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2018.02.23東京
卒業生
バンタンデザイン研究所高等部、そしてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン総合学科を卒業し、
現在、株式会社ウエディングパーク(http://www.weddingpark.co.jp)のWEBデザイナーとしてご活躍される山下瞳様に
学生時代のこと、現在のお仕事のことなどをインタビューしてきました!
山下瞳
株式会社ウエディングパーク / WEBデザイナー
1986年新潟県十日町市生まれ。
学生時代グラフィックデザインを学び、WEBデザイナーへ転身。
ソーシャルゲーム/アプリ/幅広いジャンルのサイト・メディアの
デザイン・ディレクションを経験。
現在は、株式会社ウエディングパークに在籍。
仕事も遊びも子育ても!自称「欲張りなママワーカー」。
前編のインタビューはこちら
https://www.vantan.com/topics/blog/detail/3219.php
-卒業してから現在までのご職業をお教え下さい。
バンタンの学生時代に頂いたお仕事がきっかけで、一社目の会社にグラフィックデザイナーとして入社したんですが、
SNSが流行り始めて、mixiが全盛期の時で、
WEBデザインの依頼なども多くて、これからはWEBだなと肌感では思っていて。
実務レベルでWEBを学びたいと思い、WEBの制作会社に転職しました。
受託系の会社でのLP(ランディングページ)制作、自社メディア・SNSを展開する会社でソーシャルアプリのゲームの制作をしていました。
結婚して出産したこともあって、
自分の仕事をしていく上でWEBデザインという軸はぶらさずに、
その先にも共感を持てる会社に行きたいと考えていた所で、今の会社に辿り着きました。
-会社の方向性に山下さんの当時のライフスタイルや想いがリンクしていたんですね!
そうですね。今勤めているウエディングパークでは、結婚式場のクチコミサイト(https://www.weddingpark.net)を運営していて、
経営理念の『結婚を、もっと幸せにしよう。』に共感しました。
私自身も結婚してすごく幸せで、子育てをしながら結婚っていいなって思っていた時期でした。
作っている物が、人を幸せに出来るって、幸せじゃないですか?
人に素敵って思ってもらえるものを制作出来る会社って素敵だなって思って。
-結婚式って幸せで溢れていて、幸せのテッペンみたいな雰囲気ありますよね!
そうですよね。結婚式って呼ばれた方も幸せになっていくし、している方も幸せだし。幸せの象徴かなって。
―グラフィックからWEBデザイナーに転職して、仕事内容はかなり違うかなと
思いますが、仕事をしながら覚えていきましたか?
そうですね。ただ、仕事で活かしている基礎は全てバンタンで教わった事です。
例えば、デッサン・写真・平面構成・広告系の授業だったり、選択授業ではライティングだったりWEBデザインもやっていたので。
-WEBデザイナーの魅力を教えて下さい!
WEBだけではないですが、創りたいものを素敵にデザインして
クライアントに喜んでもらえることです。
WEBデザインが、グラフィックデザインと違う所は、動くデザイン・使うデザインが出来るところ。日常に溶け込むというか。
WEBデザインの中でも、見せるデザインと、使うデザイン、
新しいことにどんどんチャレンジできるというのが良いです。
だから、飽きないですね。
自分の領域をどんどん広げていこうと思えば他のクリエイティブ領域にもどんどん広げていけるのが、WEB制作のおもしろい所です。
-ウエディングパークでのWEBデザイナーの仕事の魅力やおもしろさを教えて下さい。
ディレクターと密にコミュニケーションをとりながらチームとして
クオリティの高いものを生み出し、発信していけることです。
もう一つは、見ていて楽しいと思えるものを作るので、作っていて楽しいです。
-どのようにして夢を達成されてきましたか?具体的なアクションあれば教えて下さい!
人に話すことが大事かなと思います。
先ほど、仲間と出会えて良かったと話しましたが、自分が色んな人に話したり、相談することによって自分の中のふわっとしたものが固まってきます。
そうすると自分がどんなアクションをしていくべきか自ずと明確になってきたりします。
なので、とにかく自分の想いを色んな人に話していましたね。
仕事仲間だけじゃなくて、主人とも良く話しますが、話していく中で
自分がどんな事を思っていて、何をしたいか整理できたり、気づかなかったことにも気づけたりします。
夢を叶える為に自分を良く知るということが大事かなと思います。
-一番燃えたお仕事はございますか?
クリエイティブで勝ち取った仕事があった時は、楽しかったです。
勝ち負けに燃えるんですかね(笑)。
他のデザイナー仲間とも話すのが、“コンぺで勝った時が一番嬉しいよね”って。
デザインの仕事は、正解があって無いようなものなので。
何かをやって勝った時って自信がつくし、認められた気持ちになります。
ウエディングパークでは、デザイナー全員で制作したものを見るというデザインレビューがあります。
その後にディレクターたちが確認するデザイン判定、という二段階のプロセスを踏んで
はじめて世の中にでます。
そこが全部一発で通ると、おっしゃ!ってなります(笑)。“求められている物を作れた”ってやりがい感じます。
-デザインレビュー緊張しそうですね!
そうですね。何か言われたらどうしようとか思うこともありますけど、
出し惜しみせず、恥は早めにかいておいた方が良いと思います。
私達の仕事は、自分たちが作りたいものを作るのではなくて
作って欲しいというリクエストに応える為にやっています。
だから、ちゃんと皆さんに見てもらって、「良い」と思ってやってもらわないとダメです。
「自分が良いと思うから、これが良い!」という仕事はしてはいけないと思います。
もちろん、アーティストだったらそれで良いと思いますけどね。
-大変だったお仕事などはございますか?
デザインに興味がない人、意欲がない人とする仕事は大変でした。
デザイナーは要望を引き出して形にすることも仕事だと思うので、こちらから引き出すようにしています。
意識が高いもの同志じゃないと厳しいですね。
-これからの夢や目標を教えて下さい!
制作に関わったサイトが、どのデザイナーが見ても「イケてるじゃん!」って思って
もらえるようにしたいです。
ユーザーも勿論ですけどね。
あとは、「結婚式」という人の幸せや大切な機会に触れる情報を提供しているので、自分自身も努力しながら幸せに生きていきたいなと。
-学生時代に想像していたご自身と、現在のご自身は同じでしょうか?
ちょっと違うかなと思います。
多分、わたしが学生時代になりたかったのは、巨匠的なアートディレクターで。
流行りに合わせて流動的にデザインをしていくのが今の姿です。
学生時代の頃考えていたものとは違いますけど、
今の自分は、過去の自分に見せても全然恥ずかしくないですね。
-かっこいいですね!時代に合わせて自分の道を選び、今いる場所でやりきれば、輝けるんですね!
最後にこの業界を目指す後輩達に学生中にやっておくべき事などアドバイスをお願いします!
とにかく、チャレンジしてみる、行動してみることが大事だと思います。
やってみたら意外と合う、楽しいってこと沢山あります。
頭でっかちにならずに沢山動いてみたら良いと思います。
WEBデザインの世界って発見ばかりで楽しいので、ぜひ来て頂きたいです。
-ありがとうございました!
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