが、馬場さんを採用された理由はありますか?

 

森永様 「馬場さんの場合、何が良かったかというと、過去にファッションブランドでの販売職経験があったこと。

実店舗での販売経験があるということは、お客さまが実際に買い物をしている姿を間近で見ているということです。

サイズ選びなど、お客さまがどういったポイントで『買わないか』を間近で見ていたのも良かった。

我々の仕事は、基本ネット上で行います。もちろん、ユーザーにヒアリングはできますが、『実店舗での経験がある』というのはとても魅力的でした。」

 

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英語能力や、過去にデザイン経験がないことは問題ではない。明るくてコミュニケーション能力が高ければ大丈夫。

 

馬場さんのポートフォリオは、いかがでしたか?

 

森永様 「デザインチームが、馬場さんのポートフォリオを見て『才能がある』と評価していました。

才能があることは明確でしたが、弊社はプロダクトデザインをしているので、彼女の持っている才能とどこまで繋がるかという不安はありました。

ですが、面接をしてみて『なんとかなるだろう』と手応えを感じました。

英語の問題や、過去のデザイン経験がなくても、明るくてコミュニケーション能力が高いので大丈夫だと判断しました。」

 

具体的な仕事内容を教えていただけますか。

 

馬場さん 「大きく分けて二つの業務に携わっています。

バーチャサイズのSNSのデザインシステムが決まっていなかったので、バーチャサイズが発信している媒体をリサーチして

それに合ったイメージのルール決めから行いました。今はWEBサイトに使うサムネイルの作成を行っています。」

「もう一つは、バーチャサイズが提供しているサービス上のイラストです。

バッグだったり、Tシャツだったり、お客さまが購入を検討されているもののイラストを作成しています。」

 

森永様 「社内では『シルエット』と呼んでいます。アイテムを比較する時に、寸法の差をユーザーに共有しています。かなり細かなデザインです。」

 

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馬場さん 「例えば、バッグの中のラウンドバッグも、極力シンプルに描きます。Illustratorのペンツールを使って『ベースのアセット』を作ります。

検討している商品が、基準のシルエットよりも大きければその分だけ広がるような仕組みになっています。」

 

森永様 「バッグひとつのカテゴリーでも、スーツケース、ハンドバッグ、ラウンドバック、リュックなどデザインは無数にありますよね。

それらの基準になる、最初のシルエットを馬場さんに描いてもらっています。」

 

|1日に、そのくらいの時間イラスト制作に費やしていますか?

 

馬場さん 「2~3時間はかかります。デザインチームの直属の上司に、フィードバックしてもらっています。」

 

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森永様に伺います。馬場さんの働きぶりはいかがでしょうか?

 

森永様 「すごく才能があると思います。出してくれるデザインも、お客さまにも出せるレベル。

いろいろなタスクを完了しているので、そこは非常に評価しています。

馬場さんの直接のマネージャーは別の者ですが、彼いわく『理解していない時は、先に調べてから聞くというのが重要なポイント』と話していました。

社内にも色々なドキュメントがあるので、探せば自分の疑問を解決することができるかもしれません。

まずは、自分自身で探して問題を解決する、というモチベーションがあるとなお良いと思います。」

 

自分で調べてから、それでも分からない時に上司に質問することが望ましいということですね?

 

森永様 「そうですね。調べても答えが出ない時に、上司や同僚に聞いてみるといいと思います。

IT企業では、インターンでもそうした姿勢が求められます。」

 

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学生インターンも、3ヶ月あれば正社員と同じクオリティを出せる

 

長期インターンのお取組みをされた感想は?

 

森永様 「3ヶ月あれば、正社員と同じクオリティのデザインを出せると感じます。

学生インターンは、とても力になります。現に馬場さんも、プロダクトデザインにも携わり、エンドユーザーが見る部分まで仕事をしています。」

 

――― 長期インターンシップを受け入れて良い点をお聞かせ下さい。

 

森永様 「弊社の場合、最終的に採用できるかどうかを判断したいと思っています。これまでに6~7名を採用してきました。

6ヵ月、1年と働いて正社員で採用した例もあります。なので、最終的なモチベーションは、短期間で即戦力として育ってくれることですね。」

 

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馬場さんに伺います。なぜ有償インターンシップに参加したのでしょうか?

 

馬場さん 「授業では色々なプログラムに参加しました。

デザインについて、頭では理解していたつもりですが、学生として向き合う課題には責任がないというか……

完全に自分の自由にできる点が嬉しくもあり、気にもなっていました。

このまま社会に出るのは怖いなという気持ちもあったので、現場はどんな感じなのか知りたいと思っていました。

『いい企業があれば働きたい』と考えていた矢先に、今回のお話をいただきました。

販売経験もあったので、グラフィックのお仕事もファッション方向で探していました。

バーチャサイズはファッション分野の企業ですし、有償というのも魅力的でした。そこでチャレンジしてみようと思って、履歴書を送らせていただいたのがキッカケです。

ただ、私は紙のデザインを学んできたのでIT企業で働くのはハードルが高いのではないか?という気持ちも正直ありました。」

 

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森永様は「作品集が魅力的だった」とおっしゃっていましたが、提出したポートフォリオのセレクトにおいてこだわったことは?

