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Asia Fashion Collection 7th プレゼンテーション審査レポート!New York Fashion Week でデビューするデザイナーは?【バンタンデザイン研究所】

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2019.11.07東京

イベント

バンタンとパルコが毎年開催している、アジアの若手デザイナーを発掘・インキュベートするプロジェクト、「Asia Fashion Collection」。今年で7回目となる「Asia Fashion Collection 7th」が開催されました。

しかし、今年度は台風19号の影響を受けてランウェイ審査が中止。プレゼンテーション審査のみでNew York Fashion Weekへ参加する日本デザイナー3組を決定します。

 

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実行委員会を代表して、株式会社パルコ 執行役 溝口 岳様より、

「デザイナーの皆さん、お集まりの皆さん、台風の影響があったかと思いますがご無事であられたことを祈願しております。地球温暖化の件でも、若者から声があがり、世界を動かし始めています。ファッションにも同じ力があると信じています。言葉を超え、世界に通用していくだろうと期待しています。そしてその期待に応えてくれる方々を選抜して参ります。」

 

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審査員には、WWD JAPAN.com編集長 村上 要様、株式会社三越伊勢丹 伊勢丹新宿店 MD統括部 クロスMD営業部(プロジェクト)マーチャンダイザー 関根 千紘様、株式会社ビームス 1事業本部 BEAMS1 ウィメンズ課 統括ディレクター 久保田 雅也様、FASHION SNAP.COM 編集委員/ディレクター 芳之内 史也様、株式会社TOKYO BASE STUDIOUS BRAND DIRECTOR/BUYER 中根 大樹様をお迎えしました。プレゼンテーションをダイジェストでレポート!

 

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1.SHUNYA KAWAUCHI

SHUNYA KAWAUCHIという名前でブランドをしています、河内春弥です。ブランドは最初から完成型をイメージするのではなく、実験的に創作し、ものづくりの過程を大切にしています。今シーズンのコンセプトは『人は不完全である』。不完全を埋めるために他者と関わっていると思っています。」

 

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「未完成芸術」を参考に、肩線を縫い合わせないジャケットや、パターン紙の縫製を指示する線を縫製で表現したジャケットを提案。「ターゲットは?」「値段はいくら位のイメージ?」と審査員からも質問が。

 

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2.SEANNUNG(台湾代表)

台湾からのデザイナー、ショーンノンは2018年にスタートしたブランド。

「コンセプトは『ロジックとエレガンス』。ロジックはカッティングで、エレガンスはフィッティングで表現しています。今回持ってきているのはメンズですがウィメンズも作っています。」

 

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「今季のテーマは『サイクル』。人もモノもサイクルしていて、どのような状態でも存在し続けることを意味しています。今後日本でも展開していきたいと思っています。」

 

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異なる材質のシルクを重ね縫いすることで、独特の光沢を表現。

 

3.ito

itoは、竹中さんと伊藤さんによるブランド。

竹中さん「2020春夏は『完全なる不完全』にフォーカスしています。ミロのヴイーナスのように、腕のパーツがないことで逆にその造形に惹き付けられるのではないかと考えました。」

 

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伊藤さん「『スプレッツァトゥーラ』は、技巧を隠して自分がしていることをあたかも労せずに無意識にできたかのように見せる無造作さ、という意味があります。

ここからヒントを得て『計算づくの無造作、完全なる不完全』と定義しました。

今、トレンドは個々の小さな流行から広がっていると思います。これらの服に求められる要素を、ミニマルなものを好む現代人に向けて届けていきたいです。」と力を込めます。

 

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4.VEGAN TIGER(韓国代表)

VEGAN TIGERは、羊毛、シルク、鴨毛といった、生命から搾取した素材を一切使用しない、韓国初のヴィーガンファッションブランド。

今回の審査に出すのは、一匹の幽霊をメインにしたコレクション。

 

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「日本ではナチュラルな提案をするブランドが多いけれど、なぜ?」という問いに対しては、

「ビーガンタイガー(菜食主義のトラ)というブランド名にもあるように、意外性を重視しました。

派手にカラフルなデザインを手がけています。」と、デザイナーYANG YOONA

 

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5.KIICHI

「はじめまして。KIICHIデザイナー高梨貴一です。コンセプトは『私たちが着たい服を着たいように』。私たち、とした理由は、家族、恋人、友人などさまざまな人と共有し楽しむことを重要視しているからです。

シーズンテーマは『ホワイトスペース、空白』。さまざまな空間をさまざまな角度から切り取り表現しています」

 

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囚人服、作品にも空白が多いエゴンシーレの絵画をイメージソースとしてデザインを展開。

 

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6challis(タイ代表)

デザイナー・チャリサさん「タイ・バンコクのファッション大学を卒業するときの卒業制作で作ったものです。

ブランドアイデンティティは、ナチュラル、ミニマル、ソフィスティケイテッド(知的)。

ミニマルなタイシルクの織物テクニックで表現しています。ターゲットは、20代から35歳の都会の女性。美的でアートに関心のある方です。

2020年春夏のテーマは『バタフライ』タイシルクを現代的にアレンジしています。」

 

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タイの村を訪れ、糸から手がけたこだわりの生地。参加デザイナーからも、「スゴい」と感嘆がもれます。

 

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審査員からは「どういった加工でシルクに光沢を?」

チャリサさん「メタリックなものを一緒に織り込んでいます」と解説。

 

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7. aNANA tahsiyim

宮下さん「aNANA tihsayim デザイナー 宮下 奈々です。コンセプトは『ファンタジーを軸に、感情を繊細に纏う』です。

曖昧な感情や儚い夢、背伸びした少女の独り言や妄想に、少しの毒を加えて服として表現しました。」

 

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aNANA tihsayimのキーワードは、アンニュイ、ロマンティック、空気感の漂う女性。

宮下さん「アクセサリー感覚で身につける服、どのアイテムに分類されるか分からないアイテムもあります。

作りかけのような未熟さもあります。年齢は若いですが、熱意は誰にも負けません。」

ジャケットをまとった村上さんも「18歳とは思えない」と驚きを隠せない様子。

また、モデルさんを入れたプレゼンテーションで着たときの美しさもアピール。

 

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プレゼンを終えて宮下さんは、「声が震えた。みんな普通に話していてスゴいです」と興奮さめやらない様子。

 

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8.KTOKA

片岡 シキ・カーラさん「ブランドコンセプトは『A final layer of skin』。

今シーズンのコレクションは、Uta barthという写真家に強く影響を受けています。

この写真家はサブジェクトと背景をぼかして撮影することで知られています。それをこの作品の生地の流れやディティールに落としこんでいます。」

 

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布団を彷彿とさせるアイテムは、マフラーにしたりと自由な発想で楽しめるのもユニーク。

 

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他にも、「Youth attitude をテーマに、『今を生きる』という映画とパンクカルチャーをミックスしたRYUSEI OKAMOTO」デザイナー岡本龍星さん。

 

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NEO AGENDER」をテーマに、レイブカルチャーのスタイリングやカラーリング、

ドイツ軍のミリタリーのものも組み合わせた独創的コレクションを発表したT a k a à k i 」デザイナー西村卓晃さん。

 

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以上、合計10ブランドが6体のコレクションを披露。

果たして、NYコレクションへの切符を手にするのは……

後半に続きます!

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