 

馬場さん 「できることなら再度提出したいです……(笑)。1年生の時にで学んだことの集大成をぶつけようと思いました。

自分が気に入った作品を入れて、友人にも見てもらってフィードバックをもらいました。」

 

森永様 「デザインチームが、馬場さんのポートフォリオを見て『彼女はデザインのセンスがある』と言っていました。

好意的な意見が多かったので、面接に繋がりました。」

 

授業中に制作した作品も入れましたか?

 

馬場さん 「はい。私はバイトと授業を両立していたので、他の学生に比べると自主制作作品は少なかったと思います。

その分、学校の課題には力を入れていました。なので、頑張った課題と、プロの講師に評価してもらえた作品、感触が良かったものは入れるようにしました。」

 

有償インターンに参加した理由は、紙媒体以外でのスキルを身に付けたかったから

 

有償インターンに参加することで、どのようなスキルを身につけたいと考えていましたか?

 

馬場さん 「他の人と自分を差別化するためにも、紙媒体以外の分野でスキルを身につけたいと思っていました。

以前から、ファッション系のお仕事で自分のスキルが活かせる仕事はどんなものだろう?と調べていたりしました。

ウェブデザイナーの求人は多いですがが、グラフィックデザイナーの求人は少ないのが現状です。

進路のひとつの軸として、紙だけではなく他の分野も視野に入れることが大事だと感じていました。

とはいえ、実際の業務内容など未知数だったので、まずは飛び込んでみようと思いました。」

 

バーチャサイズ様の印象はいかがですか?

 

馬場さん 「会社の在り方がすごく新しく、最前線をいっているなと感じます。

正直、インターン先はデザイン事務所を想像していたので、外国の方がたくさん働いているIT企業は想像していませんでした(笑)。

でも、視野はすごく広がりました!自分がとても狭い世界で生きていたんだなと感じます。」

 

実際に、どのようなスキルが身に付いたと感じますか?

 

馬場さん 「デザインは、紙もウェブも大事なポイントは似ていると感じます。

理屈や考え方が一緒だったなという気付きを得られたことが、私の中ではすごく大きいです。

分野が違うので、感覚的にはちょっと違う部分はありますが、やはりいちばん大切なのは『ユーザーがどう見るか』ということ。

講師にもらったフィードバックと直属の上司からもらったフィードバックが一緒だったことも印象的です。

今まで、ウェブと紙を分けて考えていましたが、二つの壁が薄まったように感じる3ヶ月でした。」

 

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インターンシップに参加するときは「目的意識と高いモチベーション」を持つことが大事

 

仕事で喜びを感じるのはどんな時ですか?

 

「自分が作ったサムネイルが採用された時。インターンなのに、ここまで採用してもらえるとは思っていませんでした。」

 

学校の課題と、企業との仕事では責任感も違いますか?

 

「かなり違うと思います。ブランドイメージを維持しながらベストなアウトプットを考えています。

デザイン工程も違うので最初は慣れなかったですが、インターンシップならではの醍醐味だと思います。」

 

今は、リモートワークですか?

 

森永様 「はい。完全リモートです。毎日1~2名の社員は出社しています。

オフィスに来たい人は来て仕事ができるような仕組みになっています」

 

馬場さん 「Slack(メッセージプラットフォーム)を導入しているので、上司といつでも連絡を取ることができます。

分からないところを聞いたり、タスクを整理したり。すごく助けていただいています。」

 

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インターンのスケジュールはどのようになっていますか?

 

馬場さん 「週5のフルタイムです。授業の欠席は公欠扱いになります。

毎日、昼前にタスクチェックをしていただくのですが、余裕を持って進めるようにしています。」

 

森永様 「弊社のスタンスは何時から何時まで働く、というものではなくアウトプットベース。仕事ができるならいつ仕事をしてもいいと思います。

また、朝には定例の『スタンドアップミーティング』というものがあるのですが、馬場さんも2~3回は全社員の前でプレゼンしていますよ!」

 

馬場さん 「慣れないことで、かなり緊張しました(汗)私が喋るのは日本語ですが、そういう場を設けてくださいました。」

 

森永様 「できることはなんでも任せたいと思っています。現在、各部署にインターン生がいます。

馬場さんの所属するデザインチームには2名、ビジネスチームに2名、データサイエンスチームにもインターン生がいて、

皆さん正社員と変わらないモチベーションで動いてくれています。」

 

有償インターンシップに参加したい後輩にアドバイスがありましたらお願いします。

 

馬場さん 「今、とてもいい会社で楽しく働かせていただいています。

でも、大きな時間を割くのも事実なので、覚悟を決めて『ちゃんとやるぞ!』という強い気持ちで臨むといいと思います。

目的を持って参加したほうが、得られるものが大きいです。

そこが、いちばん伝えたいことですね。

先方にも失礼になると思うので『適当にやる』というのは間違っていると思いますし、きっと後悔すると思います。

何においてもそうですが、モチベーションを高く持つことはすごく大事。私の場合は、もっと英語を頑張らなきゃいけないなと思っています!」

 

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有償インターンシップの経験を通して、短期間で着実に成長を遂げられたことが感じられたようです。

 

森永様、馬場さん、ありがとうございました!

 

株式会社バーチャサイズ

https://www.virtusize.jp/

 

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